2014年冬アニメ「プピポー！」第1話の感想文

今回は5分アニメ「プピポー！」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「プピポー！」…ウェブコミック誌FlexComixブラッドで連載されていた押切蓮介の漫画「プピポー！」のアニメ化作品で、アニメ制作はAIC PLUS+です。

お化けが見える少女が主人公ということで、ちょっと「夏目友人帳」に雰囲気が近いかもしれません。しかし主人公が小学生の女の子なところや、萌えとは無縁のようなキャラデザインなのでどの層をターゲットにしているのか分かりませんでした。最後に謎の生命体が登場していたので、この生物が物語にどのように関わってくるのかは気になるところでした。

作画は普通です。動きも特になく崩れているわけでもなく、良くまとまっているとは思いますがそれだけでした。BGMは全く印象に残らず、エンディングが短いながらありました。

総評

1話の全体的な感想としては、5分アニメなのでストーリーはほとんど進んでいませんでしたが、オカルトものといったところでしょうか。ただ萌え要素がほとんど無いため空気アニメになりそうでした。

1話の個人的評価としては、つまらないとは言わないけどほとんど印象に残らないアニメなので視聴打ち切り予定のCランクです。

2014年冬アニメ「ハピネスチャージプリキュア！」第1話の感想文

冬といえばこの作品は欠かせません。今回は2014年冬アニメの本命の一つ「ハピネスチャージプリキュア！」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ハピネスチャージプリキュア！」…プリキュアシリーズ第9作目となるオリジナルアニメで、アニメ制作は東映アニメーションです。

オープニング前からキュアブラックこと美墨なぎさが登場していてプリキュア10周年を記念していたため、初代から見ていた人にはたまらない演出だったと思われますが、さすがに10周年なだけあって話の流れは王道です。前回に引き続き今回も敵役サイドに女性がいたことや、一般市民に対するプリキュアの認知度が高いこと、すでに2人以上はプリキュアになっていたりと多少珍しい描写はあったように見えます。一番珍しい設定は侵略された傷跡が普段は敵を倒したら元通りになるのに元に戻っていないところでしょうか。

1話序盤からいきなりプリキュアが戦っていましたが、キュアプリンセスがいきなり負けそうになっていたのが印象的でした。一度も勝ったことがないらしいし、自称歴代最弱と言っていたキュアブロッサムより弱かったので歴史を塗り替えてしまうかもしれません。しかしそういうのを抜きにしてキャラクターは非常に魅力的でした。ひめとめぐみは表情豊かに動きまくるし、プリキュアというのを抜きにしても見ていて楽しいキャラです。

1話で最も印象に残ったのはめぐみがひめを丸腰で助けるときに「怖いけど、どうしたらいいかわからないけど、でもあたし、友達を助けたい！」と言うところでした。こういう王道ながら後々にも欠かせないことを忠実に守り続けているところがプリキュアシリーズの良いところなのかもしれません。

作画は非常に良いです。さすが王道の安定感、それでいて変身シーンには気合いが入っているし、キャラクターの表情は生き生きとしてよく動いていたし文句はありませんでした。BGMはめぐみがキュアラブリーに目覚めるシーンの曲が特に良く、主題歌は安定していて、エンディングのプリキュアダンスはさらに進化していました。

総評

1話の全体的な感想としては、さすが人気シリーズの新作、安定していて面白かったです。キャラクターも魅力的で生き生きと動いていたし、話の内容も王道で分かりやすく、話のテンポも良く続きが気になる展開でした。

1話の個人的評価としては、王道の圧倒的安定感で面白かったので永久保存版のAランクです。深夜アニメが軒並み壊滅的な中、王者の貫禄を見せつけられました。