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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

レイアウトに「夕暮れの背景画」

2019-08-11 05:26:27 | アクセサリー


 先日紹介した「初恋れーるとりっぷ」と言う漫画。
 学園祭に自作のジオラマ(と言うかモジュール)を展示した主人公たち。ところがモジュールが小さすぎてまるで目立たない事にショックを受けます。そこに現れたお姉さん役の顧問の先生が持ち込んだのが
 「自作の背景画」!

 背景が付いた途端ジオラマが生き生きしだして主人公たちもほっと胸をなでおろすという展開でした。

 今回何故この話を冒頭に持ってきたかと言うと先月初めに静岡で入手したあるアイテムが関係しています。
 昔講談社が週刊で出していた「昭和の鉄道模型」のレイアウト用背景画のばら売りを藤枝の中古屋さんで見つけました。
 実は同じものは以前にも入手していたのですがサイズがちょうどよかったので「食器棚の鉄道模型展示コーナーの背景に使ってしまっていた」ものです(汗)
 で、今回も同じものを再び入手した訳ですが、こちらはミニSLレイアウトの棚幡線の背景画に使う事にしました。
 従来このレイアウトにはNOCHかどこかの背景を使っていたのですが、先日のグランシップ以来別のモジュールの背景画に使われてしまい、棚幡線の方が背景無し状態になっていたのです。

 早速プラダンに背景を貼り付け、セット。
 ロール紙状の海外製品と異なりスチロール板に絵が貼り付けられ一種の屏風状の構造ですが、それだけにただ配置しただけでは本当に屏風に見えてしまうため台紙代わりの大きな平面のプラダンは必須です。

 絵柄については講談社の元々のレイアウトがそう言うコンセプトだったので仕方ありませんが「夕暮れの工場街」の背景が現出。
 蛍光灯の下では少々冴えませんが自然光の夕日が当たるとまた印象が変わりそうです(あるいは白熱光でも)

 背がやや低すぎるのが難ですが背景無しの時よりはずっとましです。

 改めて思うのですが、やはりレイアウトやジオラマ、モジュールにとって背景は車両に負けない位の重要性があると思います。
 できるならもっと日本風の風景の背景画が手軽に入手できるようになるのが望ましいと思いますがなかなか難しいようですね。
 これは鉄道模型に限らずディスプレイを前提にしたモケイすべてに共通する課題ではないでしょうか。

ウッドランドシーニックスのフィギュアたち

2019-08-10 05:23:55 | アクセサリー

 先日の静岡行きでの戦利品から
 駅ビル内のポ●ンデッタはいつ出掛けても私を空手で帰らせないという悪魔のような店なのですがw今回もレイアウト用品を中心に中古品の出物がいくつか拾えました。

 その中で1番の拾い物が「ウッドランドシーニックスのフィギュア」です。
 ここのフィギュアは落合南長崎のホビセンくらいでしか見たことがありませんでしたし、お値段も結構なものでしたから、これまでなかなか手が出なかったのです。

 アメリカのメーカーだけに体型も白人のそれなのですが、ポージングと設定の豊富さはそれでも魅力的です。

 「犬に引っ張られている犬の散歩」とか

 「公衆の面前のキスシーン」なんてのはジオタウンやザ・人間でもお目に掛かれません。

 何より「Nゲージスケールのフィギュアで口髭まで描き込んでいる」なんてのは今見ても驚異ですw
 今回はトータルで4セット購入。

あとNOCHのベンチセットも拾い物です。こういうのはあるようでないですから助かりました。
ですが、この手のアクセサリは物を眺めながら「これはどういうシーンで使おうか」とか考えている時が一番楽しい様な気がします。

鉄道模型の玩具化に思うこと・4

2019-08-08 05:20:27 | 思いつくままに・考察


つい、先々週辺りに書いた事とやや矛盾することなのですが、それが気になる方は読み飛ばして頂けると有難い。今回はそういう性質のはなしです。
以前からこの題材で書いてきた事として「テツドウモケイは他のジャンルに比べて玩具と模型の境界が曖昧でグレーゾーンが広く、それゆえに魅力的に感じている」と言う私見があります。
実際、こういう書き方になった背景にはともすれば「テツドウモケイはオモチャではない」「テツドウモケイは高尚な大人の趣味(だから偉いと言いたいのか?)」といった論調に傾きがちな一部の傾向に対する一種の反駁の側面もあります。
ですから個人的には「テツドウモケイが玩具であっても良いじゃないか」と言う思いも心のどこかにありますし、その考えは変わっていません。

