今回は子供向けアニメ「テンカイナイト」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「テンカイナイト」…SPIN MASTER制作の玩具のアニメ化作品で、アニメ制作はボンズです。
一応見た目からしてロボットアニメのようですが、ロボットがあまりにもチープすぎて迫力が全くありませんでした。ブロックが変形してロボットになるギミックは悪くは無いと思いますが、動きのチープさまで忠実にしなくて良かったんじゃないでしょうか。ロボがフルCGなのも浮きまくっています。例えるなら「超速変形ジャイロゼッター」のバトルを等身を下げてさらにショボくした感じです。
異世界で繰り広げられていた戦争は善と悪がハッキリしていたところや、最終防衛システムテンカイドラゴンなど良さそうな設定は見受けられましたが、たまたま訪れたアンティークショップにたまたま置いてあった謎のブロックがロボに変形したり、後日アンティークショップに入ったら謎の装置があっていきなりワープして異世界に飛ばされて戦いに巻き込まれたりと、展開が強引すぎて意味不明でした。そのため全体的に粗が目立ちまくっています。
キャラクターも1話では主人公と友達の2人だけしか出ていないし、なぜ転校してきたのかも全く語られず、ヒロインも存在しないなどキャラクターに関してもイマイチです。逆に敵側は結構格好良かったのでバランスは悪いように見えました。
作画はイマイチです。キャラクター作画は悪くはありませんでしたが肝心のロボットはフルCGで動きに重さが全く無く迫力がありませんでした。BGMは全く印象に残らず主題歌もあまり良くなかったです。
総評
1話の全体的な感想としては、CGは綺麗でしたが子供だましすぎてつまらなかったです。善と悪がハッキリ分かれていたのは分かりやすくて良かったですが、王道すぎてワンパターンだったり、キャラに魅力がなさ過ぎたところやロボットのバトルシーンがチープすぎたりと欠点が目立ちすぎていました。
1話の個人的評価としては、子供向けとはいえ子供も見向きしなさそうな出来だったので視聴打ち切り予定のCランクです。