いつも通る道を歩いていると一軒家の庭の入口で、その家に住む女性がツバキに見入っていた。
このお宅はいつも庭の手入れを欠かさず、きれいに樹木や花が季節ごとに咲き誇っていてどんな人が手入れをしているのだろうかと気になっていた。足を停め庭に目を注ぐ。そして、手入れをしていた女性と眼があったので声をかけてみることにした。
「こんにちは〜!いつもきれいになさってますねぇ。大変でしょう!」
「いえいえ、きょうはお天気が良いのでツバキの咲き具合をちょっと見ていたのですよ。主人が大切にしていたので枯らさない事だけを気にして・・・」
フェンス沿いにはいろいろな種類のツバキが植えられていた。気になったので写真を撮らせて下さいとお願いし、持っていたスマホでパチリパチリ・・・。
ツバキの種類、品種が多い事は知っていたのだが。。。ほんの数種類をアップすることにする。
石鎚 👇
常蓮の春👇
岩根椿 👇
百合椿 👇
桃太郎 👇
そして、プリンセス雅子 👇
付録として・・・名前が不明だが、花が左右に・・・(これもツバキの花!)
以前は100種類ほど植えて"ツバキの会"などに出品していたという事だが、ご主人が病弱になり整理してしまい、現在は1/3ほどに減ってしまったと少し寂しそうに話していた。
現在80歳になるというここの奥様、おしゃれな方で10歳以上は若く見えた。
庭が美しいお宅の奥様は、服装や顔なども綺麗になさっていて、歳を取ってもこうありたいと、暫く花や木の話に花が咲き、時が過ぎるのを忘れていた。