3〜4か月前から探していた“実”になる木の名前が漸く判明した。

空き地をみかん畑にし、サクランボができるサクラの木や、晩柑類を中心に数本の木が植えられている所がある。
その中で春、白い花を付けた鋭い棘のある木が1本あった。高さは2m~2.5m。
きのう、それをふと思い出して、木の近くまで行ってみた。。。
撮影4/14
4/14撮影





※7/12撮影
相変わらず、鋭い棘で木全体にバリアが張られている。実はそんな中で、柑橘類の実と同じように成長していた。棘に触らないようゆっくりと指先で実を触ってみると、大きさは直径2.5センチ程、周囲を薄いビロードのような皮で覆われていて、優しい手触りだった。


※2枚は5/4撮影
帰宅してネットで検索してみると、枳殻(カラタチ)の木であることが判明した。
枳殻の花は、葉が出る前に3~4センチ程の白い花を咲かせていて、良い香があった。(上記写真参照)
その後観察していると、丸い実が付き、その実が大きくなって、現在に至るのだが、秋には黄色の実になると記されていた。ミカンと同じように食べられるのかと調べてみると、酸味が強く苦いので食用にはならないという事だった。
その昔、枳殻の木は鋭いトゲがあって外からの侵入を防ぐ生け垣に使われていたが、現在は手入れなどが面倒なため他のフェンスなどに代わってしまった。このため、普段見掛けることが少なくなっている。
♪♪ からたちの花、からたち日記、からたちの小径 ♪♪ 懐かしい曲ばかりだ・・・。

