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Frontier

よく歩き、よく眠り、そしてよく撮る毎日。生きてる限りは『フロンティアスピリット』で!いつまでも明るく元気に・・・

枳殻(カラタチ)の実

2020年07月13日 | 実の話、実になる話
 3〜4か月前から探していた“実”になる木の名前が漸く判明した。
       
 空き地をみかん畑にし、サクランボができるサクラの木や、晩柑類を中心に数本の木が植えられている所がある。
 その中で春、白い花を付けた鋭い棘のある木が1本あった。高さは2m~2.5m。
 きのう、それをふと思い出して、木の近くまで行ってみた。。。 撮影4/14 4/14撮影

 
 
    
  ※7/12撮影

 相変わらず、鋭い棘で木全体にバリアが張られている。実はそんな中で、柑橘類の実と同じように成長していた。棘に触らないようゆっくりと指先で実を触ってみると、大きさは直径2.5センチ程、周囲を薄いビロードのような皮で覆われていて、優しい手触りだった。
   
 ※2枚は5/4撮影
 帰宅してネットで検索してみると、枳殻(カラタチ)の木であることが判明した。

 枳殻の花は、葉が出る前に3~4センチ程の白い花を咲かせていて、良い香があった。(上記写真参照)
 その後観察していると、丸い実が付き、その実が大きくなって、現在に至るのだが、秋には黄色の実になると記されていた。ミカンと同じように食べられるのかと調べてみると、酸味が強く苦いので食用にはならないという事だった。 

 その昔、枳殻の木は鋭いトゲがあって外からの侵入を防ぐ生け垣に使われていたが、現在は手入れなどが面倒なため他のフェンスなどに代わってしまった。このため、普段見掛けることが少なくなっている。
 ♪♪ からたちの花、からたち日記、からたちの小径 ♪♪ 懐かしい曲ばかりだ・・・。
      

糸瓜の話

2020年07月12日 | 花・歳時記
 まもなく卒寿を迎える義母、お風呂に入る時の必需品のひとつが『ヘチマのタワシ』だと言う。
 「これで全身を擦ると血行が良くなった気がする・・・」などと去年からずっとヘチマの苗の話をしていた。
 
 私としても、去年はヘチマの苗を買いそびれ、今年こそはなんとかしてあげたい・・・と、春先から意気込んでいた。つまり、ヘチマのタワシを作りたいとのリクエストに応えたいと思っていたが、5月半ばにホームセンターで発見、プレゼントした。
 その苗がしっかり根付き、生長が早く実が付いているとの連絡があり、見物方々訪れた。
     
 グリーンの葉や蔓がブロック塀沿いにどんどん伸びていた。また、ヘチマの黄色い雄花と雌花がそれぞれ勢いよく咲き、数本小さいヘチマの実が生っていた。
   
 近頃ではヘチマタワシを使用する家庭はほとんどなくなってきているが、私が小学校の頃、父親にヘチマで作ったタワシで背中を擦ってもらい、垢を取っていたのを思い出すことがたまにある。
   
 ヘチマはタワシとして使う以外に、若い実には独特の風味があり、煮物や汁物に入れて食べる地域もあり、ヘチマ水を化粧水や薬用として利用する人もいる。
    
 9月19日は近代短詩形文学の改革に取り組んだ正岡子規の命日で“糸瓜忌”とされ、子規追悼のつどいが開かれたりしている。
 この分で行くと、秋には立派に成長したヘチマの実の姿を写真報告できるはずで楽しみだ(笑)

ホテイアオイの花

2020年07月10日 | 花・歳時記
       
 丸くふくらんだ葉柄を布袋さんのおなかに見立て、葉っぱがアオイに似ているので『ホテイアオイ』の名前が付いたとされる。
 子供の頃、水槽にメダカや金魚を飼っていたが、その時に見て以来だ。
    
 近所の畑の片隅に、50センチ四方ぐらいのプラスティックの白い容器が置かれていて、その中で水草はどんどん増え、今年久し振りに花が咲いているのを先日、発見した。
    
 薄い紫の花、みどりの葉の配色が良い。夏場に開花、冬の寒さには少し弱いとのこと。これから暫く観察してみようかなっ。。。
   
ネットでは・・・・
『メダカ飼育で最も普及している水草の一つ。冬季の低温環境下では少し気を遣うが、それ以外の時期では栽培と繁殖が容易で、丈夫かつ成長が速く、大きさも大きいので管理がしやすい。メダカや他の水草を日光、外敵、水温の過上昇から守るとともに、隠れ家、産卵床、水質浄化用としても利用できる、メダカ飼育に初めて利用する水草としておすすめ。』・・・と記されていた。 
    
  ※7/12 写真を追加。
 九州の大雨は今後ますます強くなり、激しくなるとのこと。毎年、梅雨末期は前線が大暴れする。関係各所は早目の情報確認で厳重な警戒が必要だ。

