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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

レイアウトと「建築模型」

2012-05-14 06:56:36 | 書籍

 今回はレイアウト作りに間接的に影響を与えている本の話です。

 グラフィック社の「建築模型」

 実は高校生くらいの時に「将来都市型のレイアウトを作る時に必ず参考になるに違いない」という遠大な理想(笑)のもとに購入した本です。

 いや、実際あの頃でも高い本でした。それに当時の私は妙なところで真面目だったと(恥)

 しかもこれを買ったすぐ後位に鉄道模型の趣味自体が中断してしまい、以来物置の肥やしとなっていたいわくつきの本でもあります。

 建築事務所等がプレゼン用に作る模型の製作法なのでスケールや製作技法等は鉄道模型のそれとは異なる部分も多いです。大体「スタイロフォームの塊を家の形にカットして書割の窓やドアを貼り付ける」等と言う技法はTMSやRMMODELSでもお目に掛かった事はありません(笑)
 そもそも80年代初頭の時点ではスタイロフォーム自体がレイアウトの素材として認知されていたかどうか(当時の私は見つけられませんでした。あの当時の田舎では日曜大工センターなど殆どありませんでしたし)

 ですが最近これを読み返してみると建築模型の製作技法や撮影法で大いに学ぶ所の多い本である事に気付かされます。
 加えて作例のモデルのきれいなこと。中には検討用のラフなモデルもあるにはあるのですが模型本来の目的に沿った使い方をされている上に細部の粗が気にならないくらいに造形の力強さが感じられて好感を持てるものばかりです(教科書ですからそういう素材なのは当然ですが)

 今ではなかなか入手困難な本のようですので買っておいてよかったと今更ながら思います。

 後はこれを参考にオリジナルの建物をきっちりと作れればこのブログもうまく収まるのですが(汗)
 ただ、模型の性質上ウェザリングやエージングの概念は殆どないのでここの作例を引き写せば良いレイアウトが出来るという訳ではないとも思えます。
 最近の一部市販モデルやキットなどに観られる様な「かっちりしすぎて人間味を感じない」方向性でも困りますし。

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琴電の一斉点検(笑)

2012-05-13 08:21:53 | 車両・私鉄/民鉄


 機関区のコンバートに合わせるかたちでそれまで電車区に留置していた高松事平電鉄の車両群のチェックも行いました。
 同一私鉄ごとに一斉点検をやると言うのは私の場合結構珍しいですが、こういう機会でもないと中々出来ません。

 実物もそうなのですが琴電と言えばあちこちから車両の譲渡を受けて運用しているため車両のバラエティが豊富なのが特徴です。
 私のラインナップでも名鉄・阪神・京王・京急・名古屋市営地下鉄などの出自のものが存在しますがサイズも見た目もまちまちなので当然動力ユニットも数種類にまたがります。
 ここだけ見ていると鉄コレ動力の進化史も同時に見ている気分になります(笑)

 さて、動力車は大体自走できたのですが第二弾の15M級動力のモハ1両だけが走行できませんでした。


 これに使われていた動力ユニットは鉄コレ初期の動力だったのですがユニットを一旦車体から外し通電しても結果は同じです。
 こういう場合、接触不良かギアのかみ合わせの悪さが疑われるのですが一見してそれらしいトラブルは見えませんでした。

 ですがレールオン状態でモーターを軽く横にずらすとモータがうなりを上げて駆動を始めたのには驚きました。
 どうやらモーターの搭載位置が微妙にずれて接触不良を起こしていた様です。

 プラバンの小片をモータにはさみこめばそのまま走りは復活しそうでしたがこの機会に新しいユニットに再登載させています。

 私の場合、琴電の車両は鉄コレの中でも一大勢力となっていますが、旧京急の車両を中心にGMなどの車両も入線している為結構なバラエティになっています。
 何事も調子に乗る性格がこういう場合には変な方向へ行ってしまうのが何とも。

 そんな事を書いているうちにまた京浜急行系の琴電がいくつか入線してしまうと言う偶然。
 これらについては後述します。

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HOタンク機に思う「ガイシャ」の魅力のはなし

2012-05-12 05:53:03 | 車両・蒸気機関車
 今回はGW入線のHOモデルの話から。

 某有名中古ショップで入手したリリプットのBR75(と言うかその原型かバリエーションのvlcタンク)タンク機です。
 当ラインナップ初の外国型蒸気ですがどうかするとNの中古蒸気よりも安価な値段でした。

