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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

Nゲージ50年を振り返ったこの1年(笑)

2016-01-22 05:43:02 | 趣味の原点をふり返る
 今回の話は本来なら昨年暮れに上げる予定だったのですが、つい年を越してしまいました。
 出し遅れの証文みたいな感じになっていますがご勘弁ください。

 昨年はKATOが製品としての日本型Nゲージとしては初となる「初代C50とオハ31」をリリースしてから50年に当たる節目の年だそうです。

 
 鉄コレも10周年、記憶に間違いなければグリーンマックスがNに進出したのも40周年だったかな?と。
 (今は鉄道模型をやっていないですが学研のNゲージも40年前のリリースだった筈です)
 ついでながら私が75年にこの趣味を本格化させてから(途中20年のブランクがありますが)40周年にも当たります。
 してみるとKATOに限らず2015年とはあらゆる意味で節目の年だったと言えます。

 このブログでもそれにあやかる形で(かなり強引な内様ですが)Nゲージの50年を私なりに振りかえる企画をやってみたりしつつ当時を回顧して見たりしました。

 私がNを始めた時期自体KATOのNの10周年のタイミングの筈ですが、その当時でさえNのラインナップは16番はおろかメルクリンのZゲージよりも貧弱な状態でした。
 それでも始めて入線させたキハユニ26を線路上で走らせた時の感動は忘れられません
 (パックは16番用、線路はフレキシブル、フィーダーに至っては「ワニ口グリップ」でしたが)


 「走らせるシステム」としてのNゲージが確立したのは翌年に当時のトミーが「TOMIX」をスタートさせてからです。
 このインパクトは大きく、現在のうちのレイアウトはTOMIXが無かったら絶対に存在できないとすら言いきれるほどの意味を持っています。

 ですから私の中では「KATOはNゲージの生みの親あるいは元祖」「TOMIXはNゲージの育ての親、もしくは中興の祖」と言うステイタスがあります。
 つまりKATOだけでも又TOMIXだけでも現在のNの隆盛はあり得なかったと。
(後発のGM、学研、マイクロエース、MODEMOなどはこの2社の補足的な存在意義に留まってしまっています)

 ですから私なんぞからすれば「KATOかTOMIXか」と言う論争は例えるなら「お父さんとお母さんのどっちがいいか」と訊かれている様な物で答えに困るのです。

 何れにせよその後の紆余曲折もあるにせよNゲージは50年でここまで来ました。

 今の時点で今後のNがどうなるのかはわかりませんが、私にとって鉄道模型のメインストリームがNであり続ける事は間違いないと思います。
 昨年と言う年は一面そうした事を再確認する一年でもあったのではないかと。

 その意味では随分理屈っぽく過ごした一年でもあったなあと反省しきりです(汗)

 ああ、そう言えばTOMIXも今年か来年が40周年だったのでは?

 余談です
 先日KATOの50周年モデルの第二弾がC50のリニューアル品と発表されました。
 最近のKATO蒸機の出来を考えるとかなり期待できると思うのですが最初は「予価2万円越え」にショックを受けたのも確かです。
 ですがよく聞いてみると「50周年記念DVDとブックレットの付いたセットらしい」との事でそれなら幾分納得できる気もします。
 ですが、だとするとやっぱりこれも予約しなければという気分になってしまいました。
 その理由についてはいずれ書く事もあると思います(大汗)