鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3486回】 社員さんの人間力を育成しつづけてきた企業にはかなわない

2020年07月16日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界において、商品で差がつきにくくなっている中、

いよいよ人間力で差がつく時代となってきました。

 

もう何年も前から、全社で人間力を育成する必要がある、

ということを個人的にはクライアント様に言い続けてきました。

 

そこに愚直に取り組み続けて下さったクライアント様は、

社員さんの人間力が高まっておられ、

感性の高いお客様には他の住宅会社との差が

一瞬で分かるくらいになっています。

 

もちろん、結果も出ています。

 

そして社員さん自身が商品となる時代になった今、

社員さんの人間力が高く、

かつ社員さんが会社のことを信用している組織では、

この社員さんの魅力をいかんなく発信できる状況になっています。

 

一方、社員さんの人間力の向上に取り組んでこなかった会社、

(このことが理解できないということは、

経営者の人間力に問題があるのですが・・・)

社員さんが会社を信用していない会社だと、

会社の決定に社員さんが協力的でなくなってくるのです。

 

ですから、社員さんの魅力や良さを

発信することができなくて、

結果、お客様が来場されなくなる運命となるのです。

 

人間力とは、人としての魅力のことですが、

困っている人がいたら手を差し出すとか、

協調性が高いとか、

いろんなことに気付くとか、

相手の人に喜んでいただくような気づかいができる、

といったことが自然にできることを指します。

 

社員さんの人間力が低いと、

会社が困っているのに、社員さんが協力してくれない、

ということにつながるのです。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

社員さんの人間力向上にずっと取り組み続けてこられました。

 

会社の決定事項に社員さんが一致団結して、

即、行動できるので、

時代の変化に合わせて会社を変え続けられます。

 

会社の魅力を市場に発信するために、

社員さんは全員、協力的ですし、

来場されたお客様に満足していただくために、

全社員が一致団結して行動できる。

 

来場して、このクライアント様のスタッフさんと

接した一般のお客様は、

他の会社との対応やオーラの差に、

一瞬にして感覚的に気づかれるでしょう。

 

こんな会社に、他の住宅会社はかなわないのです。

 

人間力で決まる時代になりました。

 

良い時代です。

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