2011年夏アニメ第1話の感想文まとめ

2011-09-20 03:55:13 | 2011年夏アニメ関連

今回でいよいよ2011年夏アニメ痔1話の感想文は終わりとなります。正確にはカプコンチャンネルで放映された「モンハン日記ぎりぎりアイルー村G」とカートゥーンネットワークで放映された「ジェネレーター・レックス」の第1話は視聴できませんでしたが…。

それでは毎回恒例、全体的な2011年夏アニメ第1話の感想を書いてみたいと思います。

2011年冬、春と大人気作品が目白押しになってしまった分、残念ながら夏アニメはイマイチ話題としては物足りない結果になったかもしれません。しかしそれはあくまで冬と春が別格だったせいで去年などと比べてみれば十分夏アニメも健闘したとは思います。

Idolmaster21Penguindrum11まずは前評判が高かった作品から。前評判と注目度では夏アニメ1番だった「THE iDOLM@STER」は第1話はあくまでキャラ紹介に徹したため1話の時点ではそれほど盛り上がりませんでした。しかしこの作品は2クールあるしまだまだ未知数な部分はあると思います。

久々となる幾原邦彦監督作品となった「輪るピングドラム」。1話のつかみは素晴らしかったです。訳が分からないけど有無を言わせない圧倒的な演出の数々及び印象的なセリフは見事でした。

No68Usagidrop8最近巻き返しにかかっているフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の2作品「NO.6」はややイマイチでしたが「うさぎドロップ」は素晴らしく、仕草や演技が非常に現実味があり1話で思わずもらい泣きをしてしまうほどでした。これは大化けする可能性を秘めているかもしれません。

Natsume8Bakatesu20夏アニメの本命と言われていた「夏目友人帳 参」のほうも相変わらずの安定感で面白く今回の1話もいい最終回でした。こちらも前期と同じで安定した人気を獲得しそうです。そして月刊LaLaのCMも相変わらず狂気じみていました。

「バカとテストと召還獣にっ!」のほうも1話から水着回に加え召還獣を全く登場させないという展開にした結果1話は萌えアニメとしては素晴らしい完成度となっていました。1話から翔子がいるのも大きかったです。

続いては前評判とは裏腹に面白かった作品などを。

Kamisama9Ikokumeiro11「神様ドォルズ」は昨今の日常アニメとは一線を画す予想外なバトルアニメでした。2000年代初期に流行ったようなかんじの作品ですが逆にそれが新鮮で、なおかつ妹が魅力的なキャラだったため予想以上に面白かったです。

「ARIA」シリーズで知られる佐藤順一氏がシリーズ構成を担当した「異国迷路のクロワーゼ」、こちらもフランスの商店街の雰囲気を出しつつもキャラクターが魅力的で、仕草も良く終わらせ方やBGMも絶妙だったため思わず見ていたくなるほどの作品でした。

そして忘れてはならないのが夏アニメを彩る地雷の数々。一昔前のように核地雷クラスはありませんが今期は全体的にイマイチな作品も多いです。

Kamimemo11Dantarian11ワーナージャパンがアニメに初参入した作品の一つだった「神様のメモ帳」は、放映前の人気は高かったですが、原作者がせっかく書き下ろした第1話をJ.C.STAFFが原型とどめないほど改変しまくったせいか1話は期待はずれでした。

放映前に特番が組まれたほどだった「ダンタリアンの書架」でしたが、こちらは訳が分からない展開が続いて何がしたかったのかが良く分からず、さらに異世界まで出てくるため理解できないままいつの間にか解決してしまい、期待はずれでつまらない作品でした。

Itukatenmano11訳が分からないといえばこちらの「いつか天魔の黒ウサギ」も見逃せません。こちらはローカル局ゆえにパンチラも見せてきたため萌えアニメならそれなりに見られましたが、主人公いきなり車に跳ねられたのに生きてるし、ヒロインいきなり生徒会長に刺されるし展開が急すぎて全くついていけませんでした。

Mayochiki11Yuruyuri7そんな小難しい設定などいらぬ!萌えだけあれば十分といった感じでシンプルに攻めてきたのは「まよチキ!」「ゆるゆり」でした。どちらも萌えアニメとして人気が予想以上にある模様ですが自分はありきたりすぎてどうも1話では馴染めませんでした。

R1510新人声優を大量に起用して一風変わった斬新なアニメを目指そうとしていた「R-15」でしたが、あらゆるところで空回りしてしまい全体的にかなり駄作になった印象を受けました。これに加え長島自演乙雄一郎が登場したらどれだけの化学反応が起きるのでしょうか。今のところ夏アニメで一番ひどい作品でした。

それでは毎回恒例、今回の2011年夏アニメの第1話で一番素晴らしいと感じた作品は…

Penguindrum12幾原邦彦監督久々の作品となる「輪るピングドラム」でした。ここ数年で見られなかった圧倒的なインパクトを持つ演出の数々、生存戦略に代表されるクリスタルワールドでのやり取りは強烈な印象でした。オリジナルアニメということもあり今期もオリジナルが話題をさらっていったことになるのでしょうか。

以上で高崎の2011年夏アニメ第1話の感想文は終わりとなります。今回の感想文を書くにあたり友人の協力無しでは不可能だったので今回もお世話になりました。

いよいよ残す第1話の感想文は秋アニメのみ…一気に視聴していきたいところです。今回もありがとうございました!

高崎の2011年夏アニメ第1話の感想文  完

おまけその1

高崎の2011年夏アニメ第1話時点でのランク付け

2011anime2Sランク(神!可能な限りリアルタイムで視聴し実況にも参加しBD/DVD購入が視野に入るレベル)…「輪るピングドラム」

Aランク(面白い!録画して永久保存版)…「うさぎドロップ」 「THE iDOLM@STER」 「異国迷路のクロワーゼ」 「バカとテストと召喚獣にっ!」 「夏目友人帳 参」

Bランク(視聴継続)…「だぶるじぇい」 「セイクリッドセブン」 「BLOOD C」 「NO.6」 「神様ドォルズ」 「猫神やおよろず」 「ロウきゅーぶ!」 「快盗天使ツインエンジェル~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~」 「魔乳秘剣帖」 「ぬらりひょんの孫 千年魔京」 「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」 「森田さんは無口」

2011anime1Cランク(視聴打ち切り予定)…「神様のメモ帳」 「ダンタリアンの書架」 「いつか天魔の黒ウサギ」 「まよチキ!」 「ゆるゆり」 「R-15」 「BLADE」 「にゃんぱいあ The Animation」

Dランク(黒歴史)…無し

おまけその2 高崎の2011年夏アニメ1話時点での萌えキャラ

Kamisama101位

「神様ドォルズ」より

枸雅詩緒

Usagidrop92位

「うさぎドロップ」より

鹿賀りん

Ikokumeiro123位

「異国迷路のクロワーゼ」より

湯音

ニャンコ先生と霧島翔子は2期以降の作品の登場人物なので除外してます。

おまけその3

続いて2011年夏アニメベストオープニングは

Kamisama11Kamisama12Kamisama13Kamisama14http://www.youtube.com/watch?v=D-g-cpERxTs

「神様ドォルズ」より「不完全燃焼」でした。メロディ及び歌詞が一度聴いたら忘れられない印象に加えオープニングの演出も凝っていて良かったです。

続いて夏アニメベストエンディングは

Penguindrum13Penguindrum14Penguindrum15Penguindrum16「輪るピングドラム」より「DEAR FUTURE」でした。曲の良さもさておきエンディングまでの入り方も良く、絵の動きこそありませんが思わず何度も見てしまう良いエンディングです。