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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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鉄コレの銚子電鉄「営団地下鉄復刻塗装車」から

2015-11-03 05:50:18 | 車輌・電車
 先日入手した中古鉄コレから
 銚子電鉄の1000形、営団地下鉄復刻塗装の仕様です。

 実はこのモデルの存在自体すっかり忘れていたのですが、中古ショップを覗くとどこでもこれの中古が残っており価格的にも手頃になっていたのでめでたく入手できたものです。

 さて、銚子電鉄の1000形のベースは言うまでもなく営団地下鉄(現東京メトロ)の銀座線用の2000系です。
 これが活躍していた頃は地下鉄自体を利用する機会がありませんでしたから実車への馴染みの点では今ひとつですが、短駆の車体に黄色一色のカラーリングは私にとっての地下鉄の象徴のひとつでした。

 モデルは銚子仕様なので両運転台な上にパンタグラフまで載っていますがそれでも銀座線の地下鉄の雰囲気は感じます。
 ダミー線路と組み合わせて都会風のレイアウトで地下駅を組み込んで見ても面白いかもしれません。

 余談ですが銀座線の地下鉄は特撮映画での登場が意外に多く、新幹線に次ぐ隠れた名優とも言えます。
 古くは「モスラ」の渋谷駅の破壊シーンにちらりと登場(但しモデルは73系を使っていましたが)
 「ノストラダムスの大予言」では線路上の巨大植物のジャングルに突っ込み「地震列島」では実物大の車両セットを実際に水没させています。
 あと「ウルトラマンA」でも超獣が襲撃する話があった筈ですがこちらの記憶はおぼろげです。

 今回のモデルを使って特撮ジオラマと言うのもアリだったりして(笑)

 このセットには同じ1000形の丸の内線仕様もありますが実車にそういう仕様がなかった上に丸ノ内線を象徴するサインカーブの飾り帯もないのでやや中途半端な印象です。
 こちらはあくまで「それっぽい私鉄電車」のノリで楽しむのが正解でしょう。

追記
 上記の丸ノ内線の記述について読者の方から当該の車両が実在していたとのご指摘のコメントがありました。
 再度チェックして確認しましたがご指摘の通り丸ノ内線の中野坂上から方南町の間でサインカーブの無い仕様の塗装の2000系の車両が93年頃まで運用されていました。
実車は丸ノ内線乗り入れに際して側面のステップが追加されていますが見た所では鉄コレの銚子仕様も同様の造形がされているようです。
 全くこちらの不勉強で汗顔ものです。

 この場を借りて訂正させて頂きます。

 尤も、銀座線仕様は元々「鉄子の旅」仕様の塗り替え、丸ノ内線仕様は「桃太郎電鉄」仕様の塗り替えだそうなので気にする方が野暮と言う物かもしれません。