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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

16番の車両展示台

2019-06-09 05:33:01 | ストラクチャー

今回は久々の16番アイテムから

トレインフェスタも終わり、久しぶりに行きつけの鉄道カフェにお邪魔しましたがそこでペーパーキットの新作にお目にかかりました。

かねて待望していた甲府モデルの「車両展示台・16番(HO)バージョン」です。
前回紹介のNゲージ仕様よりもふた周りは大きいですがC57クラスのテンダー蒸機はどうにか載ります。

このアイテム、部材が大きいだけで基本構造はNと同じ。
「帰宅後カッターナイフと木工ボンドで3分弱で完成できる」点もほとんど同じです(笑)


早速手持ちのC52を載せてみましたが、まるで「おうちに鉄道公園がやってきた」感があって中々素敵です。
Nの時と同様に台紙に溝を切るという独特な構成のおかげで車輪の多い車両もリレーラーなしでスムーズに載せられる美点も引き継いでいます。


レイアウトの隅っこに置くのもよし、戸棚の中に飾るにもよし、16番ユーザーにお勧めできる好アイテムと言って良いと思います。

さて、Nと16番で同じアイテムが出てきて、それらを飾ってみてふと感じた事があるのですが、それについては次の機会に。

モジュール改修2019、ディテールアップ

2019-06-08 05:28:47 | モジュール4
 モジュール改修ネタから

 植生を増やし、道路にはウェザリングバフで埃っぽさを加えた所で建物やベースのディテールアップを施す工程に入ります。


 国鉄アパートの周辺ですがアオシマの公団住宅キットの付属品をフル活用。公園用の遊具やごみ集積場、そこに置かれた黒いごみ袋なんてのまであったので重宝しました。
 さらにこのキットには「ベランダに干す用の布団」なんてのまであり、これはアオシマだけでなくGMの公団住宅にも応用可能です。
 ただ、流石に干してあるのが蒲団だけと言うのはどうにも様にならなかったので、ジオコレの建物に付属していた「洗濯物と物干しざお」もこの機会に動員しました。

 また、鉄道病院の屋上にはプライザーの洗濯物、特にシーツ系を配置。これも病院らしさを演出する上では欠かせないものです。



 物資部前やその周辺の情景に欠かせない自転車やバイク類は主にジオコレやTOMIXのそれを動員。中には「旧橋上駅舎に付属していたエッチング製の自転車」なんてのもあります。


 そして情景づくりに欠かせないのが人形。

 これまでこのモジュールの駅のホームには人間を配置していなかったのですが、この機会に手持ちの人形を動員して物資部周辺と共に集中配置。これだけの事ですが一気にモジュールに活気が生まれてきたのには我ながら驚きました。




 ホーム上にはこれに合わせてベンチや売店なども追加しましたが、ホーム自体はユニトラック用なのに追加したパーツの半分くらいがTOMIXやGMのパーツだったりします。手持ちのジャンク品を動員した結果ですが、おかげで無国籍ならぬ無ブランド状態(汗)

 さて、ここまでやると情景演出に欠かせないのが「自動車」なのですが実はこれがモジュールの性格自体を変えるきっかけにもなりました。
 それについては次の機会に。

現地調達のEF64-1000番台のはなし

2019-06-06 05:26:27 | 車両・電気機関車
今回はトレインフェスタでの入手品その2です。

 クラブのモジュール運転用に持ち込んだ編成の中に「24系いわて平泉号」というのがあります。
 これは数年前震災復興支援イベントの一環として山梨~平泉間を直結させたイベント列車として企画されたもので、普段ブルトレなどとは縁のない中央線を疾走する24系というだけで十二分な非日常感を味わわせてくれた一本でした。

 これの製作記(といってもカニの改造だけ)は以前このブログでも書いたことがありますが、当時の牽引機はED75の700番代とEF64の1000番代でした。
 もちろん今回のイベントにもそれを持ち込むつもりだったのですが手持ちのKATOの64のコンディションが今ひとつで持ち込みを断念。ED75のみで運用する事にしていました。

 ところがトレインフェスタの物販ブースの中に中古の鉄道模型のコーナーがあり、そこを覗いていてEF64の1000番代を見つけたのです。
 このコーナーで単品で売られていた電機はこれひとつだけ。しかもしなの時代のマイクロエースのせいかお値段も安価に収まっていました。
 これは「いわて平泉号」を牽かせる為に神様がお引き合わせくださったに違いありません(いや、本当にそう思ったのです)

 早速購入してその足でモジュールに直行。
 カプラーがKATOカプでアーノルドの24系とそのままで繋がらないので手持ちの台車についていた奴と急遽コンバートして「いわて平泉号」の先頭に立てました。

 こうした加工がその場で出来るのも軽作業のコーナーを備えるクラブのモジュールならではです(まあ、翌日「なぜかバラバラになっていたマイクロの485系のパンタの再組み立て」なんて用向きでも使いましたがw)