ですが先日の様に「まるで手当たり次第に投げつけられたかのような壊れ方をしたジャンク品の群れ」とか「どこをどうすればこんな壊れ方をしたのか」と疑いたくなる毀損モデルとかに当たるとその考えも少々ぐらついて来るのを感じます。これらはNゲージに多いのですが16番でも時折見かける事があるのでテツドウモケイ全般にそうした傾向は多少なりともあるのでしょう。

ですが、先日のあの時ばかりは「テツドウモケイはオモチャじゃねえ!!」とか叫びたくなりました(恥)

仮令どんなに細密に作られていても、またどれだけ走りが良くても、或いはモデルとしての魅力にあふれていてもそれらの長所が理解されずに扱われていたら、形は模型でも扱いはオモチャ以下になってしまう。逆に言えば形が玩具でも(飾り棚に店晒しになっているのとは違う意味で)大切に扱われればそれは模型以上の存在にもなり得る気がします。

その意味ではこの件については扱うひとりひとりの心構えの問題ではありますが。

一方でもうひとつ最近になって危惧を感じるのがシステム玩具としてのテツドウモケイの遊び方の孕む問題です。

いきなり話題が飛びますが1980年代の中頃、オーディオ業界で「ミニコンポ」と言うのが大流行した事があります。
通常のフルサイズコンポより一回り小さいボディで当時普及し始めたCDプレーヤーを標準装備していた事から一気にブレイク。一時はどこの電気屋さんにも目立つところにミニコンポが展示されていると言う状態でした。

但しフルサイズコンポと異なりチューナー、アンプ、カセットが殆ど一体構造だった事、メーカー毎にサイズが独自規格でてんでんばらばらだった事で拡張性や発展性に難があった事などがあった(極端な話「カタログ写真通りのセッティングしかできない」という、どこがコンポなんだかよくわからない状態すら見られました)せいか、あるタイミングでブームは一気にしぼみ現在では一部のホームシアターなどにその残渣をとどめる状態になっています。
(今では視聴スタイル自体がMP3プレーヤーやスマホでの音楽再生に軸足が移ってしまい「スピーカーとにらめっくらしながら聴く」と言うスタイル自体が過去のものになっている感がありますが)

同じ事は例えば車のエアロパーツが「ユーザーごとのセンスでいくつかのサードパーティ品を組み合わせて個性を出す方向から、メーカーが想定したフルセットのエアロの方が主流になっている現状」とかでも言えると思います。

ですがこれらの欠点の一部は現在のNゲージのモデルの持つ問題点と重なる所もある気がします。


特に気になるのが二大メーカーを中心にシステムが並立する中でレールやシステム、カプラーなどの独自規格化、車両とパワーパックなどの給電系の相性の問題でユーザーの囲い込みに近い状態が始めっている事。
平たく言うなら「メーカーが推奨している遊び方、楽しみ方しかできない方向に流れ始めているのではないかと言う危惧」です。

以前SNS上で話題になった「最近の鉄道模型の玩具化」という印象のいくばくかには、上記のそうした要素も入っている気がします。
鉄道模型が玩具か否かについてはこれ以上は書きませんが、遊び方や楽しみ方までメーカーや専門誌、あるいは一部スノッブなマニアに規定される様な方向性はホビーとして良い事かどうかと言うと疑問を感じます。

どこかに個別のユーザーが付け入れるだけの隙が残っていないと窮屈なだけで終わってしまいそうです。
その「隙」にしても専門知識がないと手におえない様な高度なレベルの物ばかりだと、マニアが自己満足するだけで終わってしまいそうですし。

(写真は本題と関係ありません)

TOMIX EH800のジャンク車から

2019-08-07 05:17:35 | 車両・電気機関車

 この間静岡行で入手した唯一の車両モデル。
 実はモデルがどうとか実車がこうとかとは別のレベルで考えさせられるところのあったモデルです。

 今回立ち寄った中古ショップはいつになく機関車モデルの出物が多く大半が2千円台、3千円台と妙にお得な価格設定になっていました。
 そんなのが20両から30両はありましたか。

 秋葉はもとより現住地とか故郷の中古ショップでもこんなことは滅多にあるものではありません。
 不思議に思いいくつかを出してみると
 これがまた片っ端から「パーツ欠損」「走行難あり」「カプラー欠損」とどれもこれもがジャンクレベルのモデルばかりなのです。

