今回のはなしはネタとしては相当な変化球と思いますので、そのつもりでお読みください(汗)

先日の静岡行きで「いい歳したおっさんがガンダムのプラモを衝動買いした」はなしをサブブログで書きましたが、今回はそれをきっかけにした考察ネタから。
皆さんの多くがご存じの様に今回のガンダムのプラモはNゲージのスケールに近い1/144。更に2、3年前にKATOから機動警察パトレイバーのイングラムAV-98がNゲージスケールでリリースされています。
実はそれ以外にもNスケールに近い巨大ロボットのプラモや玩具はいくつか出ているのですが、今回のガンダムをきっかけにそれらを並べてみようかと思い立ちました。
怪獣物や特撮ヒーロー物と異なり巨大ロボット物の場合は「設定や世界観によって主役ロボットのサイズが作品によって大きく異なる」という特徴があります。
特撮の場合、使いまわされるミニチュアの建物のスケールにロボットのサイズ設定が引きずられてしまう宿命があるのに対して、全編が絵で構成されるアニメでは作風に応じて至適なサイズのロボットを設定しやすいのでしょう。
ですから、殊有名アニメの巨大ロボットを同じスケールで何種類か並べるとその大きさの差に驚かされる事が多いものです。
現にガンダムとイングラムを並べると同じ巨大ロボットなのに巨人と小人くらいのサイズ差があります。
これにわたしの手持ちから食玩の「装甲騎兵ボトムズ」のATスコープドッグを並べるとイングラムの半分程度(歩行する装甲ジープみたいなサイズ)

比較の為にNサイズのトヨタクラウンを配置してみましたが、その視線から見ればATのサイズでも「巨大ロボット」である事がわかります。

実写版の実物大イングラムはわたしもイベントで見た事がありますが、ガンダムの半分以下のサイズなのにいざ立ち上がると十二分に巨大に見えました。サイズ的には「大魔神」の2倍程度というところでしょうか。

トミカプレムアムで出ていた「超時空要塞マクロス」のバルキリーもロボット(バトロイド)に変形しますが、飛行機体型で比較してもガンダムとイングラムの中間程度のサイズである事がわかります。
(なお、バトロイド体形の方は10年後の「マクロス7」に登場するVF-11Cです)
それらに比べるとRX-78はどれよりも巨大です。
聞いた話ではガンダムの身長設定はマジンガーZのそれを参考にしていたそうですが、そのせいか他のリアル系ロボットに比べると意外に巨大である事がわかります。

で、特撮系巨大ロボ代表として並べたのが昔超合金魂で出ていた「大鉄人17」

こちらに関しては「艦載機の劇用車サブマシーン」のサイズから逆算してNゲージスケールと解釈したものですが、それでもサイズ的にガンダムの倍近い巨大さとなります。
(Zガンダムに登場する「サイコガンダム」はこの17に酷似したギミックとサイズを誇りますw)
上述の事情で、特撮系巨大ロボットは身長が40M前後かそれよりやや大きいサイズになる事が多い(いわゆる「ウルトラマンサイズ」)ですが、ガンダム以前のコンバトラーVやゲッターロボも設定上はこれに近いサイズになっています。ヒーロー系のロボットもベンチマークはやっぱりウルトラマンという事ですか。

因みにヒーローロボットでもダンガードAとかイデオンなんかは設定身長が100m単位となりNゲージスケールでは「レイアウトの中に人間が紛れ込むのと同じ」状態になるので今回は再現できません。
艦内に街を一つ呑み込んでいるマクロス強攻型に至っては「レイアウトルームどころか家そのものが内蔵されそう」な勢いです(笑)
こんな風にNゲージのスケールで「巨大ロボットのサイズ差を視覚化できる」というのは新鮮な驚きでした。
「お台場」どころか「万国ロボット博(注)」をレイアウト上に再現するのも不可能ではない気がします。
(わたしの手持ちにはありませんが過去にダグラムやSPTレイズナー、グレンダイザーなども同スケールでプラモになっているはず。探せば他にもあるかもしれません)
注・万国ロボット博・・・昭和の特撮巨大ロボット物「スーパーロボットレッドバロン」(昭和48年)に登場する設定。
世界各国から出品された巨大ロボットの博覧会だったが、会場に乱入した悪の組織にすべてのロボットが強奪され、その後侵略用に改造された各国のロボットが毎回レッドバロンと戦う展開でした。

