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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

モジュール更新計画・41・初めての合体

2009-10-25 21:49:33 | モジュール.1

 前回も触れましたが、今回のモジュール改修は手持ちのふたつのモジュールにまたがる形でビル街を加えています。

 実を言いますとこれまでの改修では町並みのコンポーネントごとに組み合わせる形での仮合わせはやってきたのですが、実際にモジュール本体同士の接合は時間とスペースの都合上中々出来ないで来ていました。

 先日やっと場所が確保できたので2モジュール・トータルで1800×600のパノラマをセットしてみました。

 これまでちまちまとやってきた作業が全体にどれ位反映しているかが注目点でしたが、風景に関してはモジュール全体で3つの風景に分断する形となったため大きさの割にちまちま感が抜けていないですね。
 先日触れた「ビルの絶壁」などはその際たる物でモジュールというより「芝居の舞台の書割」の様でもあります。

 と、自分の未熟さを愚痴ってばかりですが今更これ以上の軌道変更もできませんのでこの方向でタイムリミットまで進行させる積りです。

モジュール更新計画・39・並木道に夏が来た

2009-10-19 19:08:07 | モジュール.1


 前回までの日記では街路樹が葉の付かない冬景色だったモジュールですが、日曜日で久しぶりで時間ができたのを幸い一気に葉を貼り付けました。

 これでモジュールの季節も冬から一足飛びに初夏へ移行です。

 葉の部分はクラスターフォーリッジを使っていますが細かくちぎる必要があります。 ところが今回は街路樹が20本近く、しかも大型の樹木と言う事もあってどれ位のフォーリッジが必要かわかりません。これまでの製作経験だと多くても数本しかやった事が無いので見当が付けづらい物がありました。

 結局30分以上ひたすらスポンジちぎりにいそしむ羽目になりました。
 色はグリーンとダークグリーンを1:0.4位の比率でブレンドし5月から梅雨入りまでの季節の表現を考えました。
 どうにか小箱一杯分にたまったところで一本一本貼り付けていきます。

 箱が空になるギリギリのところでどうにか貼り付けは完了。

 モジュールの季節も一気に冬から夏へ変わりました。
 しかし予想通りというか、樹木が大きすぎたせいで折角のビル街の下層階が殆ど見えません。これではいくらショーウィンドーに凝っても効果は半減です。
 又、作ってみて思ったのですが、街路樹の広がりは実際の並木道のようにはなかなかいきませんでした。
 実際の木は上から見ると円形に枝が広がり、殊に青葉通りの様なシチュエーションだと木の上部にだけ葉が茂っているのですが、市販の木だとそういう枝ぶりにするのが難しいと感じました。平面に枝を整形している市販モデルの限界でしょうか。
 とはいえ、自作の方にも自信がもてないのが辛い所です。

 工程はまだこれでは終われません。モジュールが可般式という関係上今のままでは輸送中にスポンジがぽろぽろ落ちまくる可能性が大です。
 この後コーティングをしなければなりませんが乾燥の時間がいつ取れるのやら(汗)



モジュール更新計画38・のっぽ競争

2009-10-16 22:24:42 | モジュール.1
 
 モジュールのビル街に「のっぽ競争」勃発の気配です。

 前回駅前百貨店の新館の展望台部分をかさ上げしたばかりだったのですが、裏側の11階建ての書店ビルの屋上に上屋を追加しました。
 上屋部分はTOMIXの詰所の3階部分をベースに張り付け、その上部に看板部分を1階分相当の高さに継ぎ足しました。

 その結果、もともと11階の高さだったビルが13階相当の高さになり百貨店の展望台より高くなってしまいました。
 最初、モジュール改修を開始した時点ではここまで高くなる筈ではなかったはずですが(笑)

 しかも通りを挟んだ反対側にはGMの5階建て商業ビルを継ぎ足して9階相当にした物がありますが、これにも屋上に広告塔が追加されて更に高くなる気配です。

 モジュール改修の際にモデルとしたのが仙台の青葉通りだったせいか市販ビルの5階相当の高さのあるシーニックスの中型を使った街路樹の大きさに圧倒されないビル街を作っていったら一軒一軒がどんどん高くなっていった形となりました。

 以前レイアウト用に作った電気街は市販ビルをそのまま使う形だったために建物は多くても見晴らしのいいビル街になったのとは対照的な結果になりつつあります。

 運転会の展示を前提にしている事と、線路の密度が低くシーナリィに割けるスペースが比較的大きい事もその傾向に拍車をかける結果となっています。ですがこの調子では本番時の搬送がかなり手間取りそうな気がして少し怖い気もします。

