ニュースの出方などでのことだが、TPP交渉についてのものはそんなに多いとは思えない。
環太平洋経済連携協定=TPP問題のことだ。
この問題が出てきた最初のころ、世論はほとんど関心がなかったように思える。
この問題、日本にとって大切なことなのだが、どういう内容なのか交渉参加反対派と賛成派が真っ二つになっている。
そんな大切な問題を、じっくり議論する間もなく拙速に政治的な判断に持っていって良いのだろうか。
日本の農業が崩壊するという反対派。国際化に遅れてはならないという賛成派。
TPP参加問題は、江戸末期のわが国の状況に似たところがある。鎖国か、開国か両者が血を見る争いになった。
内閣は、総理が決めたとおりにするというような風潮が強く、閣僚の意見が聞えない。見えない。
わたしは、このTPPの内容がしっかり理解できないため、賛成とも反対とも言えない。
反対派が6,000人集め気勢を上げたとか、経済界が積極的に賛成と訴え、メリットだけを強調しても・・・・
じっくり、慎重に議論もしないで総理一人が判断する問題ではない重要事項だとおもうのだが。
明日(10日)には、野田総理が記者会見で結論を発表するようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111109-00000116-jij-bus_all (時事通信)