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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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ネットオークションを眺めていて

2016-02-06 05:34:27 | 思いつくままに・考察
 昨日紹介の185系は久々にネットオークションを使った買い物になりましたがこのところは懐具合もあってこの種のオークションは眺めてばっかりの状態です。

 先日もそうやってオークションを見ていたら幻の「SONYマイクロトレーン」のセットの出物があり入札合戦が物凄い事になっているのを目の当たりにしました。

 この前もこれまたファンの間では幻とされている「中村精密のD51スーパーなめくじ」が大型冷蔵庫並みの値段で落札されているのを見ています。
 ですからそれ以上のレア品とも言えるSONYのNゲージはもっと凄い事になるのではないかと思っていたのですが、やはり予想通りでした。
 最終的にはこちらもそれに近い額で落札された様です。

 最近なにかと出費がかさみ数こそ多いもののジャンク品ばかり漁っている私なんぞからすれば、こういう豪儀な競り合いを見るのは(当事者の方々には失礼ですが)何となくお祭りじみて見えます。
 
 それにしても鉄道模型のレア物というのは恐ろしい。
 たぶん、入手にはお金やノウハウだけでなく多分にツキが回るかどうかも大きく作用している気がします。

 まあ、私がこういうのを羨ましがる時と言うのは「自分も欲しかった機種が高騰する時」が殆どです。
 希少性は認めつつも自分が関心を持たない機種だとまるでスポーツ観戦でもするかのようにこの手の競り合いを眺めていたりするのが大半と言っていいでしょう。
 スポーツ観戦と違うのは「自分の贔屓の選手とかチームが無い」点ですが(笑)

 ネットでのオークションの登場・普及以来あらゆるコレクション、又はホビーの持つマネーゲーム的な側面が大分強調されてきている気がします。
 鉄道模型も当然例外ではないのですが、総体的に絶版製品とか旧モデルなどが以前ほど呑気に買えなくなってきているのも確かでしょう。
 最近では完成品ばかりか一部のキットやパーツまでこうした競り合いの対象になっていますし、落ち着かない時代になったものです。

 でも一方でネットオークションに行くと「前のユーザーの手垢がかなり濃密についている様な物」ばかり競り落としている私がいたりします(汗)要するに半改造品とか色刺しとかがされている様な奴ですね。
 この種のアイテムはオークションばかりか中古ショップでも嫌われて案外な安値で出ている事が多いので個人的には助かっています。

 が、レア物、クリーム品ばかりを追い求めるコレクターとなるとあくまで出荷時のオリジナリティを重視しますから、ますますアイテムの二極化が進む感じがします。
 どちらが良くてどちらが愚かか、判断は付けかねますが明らかに古物の鉄道模型の買い方がここ10年位で大きく変わったのは事実と思います。

 それにしてもこんな豪儀な事ができるお金が欲しい(涙)

 オークションを含めたネットでの買い物については、私自身最近思うこともあるので近く改めて書きたいと思います。
(写真は本題とは関係ありません)