 更に不思議なのが同形式、同メーカーのジャンクが何両もある事、特にED75とEF64が無闇に多いのです(他にEF81、EF65もありましたが)
 この点が不思議だったので店員さんにお尋ねすると「これらを纏めて売りに来る個人ユーザーがいる」との由。

 カプラーが片方ないとかパンタグラフがバラバラとか、まるで子供が手当たり次第に投げつけた様なレベルの欠損ぶり、それが何十両も一か所にあったのですから驚きでした。

 そんな中から比較的被害(?)が少なく安価なモデルとして持ち帰ったのが今回紹介するTOMIXのEH800です。

 EH800はリリース当初、EH500を更に垢抜けさせたようなルックスは気に入ったのですが、それだけのために財布を開くのが経済的に苦しく(汗)手を出せなかったモデルでしたが今回の個体は4千円ちょっとでどうにか手を出せそうでした。


 しかしよく見ると片側の手摺が未装着(欠損?)、パンタグラフのシューが片側欠損、カプラーがアーノルドとTNカプラーとちぐはぐな装着状態です。
 その他は特に瑕疵はみられず、走行さえまともなら最低限のASSY補充でどうにかなりそうです。

 帰宅後試走させてみると割合滑らかに走ってくれるし140Rのカーブもクリア。
 ASSYが見つかれば大丈夫な様子です。

 更にパッケージの底を見ると取り付けそこなったのか前面手摺が1個おっこっていました。
 通常品だと後付けの手摺は予備も入れて6個は入っている筈ですがこちらも残り一個がランナーに着いた状態。
 手摺についてはこれらを付け直せばOKですから実質瑕疵はパンタグラフ一基に限られます。取り寄せても500円前後でしょう。

 してみると今回のもそこそこ拾いモノだった訳です。

 帰宅後、外れた手すりを再度嵌め直し、パンタグラフは行きつけのショップでASSYを手当てしました。
 ASSY代を入れても新車の半額以下ですから、まずは拾い物だったと言えます。

 ですがこの手のジャンクについて再び考えさせられる事も多い一件でした。これについても考えが纏ったら書いてみたいと思います。

16番のセクションで夢想すること・・・

2019-08-06 05:12:20 | 16番セクション
今回はベースボードの段階から未だに進んでいない16番セクション工作から。


 先日、ネットを眺めていてレイアウトとジオラマに関して興味深い記事を拝見しました。

 それに触発された事で最近(どころじゃないレベルで)計画段階のまま停滞している16番のセクションに進展の兆しを感じています。
 個人的な意見ですが、16番以上のモデルの場合、周囲の風景も去る事ながら車両そのもの、それも足回りのアクションを眺める事にN以上のプライオリティを感じています。

 出来るだけギャラリーの目の高さに近い、機関車を仰角で眺められるアングルで、そしてスロー走行の中で鉄道車両ならではの走りの質感を楽しむ事が16番以上のサイズのモデルでは重要と思います。
(これはあくまで「現実の自分の居住環境の条件に照らしわせても…」ですが)

 言い換えればその部分をクリアできればシーナリィテリングは線路周辺に最低限のレベル、後は遠景の背景画程度の物があれば「走行風景」としては十分ではないかと思います。
 と、まあここまではごく最近までの私の考えだった訳です。

 レイアウトが一種舞台芸術、あるいは映画のセットに近い物と解釈するなら、こういう方向もありかなと思っていたのですが、機関車の単機回送に限定した場合、舞台は舞台でももっと別なモチーフがあるのではないかと気が付きました。
 それは「ファッションショー」のそれです。

 ファッションショーの舞台と言うのは本当に舞台だけの空間で、モデルさんがその上を歩き回りながらデザイナーご自慢のファッションを余すところなく見せる空間です。
 で、舞台の先端に来るとモデルさんは必ず「くるりと回って元来た方へ戻ってゆく」
 

 これをレイアウトのあてはめてみると、鉄道模型の場合「ターンテーブル」というこうした要素に打ってつけの施設があるではありませんか。
 実物の目的こそ違え線路の終端にターンテーブルを配置して機関車をくるりと回し元来た方角に戻っていかせる事で「公式、非公式の両側のサイドを居ながらにして眺められる」訳です。
 もちろん機関車を眺められるという性質上ターンテーブルは上路式である必要がありそうです。それと出来れば運転の手間の軽減のためにも鎖錠装置は必須と思います。

 出来ればターンテーブルに至る線路も単純な直線ではなく、フレキシブルレールのメリットを生かせる微妙なカーブを付ける。
 こうする事で機関車の走りの魅力である「曲りの質感」もそこそこ再現できそうです。

