goo blog サービス終了のお知らせ 

光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

しなのマイクロのモハ102-1200番台と中古モデルの値付けのはなし

2014-07-04 20:57:43 | 車輌・電車
 ジャンク品動力のはなしその2です。

 しなのマイクロのモハ103 1200番台。動力つきです。
 こちらの方は走行性自体には全く問題がありませんでした。日本初のフライホイール動力の宣伝もパッケージの裏に誇らしげです。

 おそらく「中間車だけで他の車両が無い」というのが問題だったのでしょう。

 さて、実はこのモデルの見どころは別な所にあります。
 これを売っていたHARD ●FFの値段シール。
 最初買った時に無暗に値札が重ね貼りしてあったのを不思議に思い帰宅後一枚一枚はがしてみました。

 剥がす毎に「1000円づつ上がって行くお値段w」に驚きが高まります。
 とうとう最後の所にたどり着くと「6000円」となっていました。更にその下のラベルに「6500円」の金額まで透けて見えます。

 これ1両は1550円でしたから中古価格と見積もっても75%引きと言う事になります。
 一体このモデルは元々どれくらいの値段で下取りされたのでしょうか。
 それにしてもまるでバナナの叩き売りみたいな値段の変遷を目の当たりにして複雑な気持ちではあります。

 さて、このモハ103の使い道ですが、前の583系とか185系の様に気長に「編成が揃うまで買い足して行く」というのも不可能ではない感じもします。
 ただ、物がしなのですから相当な時間となるのは必須と思いますが(そもそも都合よくトレーラーだけ揃うというのは考えにくいのですが)

 まあ、物が103系ですから他の編成に混ぜて使うのも容易ですし(またか)ブラス車両の動力ユニットとしても悪くはありません。
 全体が「ダイカストの羊羹」みたいな構造ですから極端な話、これの上に直接ペーパー車体を貼りつけて1両仕上げる事も出来そうです。

学研の583系動力車をいじくる

2014-07-04 20:55:54 | 車輌・電車
先日某HARD ●FFで見つけたジャンク品。
 「学研N」のモハネ583と「しなのマイクロ」のモハ103 1000番台の「ジャンク動力車」2両組(爆)
 どちらも動力車としては曲者揃いな上にモハネに至っては堂々と「不動品」と書いてあります。だから500円なのですが(笑)

 ただ、この店でかつて入手した「不動品」の中にはちょっとした調整で走行可能なものも多かったですから油断ができません。

 帰宅後、モハネの動力をばらして様子を見ます。
 このモハネの動力は以前トリックスモーター搭載の動力をレストアした事があるのですが今回のはそれより後の国産モーター搭載、併せて足回り自体がまるで別物になったものです。
 (ここで訂正です。先程再確認したところ、このバージョンの動力はやはりトリックス製モーターの仕様でした。どこかで勘違いがあったようです。すみません)
 資料などによるとこのユニットは「店頭の時点で既に不動だった」とか「小学生にすら『あれは走らない』と言われていた」とか悪い意味で定評のあるユニットなのですが動力を車体から外し「ただ乗っかっているだけのウェイト」を外してみると構造自体は同時期のKATOのそれよりも単純な印象です。

 モーター自体が不動だと手の打ちようがないのですが通電すると反応が感じられます。
 又、ギアを手で回してみると特に引っ掛かりは感じませんでした。

 ただ、モータとギアを結ぶ3連結のドライブシャフトがKATOのそれよりも遊びが多く、ちょっとした事ですぐに捩れてしまうために動力がきちんと伝達できないのが不動の原因だったようです。
 このモデルもシャフトがよじれていたので手でそこを戻してやると至ってあっさりと走り出しました。
 

 まあ、何かのきっかけで又シャフトが捩れるかもしれませんが前述の様に分解が比較的容易なので再調整も楽でしょう。
 とはいえ車輪にきちんと圧が掛かっていないとまともに走らないので標準装備の重めのウェイトは必須です。
 まさかこのトラブルを予期して分解しやすい構造にしていた・・・なんて事もないのでしょうが(笑)

 学研の583系はクハネとサシは既に持っていますし、これまた入線済みの香港TOMIXの583系と併結してもあまり違和感が無いのでこのモハネもそこそこ使い道はあります。
 そう考えると悪い買い物でもありませんでした。


ジャンクの玉手箱から、KATOのキハ20系など

2014-07-04 20:51:32 | 車両・気動車
 ジャンク箱の話です。

 そろそろラインナップの紹介も終わりに近づきました。
 これを入手した時にも書きましたが、これの中身を紹介しただけでこのブログ丸々二月掛けてしまいました(笑)
 レア度を自慢できるレベルではないのですが前にも書いた様に「70年代のNゲージャー像」を彷彿とさせるラインナップにノスタルジーを感じて頂ければと思います。

 さて前にも書きましたが、今回のジャンク箱はトータルで120両近い車両が入っていましたから覚悟はしていたとはいえ、必ず「既に自分が持っている」モデルもそれなりの量を占めています。
 こうしたダブりが出る事自体その車両が当時いかに普及していたかの証左ではあります。
 この点については前にも書きましたが、ラインナップが少なかった分「どこかで見たような組み合わせ」になりがちな反面懐かしさも覚えます。

 そのダブりを具体的に挙げると

 関水金属ではキハ20系とブルトレ20系、EF65とD51、485系の初期モデル
 これなどはまさに「あの頃のNゲージライフ」をそのまんま再現したラインナップですね。
 ワキ10000とスニ40などは当時かなり都会的な風景か一級幹線でもないと見ない客貨車だったはずですが当時の田舎風のレイアウトですら見かける有名どころのハコでした。
 私自身中断前は持っていましたし。

 特にキハ20と20系は何かにつけて増えてゆくのに依然として重宝する組み合わせです。
 流石にカニ21だけが順調に増えているのだけは辟易しますが(ナハフはナハネと切り継いでナハネフ22風にする選択肢があります)

 TOMIX(ナインスケール)は貨車を中心にク5000、タキ3000、ワフ28000、セム6000など
 香港製貨車の定番ラインナップです。マニアックな向きならレ2900とかカ3000、トムフ1とかが出てきそうですが(笑)
 ただ、前ユーザーの主義なのか動力車は殆どありませんでした。

 ミニトリックスとアーノルドのT3タンク
 前述の通りTOMIX登場前夜のNゲージャーの間でかなり普及した外国型蒸気です。ただ、前述したように微妙にバージョンが違うので有難い掘り出し物とも言えます。

 ざっと見ただけでこれだけのダブりがあった物の思ったよりも少ない感じでした。
 貨車などは何両居ても困りませんし。
 
 ジャンク箱の中にはまだ幾分か残っていますが今後折に触れて紹介する機会もあると思います。
 とりあえずはこれ位で。