 それでいて走りっぷりは良好でディテーリングも悪くありません。
 車体はダイカストの様ですがブラスモデルにないどっしりとした量感はなかなかの迫力です。
 見慣れない青のカラーリングを気にしなければ中々良いデザインの機関車と思います。

 さて、この蒸気を買った理由ですが真横から見たデザインを見ておわかりの様にC10とC12を足して2で割った様な感じに惹かれたからだったりします。
 それでいてデザインの洗練度は日本型蒸気より高く、非常にスマートな感じを受けます。

 実は以前NでアーノルドのV100型DLを買った時にも感じていた事ですが日本型にも似た様な機種(この場合はDD13か16)があるにも拘らずデザインセンスが優れている点で外国型の魅力にはまりつつあります。

 不思議な事ですがクルマの世界では「ガイシャ党」というのはクルマ好きの中で結構な勢力を占めているのに鉄道模型については外国型のファンはどうしても傍流のまた傍流といった立ち位置の事が多い事を感じざるを得ません。
 その点は専門誌での扱いやブログやHPの数などからも窺い知れます。

 外国の鉄道に触れる機会が少ないことや「クルマは自分で実物を買える=実車の魅力を体感しやすい」と言う要素が大きいとは思うのですが、それにしても不思議なことではあります。
(とはいえ外国型のファンで「日本型には興味がない」と言う方も勿論いるのですが)

 私の場合メインが日本型でレイアウトもやっている関係で「日本型と並べても違和感のない範囲」という縛りをつけているのですが(ですからラインゴルドやアムトラックの編成がレイアウトを走る事はない)その範囲で観ても走りやデザインの洗練度、模型としての魅力と言う点で外国型・海外メーカーの製品は侮れない物を感じています。

 (それを端的に感じるのがZゲージです。私の触った範囲内ですがミニクラブ並みに洗練された走りのできる日本型のZゲージには未だにお目に掛かれません)

 又、HOゲージの場合ですが日本型よりも信頼性が高い事、走りに重厚感がある事、細密感とディフォルメのバランスのとり方が上手い事も大きな魅力です。そして何よりも「メカニカルなアクションを眺める時、日本型よりも面白い、魅力的なものが多い」ところが素晴らしいのです。

 現実的な観点で言うとこれに加えてそれだけの魅力を持ちながら驚くほど価格がリーズナブルである点も大きな魅力なのですが(但し、ブラスモデルや日本メーカーの輸出用モデルは別ですが)

 実を言うと昨年16番に足を踏み入れた時には外国型HOが好きになるなどとは全く考えもしませんでしたから自分でもこの点は意外だったりします。

 しばらくは中古メインである点は変わらないにしろHOについては今後外国型の比率は高くなりそうな予感がします。

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懐かしの「あのオープンカー」

2012-05-11 07:01:35 | アクセサリー
 先日サンプルを頂いたアイテムです。

 元ネタをご存知の方が見れば思わず膝を叩くというあれです。
 このモデル、なんといっても課長さんのポージングが肝だと思います。ドアに手をかけてワンジャンプで運転席に収まる瞬間のアクションの印象を見事に再現してくれました。
 こうして見ているだけであのオープニングが目に浮かびます。

 車の方も実はマストアイテムと感じました。
 このタイプのオープンカーはNスケールでは意外とお目にかかりません(外車にはあるのですがどうにもスポーツカー然とした車種が多く意外に使い勝手が悪いと思います)
 これだけでも量産されないものかと内心思います。

 元ネタの性質上、都会的な風景によく似合います。
 真夜中の街角、雨に濡れた路上でご主人の帰りを待っている(笑)OPの画なんかも再現してみたいです。

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今月の入線車・KATOのクモハ40

2012-05-10 06:56:55 | 車両・16番

 今回もGWの入線車の話から。
 何しろ「究極の鉄道模型展」を見に行った後ですからどこかしらにその影響を感じます(笑)

 16番KATOのクモハ40。
 かねてから、もし見つかれば手に入れたいと思っていた機種でした。
  両運転台の旧国で運用がしやすいこと、車両自体が地味ながら魅力を感じていたからです。