 おそらくですが、これだけのセクションならば幅20~30センチ内外、長さは部屋の長辺程度の物でも十分ではないかと思います。
 これまでお座敷運転以外で16番を走らせる機会がなかなか作れなかったですが、この程度の物が常設できれば「思い立った時にいつでもお気に入りの16番機を走らせられる」と思います。
 (この「いつでも」が大事なのはNのレイアウトで経験済み)

 肝心のターンテーブルをどうするかという根本的な問題はあるものの16番セクションに関するブレイクスルーを得たような気分でいます。
 あとはいつ着手するか…

グランシップトレインフェスタ2019から 思いでいろいろ

2019-08-04 05:29:28 | 旅行・探訪・イベントなど
 5月からこの方色々な切り口で取り上げさせて頂いているグランシップトレインフェスタ2019ネタ。
 今回は諸事情でこれまで取り上げていなかったネタを纏めたいと思います。
 何れも本来ならもっと早く取り上げるべき内容で相当に遅くなってしまいましたがご勘弁を。
https://youtu.be/7KngBPWElLo
 先ずは動画から(上記のリンクをご覧ください)
 例年なら大会直後に上げていたのですが、今回は動画の殆どをi-PHONEで撮影していた為、うちのパソコンで動画が編集できず、先週やっと変換ソフトを導入して作成できたものです。
 今回のフェスタでは鉄道以外の動くギミックが目についた事、またモジュール自体も環境演出に意を尽くしたものが出ていた事、どちらもかなり刺激になりました。と言う訳で動画もそちらに注目した物が多くなりました。


 毎回当クラブのモジュールを見に来て下さっているレサレサさんは、毎回面白いアイテムを持参して下さりこれもまた大いに刺激を得ています。
 こちらの作品は手のひらサイズのNゲージセクションですが

 裏から見ると建物のインテリアが作り込んであるのが楽しい!
 これは写真よりも実物を手にとってライブ感覚で見るのが正しいと思います。

 これと同じような効果を以前特撮博物館のイベントで見た事があるのですがミニチュア風景に入り込んだようなリアリティを得られる点で鉄道模型のレイアウトにも大いに取り上げたいと思います。

 同じくミニ蒸機のモデルから。
 KATOのちびロコベースながらウェザリングでここまでリアリティが出せるという好例と思います。
 動力は次位のツムに内蔵されていますがそれゆえの副産物が

 キャブの中の機関士の存在。誰でもやりそうでいて意外と見る事が少ない手法ですが、こういう小型機でこれをやると絶大な威力があるという事を今回初めて知りました。編成全体もいい雰囲気です。


 激弾サンポールさんのモジュールから。鄙びた遊園地の雰囲気満点ですが、実は私の実家の裏山とか近場の温泉街なんかにこういう感じの遊園地がありまして(あるいはかつて「あった」)これを眺めていて非常に懐かしい思いにかられました。
 これは完全に私の心象のツボを突かれたもので「自分もこういうのを作ってみたい!」と思わせるに十分な刺激でした。
(デパートの屋上遊園地なんかで満足しちゃいけないですね汗)

 実はこれらの写真はつい先日まで撮影に使ったSDカードが行方不明になっていまして、つい昨日になってようやく探し出したものです。
 そのため内容的に殆ど出し遅れの証文みたいな内容のブログになってしまいましたが、これらを観かえしていてイベントの雰囲気に再び浸った思いがしたのも確かです。

 と言う訳で今度こそ今年のトレインフェスタのリポート記事は締めという事で(遅い!)

KATOのE353系、またまた・室内灯と車掌室灯

2019-08-03 05:25:15 | 車輌・電車
先日探訪した鉄道民宿のはなしの続きと、KATOのE353系ばなしの第3弾です。

実は今回この民宿を探訪したのにはもう一つ目的がありました。
昨年秋にこちらを尋ねた折、そこでサードパーティ品の室内灯ユニット(グランライトと言うそうです)を扱っているのを知り、適当なタイミングで纏め買いしようと思っていました。実際は10カ月以上間が空きましたが丁度KATOのE353系のフル編成が揃った事もあってこの機会にとお邪魔した訳です。