 モデルとしては年式相応にノイジーでガサツな加速をする動力ですがモジュールで24系6連を牽引するには問題ありません。むしろ気になるのは1980年代の電機モデルに特有の「カプラー首振り用のでかい切り欠き」がとにかく目立つ事でした。
 なまじ前のオーナーがKATOカプラーに換装していただけに、スカートの間抜けさが強調されてしまっています。又スカートそのものも実車よりもやや後退した位置についているのも不自然には見えます。
 一方でその他の車体造形はKATOともTOMIXとも異なる独特な個性を持ちながら当時としてはかなり細密に見えるもの。避雷器は別パーツの挽物でいいアクセントになっています。

 こんな風に「運転会用の機関車の現地調達」なんて事ができたというのも鉄道模型のイベントならではの面白い体験だったと思います。

物資部を作ってみる・3

2019-06-05 05:23:15 | モジュール4
 グランシップトレインフェスタに出品した当モジュール、出品したとはいえ改修の過程の記事はまだ残っているので、これからしばらくはそ の記事のストックを消化したいと思います。

 今回は2週間ぶりくらいに物資部の改修記事の続きをば。

 物資部というと私の個人的なイメージとしてはアメ横っぽい雑然とした雰囲気と言うのがあります。これはあくまで私の幼少時の記憶から得ている個人的なイメージのはなしで実際がどうだったかと言うと資料不足でなかなか裏付けが取れません。

 今回の改修は主に店頭や商品の搬入口付近の雰囲気づくりをば。

 今どきのスーパーやショッピングモールでは商品の搬入口と言うとトラックが何台も横付けできるような、プラットホーム(トラックの荷台に高さに合わせたものが多い)があって、そこそこ近代的なイメージですが昔の商店なんかではそれよりも雑然とした印象があって物資部なんかもそれに準じた雰囲気だったのではないかと考えています。
 今回はそうした「商品を詰めた箱とか、搬入用のカート類などが店の裏口に雑然と並んでいる雰囲気」を出してみようと思いました。

 使ったのは以前アイコムから出ていた木箱やパレット、カートなどをエッチングで表現したキット。本来は貨物駅などに使うパーツを転用しました。購入してから10年以上経つので今も同じパーツが入手できるかはわかりませんが少し細密なレイアウトを作ろうとするなら中々役に立つアイテムです。
 エッチングとはいえそこはNゲージスケールなので箱の一つ一つを切り出してピンセットで組み立ててもかなり神経と視力を酷使する作業でした。特にヤニ缶(屋外用の灰皿の事)なんかはかなり細かいのですがそれだけのことはあります。
 これについては「まさかNでこんなパーツが出ていたとは!」と自分で買っていながら今になって驚かされたくらいです。

 それでもエッチング板一枚からこれだけのパーツが作れるのですから馬鹿になりません。

 これらを建物の背後の搬入口に適当に配置。またこの種の店だと商品の箱の一部が店頭にまで置かれていた事が多かったのでいくつかを並べます。実は今回のパーツだけではまだ足りなかったのでジオコレの自転車の荷台やカーコレのトラックの荷台用の荷物なども混ぜています。


 少しづつですが私のイメージには近づいてきました。

モジュールと背景の威力

2019-06-04 05:15:51 | 鉄道模型 



 昨年のトレインフェスタでいくつかのクラブを見学した折、モジュールの中の背景画が大きな威力を持つ実例に数多くお目に掛かりました。
 中でも駿河鉄道模型クラブの見学の折に、何枚も自作の背景画を見せて頂きましたし、季節によって背景画を差し替える事でレイアウト自体の印象が大きく変わる効果についてご教示頂き、大いに意を強くしたものです。

 そんな訳で先日のトレインフェスタでのモジュール展示の折、背景画を何枚か個人的に持ち込んでみました。



 市販の背景画をプラダンに貼り付けて一枚板にしたもので、基本的にどのモジュールにも使用可能です。
 運転主体のモジュールの場合、特にヤードではモジュールの背後から車両の交換やポイント操作を行う関係上、背景画が邪魔になる事が多いのですが、風景主体のモジュールであればただの空抜きであっても威力が得られるのではないかと考え、自分のモジュールだけではなく他のメンバーのモジュールにもお邪魔して試してみた訳です。



 予想はしていたのですが怪獣関連のモジュールでは特に見上げる角度で眺めると意外なほどのリアリティが得られるようです。



 一方でドーナツ状のパネル配置になるモジュールレイアウトの場合「奥の方のモジュールが背景パネルの影になって通路側から見えなくなる」という問題もクローズアップされました。この場合、展示の条件に合わせた対応も必要な様です。
 (一方でモジュールの後ろで作業する場合「背景画が目隠しになる」と言う効果がある事もわかりましたが)

 それと市販の背景画の大半が海外製で日本の風景に合致した物が少ないのも数が必要な場合には問題かもしれません。
 自分で描くという手もありますが、誰でも島倉二千六並みの画力があるという訳でもありませんし。