 とはいえ、実際はそれだけでなく「究極~」で展示されていた旧型電車モデルを見た後なので「何とか見つけたい」と言う気分になっていたのもあります。
 故郷でも現住地でも見つけられなかったモデルですがそこは流石東京。1両だけ中古があったのを見つけました。

 ぱっと見ではただの箱のような印象ですがよく見ると手すりもベンチレータも付いていません。
 幸い別バーツがすべて付属していたので付けられるだけ付けてみるとなかなか見違えます。

 先ほど見た「究極のラージスケール」には及ばないものの(笑)Nのモデルでは難しい豊かな表情を見せてくれました。

 動力は片側駆動でパワートラックのような台車内にモータを組み込んでいるような感じの動力でしたが試走ではなかなかスムーズな走りを感じました。
 

 ところで本モデルは発売時の吊るしの状態でしたが、箱やその他の状態を見ると一定期間は走行されていた形跡がありました。
 よほど大事に使われていたのか、手すりはともかくベンチレータくらいは付けたくなるのが人情ですが…
 とはいえ、何も無い状態で走行させても余り楽しくない気もします。
 この状態ですと顔などは穴だらけですし。



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GWの入線車・盛岡色の本命・キハ58

2012-05-08 06:54:12 | 車両・気動車
 上京ついでにいつもの如く中古モデルを少し漁ってきました。
 東京に限りませんが都会の場合中古モデルの種類も層も厚いのが一番のメリットです。ただ、値段が田舎に比べると一部のジャンルを除いて割高になりがちなのは仕方ありません。

 今回入線を果たしたのはKATOのキハ58系2連セット。盛岡色です。
 他の方のブログなどを拝見して知ったのですが盛岡色のキハ58系はあまり出物がないらしい(言われてみれば私もここ数年店頭では見たことがありません)ので見つけられた事自体が有難いのかもしれません。
 値段は新車よりやや安い程度の値付けでしたが。

 私のところに在籍する盛岡色のキハはこれまでキハ22とか23とかいった若干一般性に欠ける車両しかなかったのですが、ここでやっと普通の盛岡色(笑)が入線できることになった訳です。
 確かに帰省の折に山田線や駅構内などで見かけた事のある車両ですので、改めて入線させると懐かしさが先にたちます。

 走行性はKATOのキハ58系そのまんま。TOMIXのHGほどスムーズではありませんが同じKATOのキハ20系よりは良いと言うやや微妙なポジションであります。

 正月に入線したTOMIXのキハ26の編成と交互に葉純線を走らせて楽しみましたが、この葉純線もそろそろ改修にかからねばとすこし焦る気持ちもします(汗)

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「究極の鉄道模型展」をみる

2012-05-07 06:56:10 | 旅行・探訪・イベントなど
 GW最後の日となる日曜日、
 急遽親類の見舞いがあったため上京する事となり、そのついでに少し東京を見て回る事が出来ました。

 やっと連休らしい事が出来ましたが疲労も半端ではありません(汗)

 数年前の観光では登れず仕舞いだった東京タワー、やっと家族と登る事が出来たのは収穫でした。
 鉄塔周囲にはためく鯉のぼりの群れは中々壮観ではあります。

 さて今回の上京で最大の収穫はタワー1階で開催されていた「究極の鉄道模型展」最終日に間に合った事です。
 先週の今頃はまず行けないだろうと思っていましたから。

 展示のモデルの殆どは1番ゲージ32分の1のものです。
 16番・HOの倍以上、容積で8~16倍のサイズのモデルだけあって存在感は流石ですが、それ以上に凄さを感じるのは台車回り、動力機構を実物通りに再現している事です。
 台車回りに近寄ってみるとバネがバネとしてきちんと機能している事が伺い知れますし、8200のモデルなどは第3のシリンダがきちんと再現されているのが見えます。

 ミーハー的興味としては以前このブログで触れたブーフリ式動力伝達装置の電気機関車が今回の会場にそろい踏みしていたのが嬉しかったりします(笑)
残念と言えば、どのモデルの動力車も実車同様の惰行機能を備えているのに(これは実際に押してみるか見せないとその凄さが分かりません。しかも「鉄道模型をやっている人にだけ」しかw)モデルに触れなかった事です。
或いはデモ用の専用モデルでもあれば有難かったですが、これらのコレクションは近日横浜に常設の博物館を作るそうなのでそこに装備されれば有難い気がします。