 

モジュール更新計画37・ビルのディテール

2009-10-14 23:42:36 | モジュール.1
 今回のモジュールは目抜き通りののビルを想定した物なので看板類の製作は避けて通れません。
 尤もこの過程自体は車両のディテールアップと似た感じもあって個人的に好きなプロセスだったりします。

 看板はプラバンやら工作用紙やらを使いました。テナント類は以前紹介したポリシーに従い架空の物と実在の物を織り交ぜ「ありそうで存在しない架空都市」にリアリティと独自性を与えたいと考えました。
 百貨店やターミナルの私鉄名称などは架空の物ですが、ホテルや書店などは実在の物の「光山支店」という想定で使い分けました。

  看板の文字類は原則として文字を切り抜いたうえで台紙に貼る方法を使っています。これをやると看板の存在感がまるで違います。
(昔の特撮映画にミニチュアを見るとわかりますが、看板の文字をきちんと切り出しているのと手を抜いて文字を書き込んでいるだけの物とではリアルさに大きな差があります)

 それにしてもこういう時欲しくなるのがクラフトロボ(家庭用カッティングマシン)です。文字から図案から入力したそのままをカットしてくれる優れ物らしいです。
 予算があればぜひ使いたいアイテムですが、まさか看板を作るだけのために買うのももったいない気がして手を出せずにいます(ペーパー車体や建物自体の工作にも威力を発揮するそうですがそのためには別に製図ソフトが必要という難点があります)

モジュール更新計画・36・ビル街の屋上

2009-10-12 18:02:05 | モジュール.1
 運転会まで残り一ヶ月を切り、そろそろスパートに掛からなければいけませんが、相変わらずペースは遅々たるものです。


 今回の工程は駅前百貨店の屋上部分です。
 これまでは単に本体に屋根板が乗っただけだった状態の本館は屋上の張り出し及び看板の下部分(GM中型駅のパーツの余りを使用)を取り付けとりあえず屋上に見える状態にしました(汗)
 本来ならば屋上遊園地か温室を追加したい所だったのですが、今回は間に合うかどうか。
 一方、東京タワーのパーツを使った展望台があった新館の方は「屋上に直接展望台が乗っている」様に見えるのがどうも気に入らず下の階段部分を追加してあります。こちらはTOMIXの高架下の店舗のパーツの下半分をカットして使いました。ついでに津川(だったかな)のフェンスのパーツを切り出して装着、製品より屋上っぽくなりました。

 ただ、全体の造作が伸びてしまった事もあって新館だけで見るとやけにのっぽ感が強調されている感じもします。
 何しろ先日から製作に掛かっている11階建てのビルよりも高くなってしまったのですから。

モジュール更新計画34・並木道の製作2

2009-10-02 23:51:16 | モジュール.1
 
 モジュール改修の方は道路のアクセサリの取り付けが続いています。
 バス停部分、ガードレール、信号機などの取付で道路の生き生き感がだいぶ出てきたように感じます。
 信号機はジオタウンの物ですが、中央分地帯に配置された物は(これもロケハンで見つけたタイプですが)TOMIXの路面電車用のレールパーツに付属していたセンターポールタイプの架線柱に信号機を貼り付けてつくってみました。

 クルマが配置されると賑やかな感じがより強まって良い感じになってきましたが、今度は建物の立て込み密度がやや不足気味に見えてきました。建造物(ビル)の追加が必要な気がします。

モジュール更新計画33・並木道の製作

2009-09-27 01:20:03 | モジュール.1

 モジュール改修は道路周辺の整備の続きです。

 結局街路樹は形が比較的揃っていて大きさもこの場合は適当、かつ入手が容易なウッドランドシーニックスの広葉樹の中型を選びました。

 このタイプはベースが円形ですが歩道の形に合わせてカットした上でベースに接着します。
 又中央分離帯の部分は同じく広葉樹の小型をつかいます。こちらは以前入手していた樹木のラーニングキットの余りがあったのでそれを使いました。

 枝振りについては以前のロケハンの結果に基づき上方で広がる形に調整します。

 樹木が配置されると通りの印象がかなり変わりますが、まだ葉が付いていないので真冬みたいな感じがします。

 歩道にはガードレールと生垣を配しました。この生垣ですが何か適当なパーツがないかと思っていた所NOCHの生垣パーツが近所の中古ショップで100円で売られているのを発見。全く有難い偶然でした。早速それを利用しましたが、元がHO用のパーツなので横に半分にカットして使っています。

