
今月の入線車は無闇にジャンク品にばかり当たります。
あまりに古かったり前のユーザーが相当にぞんざいに扱ったりとか、理由は様々ですがこの種のモデルは見ていて「ここをどうリペアしようか」とか考えながら眺めるのが精神衛生上良いかもしれません。
ジャンクの花園その1は
GMのキット組み品と思われる「小田急5200系の6連」
同形モデルはたぶんマイクロ辺りから完成品が出ていそうなので(とはいえ出物をあまり見ませんが)一般論としては敢えてGMの、それもキット組み品を選ぶメリットはあまりない気もします。

ですが値段の安さ、及び「何とか手を加えてみたい」と言う欲求(笑)のバランスが取れるとつい財布が開いてしまいます。
この5200の手の加えどころは「動力車」
見るからに後付け臭い、しかも台車が適合していない様です。おそらく近鉄あたりのユニットを流用した可能性が濃厚です。
何しろ見た目にカプラーが無闇にはみ出しているのが何ともですが。

動力を鉄コレ辺りから調達できるならいけそうな気がします。
それを別にすればキットメイク品としてはそこそこ見られる造りがされています。
床下機器は懐かしや「ダイカスト一体型」の旧式
しかもT車の先頭のスカートはカプラー一帯で見事に首を振ります(笑)
推察ですがこれの前のモデラーは80年代初頭から中頃にかけてこれを作った人ではないかと思うのですが動力の後付け感の凄まじさから動力化は別のユーザーがやっていた可能性も大きそうです。
さて、動力はどうしましょうか。