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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

ボロ電のお祭り

2018-11-24 05:39:47 | 旅行・探訪・イベントなど

 先週は秋祭りに付属したクラブの運転会でしたが、この時期は大抵の町や村で秋祭りが催されます。
 先日は別の街で行なわれた秋祭りで「路面電車のイベントがある」と聞いて久しぶりにS660を飛ばしました。

 「ボロ電まつり」と言う傍で聞いているとあんまりなネーミングのイベントですが地元民にはその名前で親しまれていたそうです。
 (因みに「ボロ」なのは車両ではなく「駅舎」の事を指していたとの由)

 昭和37年に廃止された山梨交通の路面電車(というか江ノ電タイプの軽快車に近い)の資料展示や保存されている実車の見学、講演会などもありましたが、私のお目当ては専らレイアウトとプラレールだったりします。
 山梨交通自体は現在もバス会社として続いていますからこうした資料などの保存も比較的良かったと伺われます。

 最近では珍しいポイントToポイントの線路配置を自動運転ユニットを使って往復運転、一部ポイント自動操作でデモしていました(当然ユニットはTOMIX製です)

 レイアウトは小型モジュールを組み合わせた様な分割式で当時の路線のダイジェストを要領よく纏めています。
 実車の方も市街地から田園地帯、そしてアルプスの麓を縫うように走った路線なので結構風景の変化が激しく、若し今でも存続していたら案外観光路線として持ったかもしれないと思えるロケーションの良さを誇っていました(これは実際に廃線跡を車で走ってみた印象ですが)

 車両はほぼ自作に近い当時の電車、プラレールのコーナーではペーパークラフトによる同形車が快走していました。

 山梨交通の車両は私も最近モデルを物したばかりだったのですが「しまった!自分も持ち込めばよかった」と思った時には後の祭りです(大汗)