 会場にはレイアウトもありますがシーナリィは殆どありません。
 ですが、これほどの大スケールのモデルの場合、車両そのものの魅力を前面に出す事を最優先にしているのでこういう形式の物がむしろ向いていると思います。
 実際、ここのエンドレスを走る列車の迫力はNはおろか16番すら及ばない世界を実感させられる物でした。

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「地球ドラマチック」の不覚(汗)

2012-05-06 06:31:50 | 鉄道模型 
 このGWで久しぶりに「しまった!」感を覚えてしまったこと(汗)

 先週からETVの「地球ドラマチック」の枠で鉄道模型のドキュメントをやっていた事を知らず前編を見逃してしまった事です。
 元々地上波のテレビを観る事が少なくなっていたのですがよもや地上波でこんな番組をやっていたとは思わなかった事が最大の敗因です。

 昨日、新聞で後編がある事を知り慌ててテレビの前に正座です…というのは嘘ですが土曜夜7時という裏に仮装大賞まであるゴールデンタイムの夕食時に家族の意向もなんのその、この連休の殆どを出勤でつぶした恨みをぶつけるかのごとき勢いで観倒しました(一部誇張)

 内容はイギリスの配線跡の16キロもの区間をHOスケールのモデルで英独対抗の耐久走をやるという「びっくり日本新記録」みたいな物でしたが、彼の地のマニアの本気度と遊び心に圧倒される思いでした。参加者は1年前に同じ区間を完走できなかったイギリスのマニア、ドイツ側はかの「ミニチュアワンダーランドのオーナー兄弟とそのスタッフたちという、鉄道模型というよりもル・マンのレーシングチーム並みの物々しさです(笑)
 16キロもの距離に複線の線路を敷設するために専用の敷設マシンを考案・自作。
 スケールモデル(イギリスは名機フライングスコッツマン、ドイツはBR65など)も走行するのですが、このレースに向けて製作したフリーモデルがまた凄い。

 ダクテッドファンで走行するエアロトレインなどはまだ可愛い方で、燃料電池列車やらリチウム電池車、果ては向こうの漬物を醗酵・蒸留した特殊燃料で走行する列車(しかもこちらはスタート直後に爆発するというオマケつき。HOスケールの列車が爆発するところなんぞ恐らくこの番組でないと観られないでしょう)

 45分間存分に楽しませてもらいましたが、これを観ていて思うのは彼の地のマニアの遊び心の深さです。
 基本的にはお遊びなのですがそれでもやる事は本気でやり通してみせるところ。線路の敷設や車両の整備、製作、模型の列車の出発に当たって土地の司祭がきちんと儀式を執り行うところ、
 「遊びだからこそできる本気」というものが全身に染み付いている雰囲気を感じました。
 これこそが「オトナの趣味」の真骨頂とも言うべきところでしょうがやっている方はそんな事など意に介してはいないでしょう。

 おそらくこの参加者の方々には玩具がどうの真の模型がこうのと言う屁理屈に沈む人間は一人としていないのではないでしょうか。

 楽しませてもらった反面考えさせられる所の多い好企画だったと思います。
 今回のブログは番組を見た直後の観想をそのまま文にしたものです。ですので細部に思い違いなどあるかもしれませんがご容赦を。
(写真は本編と関係ありません)

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マイクロエースの新カタログ

2012-05-05 06:14:56 | 書籍

 先日、マイクロのカタログ2012年版が並んでいたので手を出してしまいました。
 
 今回はKATOのそれに近いスタイルで2009年~2012年前半の予定品までの掲載となっています。
(つまりそれ以前の製品についてはVol3以前の物を使うと言う事。尤もマイクロの場合「購入予定を立てる為」と言うよりもアーカイブスの一部として楽しむのが正しいのかもしれませんが)
 実際過去の全製品を掲載した1冊ですと重量級の事典になりそうな気もするのでこれはこれで良いと思います(笑)

 それでも3年分かそこらの車両のみのラインナップだけでKATOのカタログより部厚かったりしますが。
 ここに収録されているのはここ3年間にリリースされたアイテムとの事ですが改良品もあるとはいえ、3年間で500アイテム近く。それ以前の製品を網羅している前回のカタログでは約10年弱の間に1000ちょっとのアイテム数ですからかなりのハイペースに見えます。