 また、10階の展示の中には「背景画を含めたモジュール自体をボックスで包み 内部の照明をコントロールする事で同じ風景に変化をつける」と言う試みが複数のクラブで見られました。流石トップクラスのクラブはやる事が1,2歩先を行っています。

 ただ、今回のイベントでは背景画を使う意味の一端は十分感じる事が出来たと思います。
 次回にはモジュールの改修などでもう少し工夫してみたいところです。

トレインフェスタ2019 食べて飲むはなし

2019-06-02 05:50:18 | 旅行・探訪・イベントなど
 今回は現地で食べた物から


 うちのクラブがグランシップに設営に行く時、必ず昼食を摂るのが某和食チェーン店。
 ファミレスとはいえ、現住地には一軒もないところなので結構「よそ行き感」はあったりします。
 ただの日替わり定食でもこれだけ海鮮が載っていれば個人的には言う事がありません。


 で、なぜか食後の景気づけで「チョコパフェを食べる」と
 こういうのでも食べていないと午後の設営の体力が持ちません(汗)

 さて、今回のイベントでは会期の殆どを会場内、それも自分のクラブの周辺で過ごす事になります。
 この周囲には食べ物屋さんもあまりありませんし例年東静岡駅でやっている「ビールフェスタ」は今年は会期のずれで今回は無し。
 という訳で必然的に会場内で売られている駅弁を食する事になります。
 場所は会場を見下ろせる客席の展望台。

 テツドウモケイのイベントを見下ろしつつ食べる駅弁食と言うのはそれだけで非日常感全開ぶっちぎりですね(笑)

 初日の昼食のラインナップはこちら。

 実は店頭で買った時、箱が意外に小さいのを見て「これだと一個では足りない」と思いもう一つ追加したものです。
 ところがこれが甘かった!

 箱こそ小さいですが中のご飯の密度が実に高く、一個食べた時点で満腹してしまったのです。
 二個目もほぼ同じ密度でしたから途中から(わたし的に)フードファイトの気分w

 どちらも味はなかなかだっただけに勿体無い食べ方をしたものです。
 その反省から

 二日目のお昼は駅弁一個だけ。
 牛肉と鰻の両方を味わえるお得感に釣られました(笑)

 これも密度が高かったので一個で満腹。付け合せのわさび漬けが良いアクセントになり、うなぎも牛肉も美味しくいただけました。

 今回のラインナップは決してお財布には優しくないのですが、こういうイベントの時でもなければまず食べないであろう取り合わせなので食の面からも「お祭り気分」になれたのは確かです。

 さて、食べるとくれば当然飲む方も。

 メインブログでもたびたび書いていますが、トレインフェスタと言うのは私にとっては「テツドウモケイで一晩中酒が飲める」数少ない、と言いますか殆ど年に一度の機会でもあります(笑)

 設営直後の前夜祭と一日目の懇親会及びその二次会がメインですが、どちらも東は東京近辺から、西は関西、北は新潟辺りの範囲から鉄道模型のファン(及び呑み助)が寄り集まるのですから酒が進まない訳がありません。

 前夜祭のメインはビールと発泡酒ですが、ここで修善寺の地ビール(というかエール)を頂きました。私の縄張りで口にする地ビールと言うと概ね故郷で買うどっしり風味のドイツ系なのですが、こちらはこちらでさっぱりとした味わいが特徴でとても美味しくいただけました。

 懇親会ではメインがアサヒスーパードライ(笑)と言う定番構成ですが各地から差し入れられた地酒が並びあたかも中日本利き酒大会みたいなノリになっています。

 実は私は学生時代花見コンパで日本酒でつぶされた体験から殆ど日本酒が飲めないのですが、今回ばかりは一口づつ頂きました。日本酒と言うのは飲み比べの積りで飲むと本当に一つ一つ風味が違うという事を実感できて、意外な経験ができたと思います。





 どちらのイベントも料理がそれ相応のボリュームで出ていたのですが、特にうちのクラブの場合欠食児童が殊の外多く(笑)開始15分位で殆どが空になりました。
 平均年齢の高さからか減りの遅い周囲のテーブルと比べると殆ど驚異的です(笑)

トレインフェスタ2019から・車両編

2019-06-01 05:44:51 | 旅行・探訪・イベントなど
なかなかネタの尽きないトレインフェスタ2019ネタから

今回は車両編。

イベント自体が20回目の節目という事もあって20周年記念ロゴをあしらった車両をあちこちで見かけました。





年号も変わったので記念の意味からかお召列車もこれまた多かったこと!



















おまけに地元の静岡鉄道も100周年なのでとな会さんで記念企画。

で、ペーパー工作のアピールも(笑)


発売即改造と言う離れ業で登場したのは鉄コレのラブライブ電車・室内灯取付バージョン。当クラブからの出場です。





人の乗れるライブと電車は相変わらずの人気でした。
いいおっさんが行列に並んでまでして乗るのは無理なのはわかっていますが、一度乗ってみたい気になります。