
先日も触れた様にKATOのC622、マイクロのC623と2機のC62が揃いました。
入線時期も接近しているのでここはどうしても比べてみたくなります。
そこで外見を中心に並べて比較してみようと思いますが、これらはすべて個人的な印象ですので優劣の決定と言う意味では殆ど役に立たないものである事をあらかじめ申し添えておきます。


2機を並べてみて真っ先に感じるのがマイクロの腰の高さです。背の高さも違うのでこれはKATOと重連させようとしても別の機関車に見えてしまう可能性は大です(笑)。
最も、レイアウト上では別個に行動する可能性が高いのでこの点では不満を感じはしないのですが。
次に感じたのがマイクロの車体がつやが多く、KATOに比べて「スペシャリティっぽさ」を感じさせるところです。この点は各自の趣味性の違いですがこれくらいピカピカ感があるとこちらにもOE88を牽かせてみようかという気になりそうな辺りマイクロも侮れません。
ディテーリングは意外にマイクロも健闘している印象です。後付パーツが無闇に多いので「重装備感」と言う点ではどちらも伯仲している感じがします。
ロッド類の表現はKATOのほうがプラスチッキーさがかなり払拭されており設計年次の古いマイクロを凌駕します。
ライト類の質感もKATOが上回ります。と言いますか「よくNのサイズでここまで質感の高いライト表現ができた」と言う感動が大きいですね。マイクロもかなりがんばっているとは思いますが。
それとテンダーのライトでマイクロのがカバーなしとなっているのが目立ちますが北海道仕様とはいえ実車もカバー無しだった可能性もあるのでこれはなんともいえません。

テンダーの石炭表現はKATOの圧勝。テンダー自体の表現はどちらも悪くないと思います。
ですが外見上ではKATOは先述した「ヘンな木目表現」の増炭囲い板表現でかなり損をしている印象です。かなり目立つところだけにすぐにそこに目が行ってしまうのです。
走行性ですが単機で比較する分にはどちらも悪くありません。KATOの奴は東海道型と異なり今回は重連に対応しているとのことですので追加のC623とつなげられるのは大きなアドバンテージと言えます。
全体に最新のKATO製品の方が優れている印象ですが、マイクロのC623も比較対象なしに1両だけある分には満足度は高いのではないかと思えました。
今回はたまたま比較できてしまったので(笑)こういう結果になりましたが、安価な出物でもあるなら入手しても良いかなと言う印象です。

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