 当初の予定では放置自転車などがあるとリアルではないかと考えたのですが実際のロケハンでは意外にそうした物は見掛けませんでした。
 又、道路交通法の改正以降は路上駐車の車もかなり減少しておりこれもすっきりした印象となっています。このために配置するミニカーが最小限で済むのはある意味有難いかもしれません(笑)

 ところで、昨日の朝に8万アクセスに到達していた事を先ほど知りました。相変わらずな内容ですがありがとうございます。
 

モジュール更新計画・32プラスα

2009-09-24 20:18:55 | モジュール.1

 道路部分は区分線の続きと中央分離帯の追加が進行点です。
 中央分離帯部分はこの後植え込みと街路樹の追加プロセスに移行しますがどうなりますか。

 引き続き今回の連休で入手したアイテム。
 カーコレクションのコンパクトカーのセットです。

 前回のリリースでは一般車が中心でしたが、今回のラインナップは車種は同一ながらも営業車とサイレンカーが中心でレイアウトへの配置がよりしやすくなった感じです。

 セブンイレブンとファミリーマートの営業車は街中で最近目にする頻度が高く中々タイムリーな選択と感じました。
 その一方で青い回転灯をつけた町内パトロールカーはなにやら最近の物騒な世情を反映している感じもして個人的には「なんだかな」と言う印象でした。
 かっこいい事はかっこいいのですが。

 さて運転会までそろそろ一ヶ月。ここらでスパートを掛けないとといけません(汗)

モジュール更新計画31・並木道を考える

2009-09-15 23:58:51 | モジュール.1
 今回のモジュール改修ではビル街のモチーフとして「並木道」を想定しています。
 一般にレイアウトで「通り」を制作する際には街路樹にごく小さい木を用いる事が多いのですが、今回は比較的大きな都市のそれ自体が売りになるような並木道を作りたいと考えました。

 そこで帰省や旅行の機会を利用して並木道のロケハンを試行しました。
 今回取材したモデルは仙台の青葉通りと晩翠通り周辺、甲府の平和通りです(あいにく私の故郷の盛岡には観るべき並木道がありません)

 これらはいずれも通り沿いの樹木が比較的大きく、並木道である事自体が売りになっているのが特徴です(他には大阪の御堂筋等が考えられますがさすがに何かのついでにロケハンするので余りあちこちチェックできません)



 写真でチェックして気付いたのは樹木の高さがいずれもビルの4階から6階相当のかなりの高さである事、中央分離帯にもかなりな高さの木を使っている事です。
 比較的小規模な平和通り等でもGMやジオコレの3階建てくらいのビルだったら隠れてしまう位の樹木のボリュームがあります。
 言い換えればこれらの樹木の高さに負けない程度の高さのビルが必要と言う事でした。そうでないとビル街ではなく森に見えてしまう危険もあります。
 この点については今回の改修区画のビルがいずれも6階以上の高さであることから条件はクリアできそうでした。

 所が道の幅の点ではモデルの通りのいずれもが片側3車線以上、中央分離帯も車道の1車線程度の幅を持ったスケールのものでモジュールの片側2車線でもまだ足りないことが判明しました。
 既にモジュールの骨格が定まった後だけにこれは後からいじれません。
 どうしても多少のディフォルメが必要です。

 街路樹の素材ですが、形態的には以前ジオコレから出ていた欅が最も適しているようです。
 枝と葉の分布については森や山に生えている木と違って葉の茂りが上方に集中するように剪定されており車などに接触する恐れのある下方は枝のはみ出しが全く見られません。このため青葉通りなどはあたかも車道が街路樹のトンネルをくぐる感じにすら見えます。
 実は市販の樹木でこうした状態の物はほとんどありません。先ほど言った欅にしても剪定が最低限で済むといったレベルである上に現在入手がかなり難しい(ジオコレでもかなり初期の製品であるため)のがネックです。

 街路樹の素材選択の段階で引っ掛かりそうです。



 中央分離帯の植生ですが青葉通りでは歩道側のそれに匹敵する大きさでスケール感はあるもののこれを再現するのは今のスペースではかなり難しそうです。
 ですが一方の平和通りの方は歩道側の街路樹は大きいですが道幅が狭いせいか中央分離帯の樹木は小ぶりの物が選ばれており、これは参考になりそうです。