稲の穂が・・・

2020年07月09日 | 歳時記
 ムシムシ・・・蒸し蒸し・・・雨が上がったのは好いのだが、ウォークにはあまり適さない。 昼前も夕方も、汗が出て、1日に2回の着替えとなった。これから暫くはこんな日が続くと思うと、少し気が重くなる。
  
 田んぼでは、鳥除けの案山子まがいの黒いビニール袋が登場、早植えの稲の先が早くも白くなり始めていた。
  
 穂先が白くなっている稲は、藤の花が満開になった頃に植えられたはずだから、4月下旬、田植えが行われた早生の品種だろう。
 
 先週はまだこのような穂先ではなかったと思うが、稲の成長の速さに驚かされた。
     
ちなみに当ブログで数年前の水田スケッチを探したところ、7月下旬に案山子が登場したとの記事があった。これは7/8撮影。
  
 先日の九州豪雨では水田や野菜畑も水没し、大きな被害を受けてしまっていることだろう。
 線状降水帯による豪雨はまだ今後も続きそうで、農家のダメージが大きい。
 
 収穫の秋に、それらのものが高騰しなければよいのだが・・・懸念される。

 《付録》 一度白い花だけになって散ってしまったはずの近所の“ニオイバンマツリ”が再び紫色と白の花を咲かせていた。今年は2回も楽しめる。。。。
   

雨中のカンナなど・・・

2020年07月07日 | Weblog
 活躍しなくてもよい『線状降水帯』が活発に活動している。ここ数年、日本の梅雨は油断をしていると大災害になる。
早目早目の避難で安全な場所へ移動することが基本の基だろう。
 コロナに大水害で精神的にも参っていると想像できるが、身の安全を第一に頑張って下さい!!
 町内会の掲示板にこんな紙が貼られていた。
   
 雨の中のウォークは疲れた気分が増長、風呂上りに今夜もウトウトしながらのブログアップは集中力が減退。なんとか昼間撮ってきた写真をアップして今夜は終了ということに・・・・。
 
 テーマは“水滴”。なのだがスマホデジカメではやはり限界があったようだ。。。。
 太陽がある日はカンナが輝いている。雨の日はどうなのだろうかと挑んでみた。
   

    
   
 アガパンサス、オシロイバナ。植物は水を含むとイキイキとする。
    

    

    
 人間も水(この季節は氷水)を飲んで血圧を測定してみると、かなり低い値が出た(笑)&驚き! 
    

木槿競演(むくげ きょうえん)

2020年07月06日 | 花・歳時記
 昨日の日曜日、ドラッグストア駐車場の端から、民家の庭で木槿が満開に近くなっているのを発見した。
 1本は紫がかったピンク色(木槿色)のもの、もう1本は純白ではないが、駐車した車に向かってよい顔(花弁)で微笑みかけている。
     
 朝咲いた花なので昼前には大変元気が良い。この花は“一日花”で毎日新しい花が咲くからだ。
           
 木槿の木は原産が中国、韓国は国の花=国花となっている。
 みんなの花図鑑によると、江戸時代に多くの品種が開発され、基本の一重のほかに、半八重や八重の品種があるという。
       
 ※上記2種は未確認、要注意!            
 
 純白で八重の品種もなかなかのものだが、よく見かけるのはこの2種。
 梅雨時も梅雨が明けても、毎日たくさんの花を付け 元気を与えてくれる夏の代表的な花木といえる。
    

  明日7日は七夕、保育園やスーパーでは七夕飾りが登場
    

実になる話 7月

2020年07月04日 | 花や野菜の実
 4日未明、濁流が川沿いの街や集落を襲った。九州南部では記録的豪雨で球磨川が氾濫、人吉市や球磨川流域の広い範囲で大きな浸水被害が出た。 行方不明者の懸命の捜索、救出が続けられている。大水害で被災された球磨川流域、各地のみなさまに心からお見舞いを申し上げたい。 

 去年暮れから今年春にかけ、ツバキの美しい花が私たちファンを魅了してくれた。
   
 そのツバキの実が大きく成長し、あちこちの木々から固い実をのぞかせている。
 葉っぱも新緑から艶やかな深緑に変わり、太陽の光が当たると輝いて見える。実は小さいもので3センチ、大きくなると5センチ程になり、硬い皮の中に、包まれた種子が今年の冬に向けしっかり成長している。
  

  
 
 こちらはトウモロコシの実。
  
 新トウモロコシがスーパーなどの店頭に顔を見せているが、収穫前の畑の様子を狙っているのはカラス。美味しいスィートコーンを餌にしているため農家の人は荒らさせないよういろいろ策を講じていると、持ち主のご主人は話していた。
   
 ユズの実も大きくなっている。(上)(下)
  