 これらをぱらぱらと眺めていると「こんな車両まで出ていたのか」と驚かされます。
 この掲載期間は私がこの趣味を再開してからリリースされた物なのですがそれでも補足しきれないペースでラインナップを充実させていた事になります。

 もしこれを全部集めている人がいたらある意味尊敬に値すると思います(…)

 ですがNスケールのモデルで特定番号の機関車や特定時期の編成をかなり細かく選んで楽しめる様になったのは紛れもなくマイクロの功績と言えます。
 個々の造形や以前のモデルの走行性能など問題もない訳ではないですが、少なくとも編成物については「●●の編成が出ていない」となる確率は(他所のラインナップも含めると)かなり低くなっていると思います。

 それらについてふと思ったこともあるのですがそれについては次の機会に。

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GW後半戦・・・だそうで

2012-05-04 07:21:44 | 思いつくままに・考察
 世間はGW後半戦と言う事ですが、私のところは仕事の都合上平日と同様の勤務体制なので殆ど関係ない状況であります(涙)
 強いてメリットを挙げるなら通勤時間帯の渋滞がないこと、とりあえずカネを使うことが少ない事くらいでしょうか。

 これの他、地域や子供のクラブの役割やなんかもあって今年はいつになく暇のない(汗)年となっています。
 (実際地域への貢献に対する「ボランティアl休暇」みたいなのが認められると有難いのですが現実は)

 まあ、愚痴はそれくらいにして
   

 さて、 昨年、一昨年とTMSのレイアウトコンペに応募させて頂いて来ました。
 これまでの結果は努力賞レベルでしたので今年はせめて前よりは良い物を作れればなどと思っておりました。
 
 が、今年度が上記の事情などから予想以上に多忙で製作のためのまとまった時間が作れそうにないので今年度は応募を見送る事にしました。
 理由としてはもうひとつありまして過去二回の製作や改修が締め切り間際まで押せ押せの状態の製作スケジュールとなってしまい詰めのかなり甘いものになってしまった反省があります。
 ここは来年まで腰を据えて改修・工作すべきと思えた事も今回の見送りの理由です。

 コンペへの応募は賞が欲しいとか言うレベルでなしに、自分のレイアウトの製作や改修の動機づけとして「前よりは腕が上がれば」というモチベーションを維持する意義の方が大きいです。
 これまでの例でも上手い下手は置いておいてがんばらせてもらったと言う感覚が一番の収穫だった気がしますし。これは仕事や競争でなしに「趣味でやっているから」こそ得られる感覚と思っています。

 その意味では今回こそはじっくり腰を据えた成果が出せるようにしたい所です(出来れば腕が上がっていればそれに越した事も汗)

 現時点での応募予定は16番のミニセクションか一昨年応募の葉純線の大改修した物を考えています。
 いきなり鬼の笑う話ですが…

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「何を今更」のCASCOのケース

2012-05-03 06:52:38 | アクセサリー

 最近鉄コレに加えてGMのキット車なども増えて来ましたのでそろそろケースが不足してきました。
 運転会などで他のメンバーの方々は貨車や小型車両など中途半端なサイズの車両の収納にCASCOのウレタンやケースを使う事が多いのですが私自身はこれまで使う事がありませんでした。

 貧乏くさい話で恐縮ですがこの種の車両ケースはこれまで上京や帰省の折に中古ショップの処分品を漁る事が多かったのでこれまではそれでどうにかしのいでいたからです。
 ですがこのやり方は手持ちのサイズに適合した物を見つけるのが難しい事が難点です。
 そんな訳で(笑)今回は久しぶりにケースだけを購入しました。

 鉄コレやGMのサイズから言って17M~19Mクラスの収納が主なのでCASCOの10両&12両のケースです。
 上記の事情もあってこれまでCASCOのケースは持っていなかったです(通はウレタンだけ買って100円ショップのケースに入れて使いますが)が実際パッキングしてみると流石に素晴らしい。
 
 中敷きのウレタンのカッティングの巧みさで小さいなパーツの組み合わせで多少のサイズ差は吸収出来てしまいますし。
 ケース付きの奴はどうかするとKATOやTOMIXのそれよりも高価なのですが蓋がシースルースタイルになっているのがステイタス(笑)です。
 ケースに入っている車両を眺めるとコレクションと言うより昔懐かし「昆虫標本」のそれを連想する所に歳を感じます(汗)