 又、注意してみると同じ通りでも西側と東側とでは西側の方が木がよく育っているように見受けられます。
 これもレイアウトの設定方位に合わせて調整する必要がありそうです。

 今回の取材はロケハンと言っても時間の都合で十分な取材になっていない所もありますが今後のシーナリィの設定上参考になる点は多かったと思います。

モジュール更新計画30・路盤下のホーム・1

2009-09-14 22:16:37 | モジュール.1
 モジュール改修はいよいよ一番大掛かりな工程にかかっています。ここさえやっておけば後はアクセサリの配置を中心としたレイアウト製作にとって一番楽しいプロセスに移行できる訳です。
(それゆえに焦りが出て怪我する羽目になったりするのですが)


 ターミナル駅ビルの真下の部分には運転用の線路が3線敷設されていますが、その内最も奥の線路にはホームを一面配置する事にしました。
 ホーム本体はTOMIXの対向式ホームですが駅の存在を示す象徴的な意味(実際運転会ではすべての列車が停車せずに通過します)なので長さは20M級2両分しかありません。
 ホームの屋根の部分とベース板(上の街並みではベースですが線路の方からは天井に相当します)の間はくさび状に切ったスペーサーを挟んだ状態で接着し、ホーム自体が天井に張り付いた形にしました。


 但しこのままでは運転会時にホームがほとんど見えないため、駅ビルと共用する形でLEDによる照明を配線する予定です。
 これにはもうひとつ、運転会ではトレインカムを搭載した列車が運転される事があるので列車前面からの映像にアクセントをつける意味もあります。列車の通過時に車窓の脇をホームの照明が流れていく演出がどう効果を上げますか。



モジュール更新計画29・道路の製作3

2009-09-08 23:40:29 | モジュール.1


 前回の道路部分の続きです。
「上手くごまかせたらアップする」等と言っておきながら結局ごまかしきれませんでした(汗)
 カッティングの雑さはどうしようもありませんでした。
 とはいえ少しでも作業を進行させるべく区分線の一部を引き、中央分離帯の仮配置を試みました。
 道路上には下書きの鉛筆跡がまだ残り見苦しい所です。

 それでも試しにクルマを配置してみると意外に道路が生き生きして見えるのは不思議な物です。センターラインが加わっただけなのに。
 こういうのもマジックと言いますか。

 ここが出来れば後はアクセサリ類の製作と配置がメインになります。

モジュール更新計画28・バス停前の店舗

2009-09-04 14:36:07 | モジュール.1
 以前にもブログに書きましたが、今回のモジュール改修は既存のモジュールの半分のシーナリィを差し替える方式で勧めています。
 したがって残りの半分はこれまでのモジュールの風景を転用している訳ですが今回の工程はその二つの風景の接点に当る部分の改修になります。

 これは前回のモジュールの風景です。高架道路の下にバス停がありその奥に近郊型の風景を配していました。
 このバス停の奥の部分ですが今回の改修で近郊風景だったのをビル街に変更する関係で少し賑やかさを出したいと思いました。バス停の上が道路になる所までは同じですがこの下に店舗を配置した訳です。

 部材はTOMIXの高架橋脚と高架下の商店パーツ。何れも余り物です。
 本来ならばGMの同種パーツを使うところですが自分のレイアウトで既に使っていた事と運転会で一般の人の目に触れることを考えると少しカラフルな方が良さそうに見えたことからの選択です。
 但し、パーツそのままだと2軒単位でしか拡張できないので橋脚を切り継ぎ3軒分のスペースを捻出しています。


 以下は失敗談。
 切り継ぎの際に少し張り切りすぎてカッターでざっくりやってしまいました。しばらくぶりの平日休を半分ふいにした気分です。
 皆様もこうならないようにご用心を(苦笑)

モジュール更新計画27・道路の製作2

2009-08-27 23:28:01 | モジュール.1
 前回失敗した部分、改めて新しくプラバンを切り出しました。

 今度は先の反省から道路の区分線は塗装まで書きこまず、カラーが乾いた後で鉛筆で下書きをする事にしました。

 線路やベースに対して直角や平行な道路配置を嫌ったために交差点(というよりT字路ですが)がややいびつで区分線の取り方には苦労しています。殊に右左折のレーンの取り方や左折レーンの安全地帯の追加は計画時に余り考慮を払わなかった報いが今になって出ている感じです。