 
 クリの実が青いイガを沢山つけて生育順調。秋へのダッシュを始めている。
   
 家庭菜園のミニトマトなども色付いてきた。
   
 最後はモモの実。ほぼ1日おきに観察してきたが、雨上がりの木には少し色付いた桃が。。。。
   
 野菜や果物の成長を目にすると、少々オーバーだが、生きている実感が漲る。

梅雨実感

2020年07月03日 | 花・歳時記

 梅雨前線の活動が活発になっていて、大雨に警戒が必要だ。
   
 しとしとと降ったり、ザァーザァーという大雨になったり、今年の梅雨は強弱がついている。今が梅雨前線の活動最盛期だろうか・・・。2年前の西日本豪雨、3年前の九州北部豪雨など、この時期は土砂災害や河川の氾濫で、多くの死者や行方不明者が出た。我々は雨を甘く見ているわけではないが、ちょっとした油断が大きな災害になっている。怖い!
  気象関係の情報によると『3日夜から4日にかけ九州から東北地方の広い範囲で大雨となる』という。大雨に対しての警戒が必要な地域が広がり、土砂崩れや川の氾濫などに警戒が必要で早目の避難などの情報入手に心掛けていただきたいと思う。
 雨の中、傘をさしてウォーキングを兼ねTSUTAYAまで行って来た。
 ネット時代のレンタル店はどうなのだろうかと行ったのだが、週末とあって、まぁまぁの賑わいで、若者から我々年代の夫婦連れなどが訪れていた。
 会員カードを更新すると1本分無料とのはがきに誘われ、2本分をレンタル。雨が多い1週間はゆったりした気分で音楽を楽しむ予定だ。

 雨の夕方は暗くなるのが少々早い。太陽の光が届いていると7時過ぎまで明るく写真撮影も快適だが、傘をさしての植物撮影は思うようにいかない。。。以下は夕方雨の強い時に写した写真ばかり・・・梅雨時なのでその分差し引いてご覧頂きたい。
 ① ②
 ③ ④ 

 ⑤
 
 ①凌霄花、②向日葵、③木槿、④百日紅⑤伊予柑の実。 上にあるのはご存知、紫陽花。

ヒマワリ

2020年07月02日 | 花・歳時記
 とにかく、鮮やかな黄色の花があたりを明るくしてくれ、私たちに元気を与えてくれるヒマワリ。 そのヒマワリがどんどん花を咲かせ始めている。
 高さは2メートルあまりの背の高いヒマワリから1メートル程のものまで、いろいろ様々。背の高いものは花も大きく目立つ。小さいものはそれなりに良い。 
   
 半世紀近く前のことになる。伊藤咲子の曲で『ヒマワリ娘』という歌が流行った。調べてみると1974年(昭和49年)16歳の時のデビュー曲だった
 明るくて溌溂とした歌い方に共感したことを懐かしく思い出す。
   
 ♬ 誰のために 咲いたのそれはあなたのためよ~ ♪という出だし・・・夏にはぴったりはまった歌だ。
 ヒマワリの写真を撮っているとこの曲が出てくる。
   
 ♪ 白い夏のひざしをあびてこんなに開いたの恋の夢を求めて・・・

 蛇足だが、ヒマワリは『種』も口の中で噛むとプチッとサクサクでアーモンドを食べているような食感だ。なかなかやめられない(笑)
      
余分ですが・・・
    
 文月に入って2日目は太陽がいっぱい、明るい陽射しが眩しく、熱中症警戒の1日になっている。 体調管理に十分注意を!

7月になりました。

2020年07月01日 | 花・歳時記
 いろいろ騒がしい2020年、折り返し点になるのが早かったこと!あっという間に7月に入ってしまった。
 きょうは熱中症警戒情報が出ていないが、空を見てみると青空の範囲が少しずつ増えて来て、雨上がりの午後は、これから先の時間帯、梅雨特有の蒸し暑さが出てきそうな感じだ。
 先月半ばに1歳齢が増え、去年一昨年よりは何事にも“やる気”がなくなってきているようだ。“気”が有っても身体がついて行こうとしない。そんな自分に嫌気がさすことがあるが、全ては齢のせいにしてしまう(笑)
 まもなく訪れる盛夏、酷暑、熱帯夜といった真夏特有の暑さをしっかり乗り切って行くにはどう対処すべきか? 特に今年の夏は、新型コロナに感染しないよう努力をしなければいけないことがあるので大変だ! 近所で人混みでない場所までウォーク、花の写真でも撮って冷房が効いた部屋でゆったりと過ごすことぐらいしか思い浮かばない。

 今咲いている花・・・ボタンクサギ
 この時期に次々と顔を見せ始める。遠くから見るとアジサイに間違うことがある。全国的にはアジサイの咲く頃とオーバーラップして咲き始め、『牡丹臭木』と漢字で書く。 葉っぱを揉み合わせると臭いニオイがするそうで、このような漢字になったのだろうか? 

        
      
  カンナの花も・・・