たろの日記ページ,gooブログ版

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アスベスト,負の遺産

2005-07-04 07:24:48 | 時事
アスベストを吸い癌になり問題になっている話。どうもこの話わかりにくい…。ちゃんとニュースを見てないし,新聞記事もきちんと追ってないので,ちょっと時間があったときにでも追ってみようとは思いますが…。
そもそもアスベストに発癌性があるという話と,なので建物への使用は禁止され,撤去された…と言う話は20年以上前にわたしは聞いてます。その後もアスベストが生産されていたって話は勉強不足のため良く知りませんが,そういうことなんですよね?。建築材料ではなく他の用途であれば,OKということでつくっていたということなんでしょうか?。
わたしの疑問は,アスベストが危険というのは「社会の常識」になっていると思っていたのですが,今回あたかも新たな話の様に紹介されている。まぁ20年前に話題になったときに聞いた人は忘れてるでしょうから,それはまぁそれでいいんですが,TVで解説してる人もあまりそういう指摘はありません。危険だけど必要だから生産するのであれば,管理をきちんとすべきで,近所に漏れてしまうというのはやっぱり生産者側の手落ちでしょう。「因果性は不明だが見舞金を払う」なんていうのは,口から出任せで,わかってやったからこそあっさり払ったのではないでしょうか?…。でもだとすると200万は安すぎると思うけど。
TVでアスベストの例として小学校の理科実験の網とかを見せるのは,ちょっと…。あれってまだ使ってるんですか?。使ってるとしたら,ああいう使い方は問題ないから使ってるわけで,すぐ悪者のつるし上げのようにああいうのを見せるのはどうかと思います。私が知る限りは建築の解体時に問題になっていたので,実験道具として使うような状況は問題なかったのかもしれません。その辺の知見が変わったのであれば,それはそういう風に説明して欲しいです。
さて,これも含めてですが,最近鉛の水道管がまだ結構使われていて問題になってるとか,旧日本軍のつくった劇薬がきちんと処理されてなくて,問題になっている…とか,過去の後始末がうまくできてなくて問題になっていることが多い様に思います。
本当にそうなのかは知りませんが,「将来解決されてるだろう」って乗りで作ったんじゃないか?…というようなものが結構あるような気がします。人工衛星とかちゃんと回収するときのことまで考えて打ち上げたのか?…と思ったりしますし…。そういうだましだましやってきてるものが,そろそろ一斉にでてきてる時代なのかも知れません。半世紀ほど前は「科学は永遠に発展する」という思想でしたから…。
負の遺産…っていうと日本の国債もそうですけど:-p。

ちょっと調べていろいろアサハカなことを書いてしまったので,自己フォロー。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20050629/20050629a4910.html?C=S
被害のあった工場で石綿が作られていたのは95年まで…ということで,10年前までとのことです。んー,アスベストが危険と言われたのはそれより更に10年以上前だとは思うけど…。しかしだとしてどうして今急に問題になったんだろう?…というのはちょっと疑問。

コメント (2)
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