 そこへ持ってきて不器用なのに微妙にカーブした道路をつくろうなどとした物ですからそのしわ寄せが舗道と車道のカッティングにもろに出てしまいました。余りにひどい出来なので今の段階での写真は出せません。少しでもごまかせたらアップする積りです(汗)

モジュール更新計画・26・道路の製作・1

2009-08-25 22:09:20 | モジュール.1
 今回は遅々たるモジュールの進捗状況です(汗)


 前回も触れましたが、今回のビル街セクションは二つのモジュールにまたがる形で配置されているためにそのままではベース部分の段差や隙間ができるのが避けられません。
 というのも二つのモジュールを接続する際には運転会のたびに異なった長さの接続線路を使う関係上隙間の幅が一定ではなく最大で1センチ以上空く事も考えられるからです。
 さすがに5ミリ以上空くと道路が真ん中から分断される印象を与えることも十分考えられます。
 それに対する対策として考えたのが「道路の部分に別パーツを重ねて見かけ上段差や隙間を埋めてしまう」というものでした。

 使うのは田宮の透明プラ版(0・2ミリ厚)。これを道路の形に切り取り塗装した上でセンターラインなどを描き込んで使います。
 原理としては単純ですが、ベースに重ねて道路の形に奇麗に切る処で(このために透明プラ板にしているのですが)少しまごつきました。

 というのも道路のラインを直線ではなく奥に行くにつれて左カーブになるようにしていた為に微妙なラインの取り方が難しかったのです。
 道路はカーブなのに配置されている建物は直線という条件がよりライン取りを難しくしてしまいました。

 道路の幅は片側2車線。歩道については市販の物は幅2センチ前後ですが、街路樹の配置の関係から3センチ以上のスペースをとっています。
 又、少しでも広々感を出す意味で中央部に1センチ幅の中央分離帯を設定しました。
 政令指定都市の目抜き通りを想定している割には何とも貧弱な物ですが、スペースの制約上やむをえません。

 それでもモジュール上の道路、それも併用軌道のないものとしてはどうにか許容範囲の広さと思います。

さて、道路の形に透明プラバンを切り出し、区分線などのラインの下書きをした後でグレーのラッカーを吹いたのですが、ここでうっかりとプラバンの表側に下書きの一部を書き込んでいた為にラッカーのグレーの上に下書きのラインが浮き出てしまうという失敗をしてしまいました。
 よく考えてみれば透明プラバンを使うのは道路の切り出しを正確に行うためだったので色を吹いた後でラインの下書きをすればよかったわけでした。


 結局やり直しです。

モジュール更新計画25・ビルを配列する

2009-07-23 22:15:57 | モジュール.1

 今回のモジュール改修に必要なビルの数が揃ってきたところで改めて所定のスペースに配列してみました。

 スペース的にはメインレイアウトの「田舎電気街」とほぼ同じですが、前者が13軒のビルを配列している所に今回のモジュールは9軒。ビルの高さも基本的に市販の建物を素組した物が多い電気街が平均4・2階のところ、切り継ぎや継ぎ足しが多い今回のモジュールでは平均7階と、全般に建物一軒当たりの容積が大きくなっているのが特徴です。

 本レイアウトの電気街が設定上「光山市では3~4番目の規模の繁華街」だったのに対して今回のモジュールは「市内随一のメインストリートのひとつで私鉄ターミナル駅の周辺部分」という設定なのである程度のスケール感を感じさせる街並みにしたかった事を反映する結果になりました。

 電気街では路面電車線込みでも道幅7センチ前後(換算で11メートル幅)だった道路(車道)はこちらでは少なくとも10センチ以上(15メートル以上)とできる限り余裕を持たせ、更に線路を配置しない事でより広さを強調したいと考えました。
 ただし、それだけだとモジュールの配置上、道路の部分が間が抜けた感じになりやすいと思えるのでひと工夫したいと考えています。

 同様にターミナル駅前の広場部分は広さを強調するために色々な要素を詰め込む事を避け、銅像とバス乗り場のみの配置にとどめる方針です(タクシー乗り場や駐車場などはカットされているモジュールの手前部分の広場に配置されていると想定させます)

 なお、今回のビル街は二つのモジュールにまたがる形で配置されるためにそのままでは道路上に隙間や段差が生じる事が避けられません。これについても腹案を用意していますが、実験の結果を見て改めて発表したいと思います。