第1話の感想文の編集を続けています。今回は「超速変形ジャイロゼッター」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「超速変形ジャイロゼッター」…スクウェア・エニックスの開発したトレーディングカードアーケードゲーム「超速変形ジャイロゼッター」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1 Picturesです。さすが大手のスクエニが制作しただけあってすでに様々なメディアミックスが展開されているようで、アニメもその1つのようです。
超速変形という名前からどのような変形なのかと思いましたが、どうやら車が変形してロボットになり戦うバトルもののようでした。そして国内の自動車メーカーが多数参加していて実在の車が出ているのが斬新でした。1社だけスポンサーというのは見ますが6社近く参加しているのを見るのは初めてかもしれません。1話ではGT-Rとプリウスがあったのは素人でも分かりました。2話以降もどんどん車が出てきそうなので車が好きな人なら見ていて発見があるかもしれません。
そしてキャラクターですが、こちらはさすがA-1Picturesといったかんじで女の子達は軒並み可愛かったです。クラスメイトはもちろんのこと、人妻から先生、敵の女性に至るまで実に素晴らしい。このあたりに関しては文句のつけどころがありませんでした。逆に男達はオマケみたいな存在感でしたが…。
しかし残念なのは肝心のロボット部分でした。車からロボットに至るまで完全にCGでしたが、そのCGが浮きまくりで重量感が皆無です。やはりCGだと動きが滑らかですがとにかく軽く、バトルシーンが全く面白くありませんでした。さらに決定的だったのがジャイロゼッターの変形シーンです。思わず見返してしまいましたが、全く変形してなくて変身してました。CGならいくらでも動かせるだろうになぜ変身。
AIカーと呼ばれる車を子供でも操縦できるところやゼノンと名乗る謎の敵対組織、ロゼッタグラフィーと呼ばれる石板やライバードに積まれているメビウスエンジンなど1話から伏線がいくつか出てきましたので物語としてはそれなりに面白そうでした。とりあえずロボット部分をなんとかしてほしかったです。
作画は良好です。女の子達が特に良く今期の中でも上位にはいりそうでした。その分CGが残念です。BGMや主題歌もイマイチ印象に残りませんでしたがエンディングのジャイロゼッターダンスは悪い意味で印象的でした。A-1ってCG駄目だな…。
総評
1話の全体的な感想としては、萌えアニメとしては良かったですがロボットアニメとしては不合格でした。展開は子供向けの王道バトルものっぽいし実在の車が多数出ていてリアリティもありますが、ロボットや車は全てCGでただ動いているだけなので重量感が無さすぎるのが残念でした。
1話の個人的評価としては、女性キャラは軒並み可愛かったので素晴らしかったですが肝心のロボット部分はショボかったので視聴打ち切り予定のCランクです。
おもちゃのCMだとジャイロゼッターちゃんと変形してるのに、アニメだとなんで変身なんだろう。