先日の静岡行きで「いい歳したおっさんがガンダムのプラモを衝動買いした」はなしをサブブログで書きましたが、今回はそれをきっかけにした考察ネタから。
皆さんの多くがご存じの様に今回のガンダムのプラモはNゲージのスケールに近い1/144。更に2、3年前にKATOから機動警察パトレイバーのイングラムAV-98がNゲージスケールでリリースされています。
実はそれ以外にもNスケールに近い巨大ロボットのプラモや玩具はいくつか出ているのですが、今回のガンダムをきっかけにそれらを並べてみようかと思い立ちました。
怪獣物や特撮ヒーロー物と異なり巨大ロボット物の場合は「設定や世界観によって主役ロボットのサイズが作品によって大きく異なる」という特徴があります。
特撮の場合、使いまわされるミニチュアの建物のスケールにロボットのサイズ設定が引きずられてしまう宿命があるのに対して、全編が絵で構成されるアニメでは作風に応じて至適なサイズのロボットを設定しやすいのでしょう。
ですから、殊有名アニメの巨大ロボットを同じスケールで何種類か並べるとその大きさの差に驚かされる事が多いものです。
現にガンダムとイングラムを並べると同じ巨大ロボットなのに巨人と小人くらいのサイズ差があります。
これにわたしの手持ちから食玩の「装甲騎兵ボトムズ」のATスコープドッグを並べるとイングラムの半分程度(歩行する装甲ジープみたいなサイズ)

比較の為にNサイズのトヨタクラウンを配置してみましたが、その視線から見ればATのサイズでも「巨大ロボット」である事がわかります。

実写版の実物大イングラムはわたしもイベントで見た事がありますが、ガンダムの半分以下のサイズなのにいざ立ち上がると十二分に巨大に見えました。サイズ的には「大魔神」の2倍程度というところでしょうか。

トミカプレムアムで出ていた「超時空要塞マクロス」のバルキリーもロボット(バトロイド)に変形しますが、飛行機体型で比較してもガンダムとイングラムの中間程度のサイズである事がわかります。
(なお、バトロイド体形の方は10年後の「マクロス7」に登場するVF-11Cです)
それらに比べるとRX-78はどれよりも巨大です。
聞いた話ではガンダムの身長設定はマジンガーZのそれを参考にしていたそうですが、そのせいか他のリアル系ロボットに比べると意外に巨大である事がわかります。

で、特撮系巨大ロボ代表として並べたのが昔超合金魂で出ていた「大鉄人17」

こちらに関しては「艦載機の劇用車サブマシーン」のサイズから逆算してNゲージスケールと解釈したものですが、それでもサイズ的にガンダムの倍近い巨大さとなります。
(Zガンダムに登場する「サイコガンダム」はこの17に酷似したギミックとサイズを誇りますw)
上述の事情で、特撮系巨大ロボットは身長が40M前後かそれよりやや大きいサイズになる事が多い(いわゆる「ウルトラマンサイズ」)ですが、ガンダム以前のコンバトラーVやゲッターロボも設定上はこれに近いサイズになっています。ヒーロー系のロボットもベンチマークはやっぱりウルトラマンという事ですか。

因みにヒーローロボットでもダンガードAとかイデオンなんかは設定身長が100m単位となりNゲージスケールでは「レイアウトの中に人間が紛れ込むのと同じ」状態になるので今回は再現できません。
艦内に街を一つ呑み込んでいるマクロス強攻型に至っては「レイアウトルームどころか家そのものが内蔵されそう」な勢いです(笑)
こんな風にNゲージのスケールで「巨大ロボットのサイズ差を視覚化できる」というのは新鮮な驚きでした。
「お台場」どころか「万国ロボット博(注)」をレイアウト上に再現するのも不可能ではない気がします。
(わたしの手持ちにはありませんが過去にダグラムやSPTレイズナー、グレンダイザーなども同スケールでプラモになっているはず。探せば他にもあるかもしれません)
注・万国ロボット博・・・昭和の特撮巨大ロボット物「スーパーロボットレッドバロン」(昭和48年)に登場する設定。
世界各国から出品された巨大ロボットの博覧会だったが、会場に乱入した悪の組織にすべてのロボットが強奪され、その後侵略用に改造された各国のロボットが毎回レッドバロンと戦う展開でした。