 今後はコストとの兼ね合いもあるのでウレタンのみの購入になると思いますがこれほどの使えるアイテムをこれまで手を出さなかった事に恥じ入る次第(大汗)
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大レイアウトを考える・スイッチバックのレイアウト

2012-05-02 07:05:30 | 思いつくままに・考察
 今回は誌上などで私の記憶に残るレイアウトの話を中心に。

 40年近く前に鉄道模型を始めたタイミングでは摂津鉄道や雲竜寺鉄道などの古典的な傑作レイアウトをレイアウトモデリングやテクニックなどで目にする事はあってもリアルタイムでの最新レイアウト、それもNゲージで目を引く物はあまりありませんでした。

 Nのレイアウトで初めて私の関心を引いたのは75年TMS発表の「河内鉄道蔓城線」、そして当時買い始めた「とれいん」掲載のスイッチバックのレイアウトでした。
 後者の方は高校の鉄道研究会の展示用の物でしたが「立野のスイッチバックをできるだけ実物通りに再現する」事を目標に作られた物です。

 これのどこが私の目を引いたかと言うとそれまでの個人所有や運転会用の組み立てレイアウトと異なりシーナリィにたっぷりとスペースを取り、地形の起伏が雄大に再現されている点にありました。
 同様に駅構内も実物準拠の実に広々としたものでこれも感心した事のひとつです。

 このレイアウト、そうした点を別にすればレイアウトとしての作りは大雑把な部類に入ります。
 樹木は構内に生えていた植木の枝を切り出してラッカーで着色した物ですし田圃は細かく切った足ふきマット、建物類は当時市販の建造物がなかった事もあってペーパーの工作だったりします。

 ですがそうした粗を超越してこのレイアウトが魅力的に感じられたのはひとえに総体としての地形と線路配置の雄大さ、これに尽きます。
 正確な規模が触れられてはいないのですが恐らく畳2枚半から3枚分は使っているのではないでしょうか。

 表現したい物、見せたいものが明確でその目標に迷いなく一直線に作っている事が良く伝わってきた事がこのレイアウトの魅力の全てとすら思えました。

 それと、他の「大レイアウト」に比べて線路と風景の比率が極めて小さいのは今見ても新鮮に映るポイントと思います。
 実際の鉄道が「地形主・線路はそれに従属する存在」である以上当たり前といえばそうなのですが大レイアウトでなければ出来ないリアリティの表現として注目したいところです。

 いずれにせよこのスイッチバックは私にとって大レイアウトを考察する上で忘れられないベンチマークのひとつと言えます。

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オリエント急行2012・その4

2012-05-01 07:00:05 | 車両・電気機関車
 オリエント急行88の夢編成話の続きです。今回はゲテモノとオーソドックスの組み合わせ(笑)

 マイクロのEF10
 この前の当ブログで「デッキつき電機とOE88の組み合わせにも惹かれる」などと書きましたがそこで挙げたEF57をも差し置いてEF10から牽引させました。
 何しろ「関門仕様の銀色電機」というゲテモノぶりが目を引いてしまったもので(汗)
 それを差し引いてもこの型のEF10は後の56・57辺りにはない丸みを帯びた優しげなフォルムが個人的には好きです。

 KATOのEF510・北斗星仕様
 昨日16番EF510の話をしたばかりですが。
 恐らくOE88のモデルを所有している方の大半が一度は試したのではないかと思われる(笑)組み合わせと思います。その意味では結構オーソドックスな組み合わせではないかと。

 EF510自体が北斗星やカシオペアの牽引機として新造されたJR初の旅客用電気機関車という華々しい履歴の持ち主ですのでOE88の様なスペシャル編成には打ってつけと言えます。
 機関車自体も堂々としたプロポーションで考えようによってはEF65辺りよりもお似合いかもしれません。

 モデル自体は先日触れた16番KATOの半額近いプライスですが、こちらは16番とは逆にNとしては高級モデルの部類(とはいえ、最近のNモデルはHG化の進行が著しいので細密度に関しては大きな差は無くなりつつありますが)に入ります。走行のスムーズさはこれまで触れたKATOモデルの中でもトップクラスで車体が大振りな分車重もあるのでOEのフル編成にも十分対応できるのではないかと思います。
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