感性を磨くことは、経営者やマーケティング担当者にとって必須です。
商売における感性とは、
お客様が求めていることに気づけること。
そしてそれを自社の商品やサービス面でカタチにできることです。
この感性を磨くためにはどうすればいいのか?
基本的に重要なのは、いろんなものを興味を持って見ることですが、
ただ漠然と見ているだけでは、感性は磨かれないと思います。
同じものを見ても、いろんな点からモノを見ることができる人もいれば、
一方の方向からしか見れない人もいます。
そして見た情報を元に、いろんな仮説を立てられる人、
そこから関連していろんな発想ができる人もいます。
私が感性を磨くために個人的にやっているのは、
自分と年齢も価値観も違う方とお話をさせていただくことです。
流行しているものやお店を教えていただき、
なぜそれが人を惹きつけるのかを考える。
そのエッセンスを住宅業界に落とし込むとしたら、
どういう形があり得るのかを考える。
そしてそれを実践した時に、どれほどの効果があるのか?
予算がどれだけかかるのか?
採算ベースで合うのか?
住宅業界以外だと、どんな業界にマッチするのか?
などなど、妄想しまくり、それを家内や自分の子ども、
更には親しくさせていただいているクライアント様の社長に相談したりと、
アウトプットして、いろんな方の意見をお聞きしたりします。
これが正解なのかは分かりませんが、
住宅業界の枠の中でしか
物事を考えられないようになってはいけないと、
いろんな業種を研究したり、
お客様の立場で利用させてもらったりして、
お客様が求めていること、価値を感じることは何なのかを
いろんな角度から考えるようにしています。
そういうことをやっていても、
自分の考え方、感じ方が固まっていないかどうか、
常に不安ですし、そうならないようにしています。
住宅業界のメインターゲットは20代30代の子育て家族ですから、
そのご主人、奥様の価値観を理解できるよう、
自分が歳を重ねていくことに抗って
感性を磨き続けたいと思います。