それにしても鉄道カフェのペーパーキットといい、こちらの民宿といい、地方のレンタルレイアウトとしてはサイドビジネスがマニアックなのは驚きです。

幸い首尾よくひと編成分を買う事が出来ましたが、そこでご店主にお勧めされたのが

「車掌室灯付きの室内灯ユニット」でした。
夜走っているE353なんかで見かける事がありますが、最後尾の車両(あるいは分割編成の分割面両端)の車掌室に明かりが点いているのを見る事があります(私個人はよく注意していなかったので何ですが)
純正の室内灯ユニットではここの点灯まで再現できないのですが、このキットは室内灯からリード線とチップLEDを延長し車掌室の中に灯りを点灯できるようにしたもの(もちろん尾灯点灯時にですが)です。

こちらの製品を使うこと自体が初めてなのでやや冒険的に思ったのですが、物は試しでひとセット頂いてきました(こちら民宿の一周年記念の特典で10両分購入するとこのユニットが一つおまけについてきます)

帰宅後早速装着。取り付け要領は純正品のそれに準じますが、集電板を曲げる手間があるものの概ねまごつかずに済みました。
ただ、車掌室灯用のリード線が細いのでそれなりに神経は使いましたが。

露出の問題で室内灯がかなり明るく見えますが、純正品がチップLEDからアクリル板経由で導光しているのに対してこちらは天井から複数のLEDを直接光らせている為、写真に撮ると実際以上に明るく見える様です。肉眼で見ると純正品より明るいものの、許容範囲に感じました。




ためしに同じ条件で純正品と今回の室内灯を比較したものです。明るい方が今回の製品です。

さて、今回のメインイベントの尾灯点灯時の状態がこれです。

車掌室灯のLEDはリード線の長さに余裕があるので天井、壁面どちらの取り付けにも融通が利きます。露出の関係で明るく感じますが昼間の室内で見たら殆ど目立たないレベル。これは夜景状態か夜の運転で相当に威力を発揮するアイテムと見ました。



純正品だと乗務員扉内の灯りがないのですが、こちらではややぽやんと灯りが漏れるのがそれらしく見えます。

なるほど、かなりいい雰囲気で夜の運転が楽しくなりそうです。それはいいのですがE353のフル編成でこれを楽しもうと思ったら、これと同じのがあと3セット必要という事になるのでまた財布と相談ですね(いや、その前に残りの車両の室内灯を付けないと汗)

久し振りに鉄道民宿にお邪魔する(汗)

2019-08-01 05:22:18 | 旅行・探訪・イベントなど

 昨年9月以来久し振りの探訪になります、近場のレンタルレイアウト付きの鉄道民宿。
 民宿だけに週末や連休時は近場客のレンタルレイアウト利用は迷惑になると思い、遠慮していたのですが比較的空いていそうな平日休の昼下がりを利用しての探訪となりました。

 持ち込んだのは入線以来あちこちにお邪魔しているTOMIXの四季島、レンタルレイアウトでは初お目見えのラウンドハウス「東北エモーション」そしてTOMXのキハ100。
 どれもが室内灯装備なのですが前回訪問した時に夜景の中を走る列車の魅力に酔っぱらいながらも、それに対応した編成を持って行かなかった恨みがありまして、今回は室内灯編成で纏めました。

 鉄道カフェの時もそうなのですが、近場にレンタルレイアウトがある最大のメリットは「ふと思いついて手軽に編成を持ち込んで走らせられる」点にあると思います。これがクラブの運転会の時になると、私の様なのでもコンテナひとつ分、10編成近く持ち込みますが、そこまで重装備でなくても行けるのは本当に有難いです。やった事はないですが「運転中にふと思いついて自宅に別の編成を取りに行って来る」事も理論上可能ですしw

 ですが今回は途中から県外客が4人くらい来られて「これから一晩中通しで運転を楽しむとの事」(!)
 この様に腰を据えて運転できる民宿のメリットをフルに堪能できるのは泊り客の特権でもありますね。同時に他所にないこちらのレンタルレイアウトの強みを実感した瞬間でもあります。
 もちろん私も初対面なのですがいろいろ話し込む事も出来ましたし、自分の運転後もお客の編成が夜景の中をさまざまに走り回るのを堪能させて頂きました。普段の生活で同好の士に触れる事が少ない田舎者にはこういうのはとても嬉しい物なのです。

 こちらの店では他にも「鉄道模型の写真コンテスト」をやっていたり、最近では中古モデルの販売も始める、オリジナルアイテムの投入などかなり積極的な展開をされています。

 一方でマニアでない一般客(特に子供連れ)への対応にトーマスのレイアウトがあったりプラレールコーナーまで用意されていて民宿でありながら一種鉄道模型博物館みたいな様相で楽しめました。

 ・・・と言う訳で私もひとつオリジナル製品を買わせて頂きましたがそれについては次の機会に。