光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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11月5日で115系のはなし

2022-11-05 05:11:19 | 車輌・電車
 今回は久しぶりに日付の語呂合わせネタから。
 今日が11月5日なので115系で行きたいと思います。

 3扉のいわゆる近郊型電車というと111系や113系、401系などがありますが、わたし個人として一番馴染みがあると同時に好きだったのが115系でした。
 中でも「山スカ」と呼ばれるクリームと青の塗分けの車体は115系に一番似合っていたと思います。
 
 (まあ、わたし自身が元々スカ色好きという面も多大にあるのですがw)

 ざっくり書くと都市近郊用の111系を元に山岳線区に対応した大出力モーターを搭載させ、併せて断面が狭いトンネルに対応した低屋根構造としたのが115系と言う感じになりますが、加えてクモハを設定してローカル線向けの3連にも対応できる一方、どうかするとグリーン車を組み込んだ急行としても運用できるという小回りの良さも併せ持っているので、模型的にも使い勝手の良い電車と言う事は言えると思います。
 (まあ、急行の場合乗った人のがっかり感は想像に難くありませんがw)

 そういえば一時期、甲府駅のホームを見回すと中央線のスカ色のほかに身延線で湘南色、更に身延色とか言うブドウ色の仕様と3つのタイプの115系が見られた時期もありました。中央線仕様は後に長野色に変わり引退まで使われましたが、線区や時期によってカラーリングの変遷が多かったのも115系らしい感じがします。

 (現在生き延びている115系も色々なカラーリングが採用されていますが、一度鉄コレか何かでそれらを一堂に集めたシリーズでも出れば面白いのではないかという気もします)

 現住地が中央線の沿線なので、山スカか長野色の115系に乗る機会は多かった方ですが、基本車内はどれに乗っても同じ様なものだったにも拘らず山スカ色の電車に当たるとなんだか得したような気分で乗っていた事が思い出されます。ボックスシートの仕様も故郷で乗っていた旧客に近いノリで楽しめましたし、どうかすると速くてサービスの良い特急よりも旅情を感じる旅(というか大概が出張か帰省なのですが)をさせてくれたのもこの電車の人徳だった気がします。

 わたしの手持ちの115系も湘南色や身延色、長野色が在籍していますが、亥の一番に入線させたのはやっぱり山スカ色の115系でした。
 ただ、一番最初に入線させた(しかも中古)だけに足回りがヘタるのも早かったです。

 そろそろ新たな山スカ115系の編成が欲しくなってくる頃合いですね(汗)