今回はローカル局のアニメ「健全ロボ ダイミダラー」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「健全ロボ ダイミダラー」…隔月誌Fellows!で連載されていた、なかま亜咲の漫画「健全ロボ ダイミダラー」のアニメ化作品で、アニメ制作はティー・エヌ・ケーです。
序盤からいきなりシャワーシーンであざとかったですが、それ以上に目を引くのがダイミダラー及びロボットのデザイン…こ、これは奇抜というかギャグなのかと思ってしまうほどでした。とてもロボットを真面目にデザインしたとは思えないですが、それだからこそ逆に印象に残るのかもしれません。
いきなりダイミダラーがやられたりするのも意外でしたが、それにたたみかけるように子安武人の声及び遠藤正明のオープニングと、あまりにも格好良くて作品のバカっぽさに拍車をかけています。それでいて主人公の真玉橋孝一はストレートな分かりやすい熱血男子高校生でエロスには迷いが無いタイプだし、校則違反のシーンもぶっとびすぎていて面白かったです。
エロでパワーを補充するというロボットという発想は昔からありましたが、テレビアニメでここまで開き直って放映するという大胆さ、ペンギン帝国の戦闘員のイカレっぷりにダイミダラーが必殺技を撃つときにオープニングが流れたりと破天荒ながら細かいところに笑いを入れていたので予想より面白かったです。エロという面においては期待以上でした。
作画はややイマイチですがダイミダラー及びロボットは全部手描きなのでそこは良かったです。キャラクターデザインは今時ではなく10年前のアニメのようなデザインでしたのでイマイチ古くささを感じます。BGMは所々良く、ダイミダラー起動のシーンの曲あたりは印象に残りました。主題歌はオープニングの遠藤正明の歌がダイミダラーの歌で予想以上です。
総評
1話の全体的な感想としては、頭おかしいエロいロボットアニメでしたが…こういうの嫌いじゃないぜ!なかなか面白かったです。ちょっと2000年初期アニメのような絵柄やノリでしたが、最近のオサレアニメとは真逆の方向性なのでかえって良かったです。
1話の個人的評価としては、バカアニメとして意外と楽しめそうだったので視聴継続のBランクです。