
今回は横浜帰りに漁った中古モデルから。
原鉄道模型博物館であれだけ古典的な車両のモデルを見た後ではなんとなく同じ雰囲気の車両が欲しくなります(笑)
これは単なるノスタルジーだけではなく葉純線とか現在工事中のミニSLレイアウトなどに似合いそうな車両と言った意味合いもあります。
(古典機の場合車体自体が短いのでミニカーブへの適応がしやすい点が大きいのです)
そんな折、立ち寄った中古屋で見つけた一機。
ロッド駆動のED機関車の様でした。
最初はED42かと思ったのですが、よく見るとどうも様子がおかしい。
片側に小さいながらデッキが付いているのです。形式のプレートがデッキに張り付いている様なのも気になります。
調べてみると同じマイクロエースの車両ですが、ED42の基となったスイスからの輸入機のED41である事が判りました。
道理で微妙に日本離れしたデザインだったわけです。
走行性は最近のマイクロ電機そのものなので特筆する事もないのですがやはりロッドのアクションが見えるのは中々楽しいものです。

さてこの機関車、片側にデッキが付いているのですが反対側は驚くほどのあっさり系。ヘッドライトこそ付いているもののあとはなにもなし。
形式プレートすら付いていません。

ですがこの前後非対称の独特のデザインは改めて見直すと結構魅力的だったりします。
いい機会だったので機芸出版社の「陸蒸気からひかりまで」でED41を調べてみるとED42と重連を組むED41が掲載されていました。実車でこういう編成があったのかどうかはわかりませんがこれもなかなか楽しそうな編成です。
結果としてですがなかなかいい拾い物だったと思います。
光山鉄道管理局
HPです。

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