たろの日記ページ,gooブログ版

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整備と安全性

2005-07-15 08:58:33 | 時事
ディスカバリー打ち上げ延期とのこと。センサが一つ誤動作…ということで…。
スペースシャトルに限らず日本の人工衛星も含めて,宇宙船の発射には直前に機械トラブルで延期…っていう話を良く聞きます。センサの故障が直前にわかる…というのは直前に壊れたのか…直前に発見されたのかはわかりませんが,思ったのは良くわかったなぁ…というのと,その一つの故障が大事故に繋がるのだなぁ…ということ。とってもデリケートであることがわかりますし,そんなガラス細工の様にデリケートなもので大丈夫か?…という気もします。まぁ打ち上げる前の事なので実際は宇宙で多少のトラブルがあっても無事帰ってこれるような作りにはなってるのだとは思いますけど…。
ただ宇宙船はこれだけデリケートだとすると定期運行の宇宙船なんていうのはまだまだなんだなぁ…とも思います。
一方で個人的にはちょっと「宇宙開発はもう止めたら?」という思いが無いこともありません。というかスペースシャトルですら,本体よりも大きい燃料タンクを積んでるわけで,それだけのエネルギーがないと大気圏を離脱できないってことなんですよね?…。
話がそれました。宇宙開発の是非のことじゃなくて書きたいのは安全確認の話。
こんなデリケートな宇宙船ですが,一方飛行機のように毎日定期的に飛んでいる乗り物もあるわけです。紙屋研究所さんが『墜落!の瞬間』という本の書評のなかで飛行機の場合は整備不良が命取りになると書かれてるように,実は飛行機も飛んでしまってからおかしなところが見つかったからといって,止めて確かめる…というのが容易に出来る乗り物じゃありません。確かに宇宙船よりは近くの空港に…とかいうことは可能ですが,降りれなくなったら元も子もないわけで…。ですから,飛行機の場合「整備不良」という話題になりますが,そもそも整備不良が運転ミスより遥かに大きな事故要素の様に思います。自分が乗っている飛行機はきちんと整備されているのだろうか?,実はスペースシャトルのように壊れ物じゃないのか?…とか時々思います。
…というわけでスペースシャトルの延期を聞いて,わたしはむしろ「じゃぁ飛行機は安全なの?」っていうちょっと飛びすぎた発想をしてしまいました。
コメント
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