光山鉄道管理局・アーカイブス

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メルクリンミニクラブの「大物車」

2019-03-19 05:28:16 | 車両・Zゲージ
 天賞堂エバーグリーンの閉店は私にとって結構な痛手、しかも本店の方は銀座3丁目に移転するのにこちらは「営業終了」だそうなので残念感もひとしおです。
 今回の来店が私にとっては最後のエバグリ。
 何か記念になりそうなアイテムでもあればと思ったのですが流石にこの時期はめぼしい物は大概先客が抑えてしまった様でどの棚も隙間が多く寂寥感を感じさせました。

 それでもどうにか見つけ出したのが
 「メルクリンミニクラブの大物車」
 このモデル、私が初めてZゲージの存在を知った「工作ガイドブック75年度版」にも掲載されておりモデルとしても相当に初期のものです。
 実際パッケージのくたびれ具合も半端なく、プラケースに一部ヒビが入っていたりして(笑)

 実車は台車が14軸の堂々たる物の様で日本で言えばシキ800クラスに相当するでしょうか。砲塔部をスクラッチすれば列車砲も作れそうです(笑)
 しかもこの状態で「Nゲージの20M級車よりも長い」のですから。
 ですが模型として見るとそこは割り切りのメルクリン、実車は14軸でもモデルは10軸を省略した4軸仕様と言うのに驚かされます。

 一方で片側2軸の長さが通常の二軸に合わせた様なホイールベースになっている事、大物車独特の屈曲構造をきちんと再現している事から急カーブのクリアは容易なようです。
 Zゲージとはいえ「迫力の曲がりっぷり」の再現はこのモデルの肝と思いますがその辺の抜かりはなさそうです。

 実を言いますとこのモデル、都内の中古ショップでは意外に出物があるモデルで私自身何度か手に取った事もあるのですが、上記の独特な構造に玩具っぽさを感じていたのとにも拘らず意外に高価だった事もあってこれまでなかなか手を出せなかったモデルでした。
 今回は閉店セールで表示の4割引。これで1000円ちょっとになった事もあって飛びつきました(今回の買い物は本当にこんなのばっかりですw)
 おそらくこのモデルの活躍は運転会でのZゲージだと思いますが、これを眺める度エバグリの思い出が胸をよぎる事は間違いありません。


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