たろの日記ページ,gooブログ版

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官→民

2005-07-07 08:20:30 | 時事
昨夜の「その時歴史が…」は日本のプロ野球誕生の話。早い話が巨人軍はアメリカに対抗するために作った最初の商業野球チーム。つまり日本の優秀な選手を集めた日本代表チームとも言えます。その後の細かい話はありませんでしたが,それがそのまま読売に行ったのであれば,一種の官→民の払い下げ(or民営化?)だなぁ…という印象も…。ナベツネへの皮肉かと思いきや郵政民営化への皮肉か?…。なかなか深いな…。NHK大阪…。
…というわけで,その時歴史が…はそうだとしても(いやそうじゃないとおもうけど^^;),その前に郵政民営化法案が僅差で衆院を通過した話もNHKでやってました。もうなんというか政局という感じで,イマイチ…。つまり国民置いてきぼり。
まぁまじめに調べないというか考えなかったわたしも悪いんですが,ものが大きすぎてどの部分がどういう風になるかわからないっていう問題なんですよね。なので政治家は特定郵便局の話に絞って議論してましたが,どうもそういうことなのか?…って気がしないでもありません。
まぁ公社が民間企業になって(本当に民間企業なんだろうか?。特殊法人じゃないの?),納税義務が生じる…っていうのは,国家的には歓迎…なんでしょうけど,郵政ではいままでそういう計算はしてなかったわけで,しばらく大混乱だろうなぁ…とちょっと同情。税務って結構たいへんですからね。あと貯金が銀行と同列になることは,まぁこれはあまり反対がないんですよね。まぁ反対しにくい雰囲気(特殊法人への投資の話とか)なのでそうなんでしょうけど…。これもどうなるんだろう?という気がします。
ちょっとこの辺の話は置いておいて,郵便事業と窓口業務に関するあたりが議論になってるわけですが,ちょっと電電公社→NTT→NTT分割…,の流れを思い返して,郵便の話を想像します。
NTTの場合はJRや今回の郵政法案の様に民営化と分割を同時にやってません。当時持ち株制度が無かったというのもありますが,その代わり民営化の際にサービスの解放をやって,つまりNTT以外も同様の事業を出来るようにしました。なので民営化と同時にすさまじい値下げ競争が起きた訳です。当時の状況が,その後のIT革命につながったこと考えると,当時の選択はあながち間違ってなかったと,わたしは思いますが,それと比べると郵便の場合はちょっと様子が違います。まずサービス解放ですが,ヤマトやいろいろ言ってますが,とりあえず一部の郵便事業はすでに解放されてます。そこで価格競争はすでにすんでいるので民営化で価格が下がるのは考えにくいし,すでに日本の郵便は諸外国に比べても決して高くはないはず…。あと通信で革命が起きたようなことが郵便でおきるとは考えにくいです。
ただし…通信の場合,インフラをほぼ独占してるNTTの回線設備をその他の通信業者が接続料を払うことで使用できるという仕組みがあって,同様のことが郵政ではやらないのか?…という疑問があります。郵便事業への参入が自社のインフラ整備という高い壁があるとしたら,その辺を請け負うことで,壁は下がるような気がします。もっともこれは郵政にとってあまりうま味がない話ですが…。この辺の話が入ってるのか入ってないのか良くわかってないので,想像ですが…,でもこういう話がないと,実際一般の利用者にはあまり関係が無いのではないでしょうか?。
まぁ「郵便局のコンビニ化」ってことが一つ…そのことだと思いますが…。まぁでも窓口のコンビニ化は利用者に便利になるという話もありますが,一方でそれをやらないとそれこそ小さい郵便局はつぶれちゃうのでは?…って気もます。
…つーわけで,どうもわけわからず,政局の盛り上がりに比べて一般利用者にはイマイチ何がどう変わるのか…,そしてそれがどう我々の生活を変えるのか良くわからないのですが,まぁそれでも当事者は大変なんだよなぁ…,良くなるにしても悪くなるにしても…。それだけは同情差し上げます。まぁでもこれまでのママじゃいけない何かがあったんでしょう…。とばっちりを喰った人も多いかとは思いますが…。
コメント
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