2011年冬アニメ第1話の感想文最終回

2011-03-21 23:36:43 | 2011年冬アニメ関連

 前回の感想文で、やっと2011年冬アニメの第1話の感想は全て終了。正確にはANIMAXで放映された「ウルヴァリン」や、ローカル局で放映されたフラッシュアニメ「這いよる!ニャルアニ」や女性向け作品「starry☆sky」にネット配信作品「マイの魔法と家庭の日」は視聴していませんが…。

 では毎回恒例、2011年冬アニメの個人的に感じた全体的な印象とかを書いてみたいと思います。

 毎年ですが冬アニメは不作なことが多いです。2010年も2009年も不作でした。それに対し今年の冬アニメは話題性が高くしかも質も予想以上に良いというのが感想でした。

 そして何より今年はオリジナル作品が面白い!去年はオリジナルは数も少なく不振でしたが今年は盛り上がりそうです。

Madokamagika12 Fractale12 まず2011年冬アニメで真っ先に取り上げられるオリジナル作品と言えば「魔法少女まどか☆マギカ」「フラクタル」ではないでしょうか。前者はキャラクター原案蒼樹うめ、脚本虚淵玄の異色キャストで制作されて、全く先の読めない展開に加え面白いので現在ぶっちぎりの人気を獲得しています。後者の「フラクタル」は山本寛監督の監督人生を賭けた作品ですが…何かと叩かれていてコメントの仕様が無い有様で、自分の中ではバスカッシュレベルです。

Kiminitodoke5 Is16 続いてまずはキー局アニメから。去年個人的に1位だった作品の2期「君に届け 2ND SEASON」の面白さは安定していましたがその他にも全体的に面白い作品ばかりで、中でも特筆すべきは「IS インフィニット・ストラトス」でした。冒頭のバトルシーンも良かったですがハーレムアニメとして下手に飾ろうとしていない作風や作品としての面白さが相まって予想を遥に上回る出来になっています。

Levele9 Houroumusuko11 そして今さら感が強かった「レベルE」でしたがいざ放映されてみると改めて富樫義博の偉大さを思い知らされる結果になっていました。下手に手を加えず原作通りに作っているのが良かったんじゃないかと思います。あと「放浪息子」の方はわざわざ水彩画風に全てエフェクトをかけていたりと手間が非常にかかっていますがそれに相応しい出来になっていました。

Yumekui1 「夢喰いメリー」の方は、J.C.STAFFらしく女の子を可愛く描いていてそこは非常に良かったです。ただ良く話が見えてこないのが少々惜しいかも知れません。

アニメオリジナル展開にして完結させるようですが果たしてこれがどう出るか期待したいところです。

Gosick10 「GOSICK」は、さすがボンズ制作という感じで作画は間違いなく今期でトップクラスの緻密さでした。この安定度はさすがです。

推理物としても結構面白かったんですが、ただ角川作品なのでBDの値段が…1巻が2話で9000円越えというのが実に残念。いくらなんでもこれを2クール分全巻買うのは至難の技と思われます。

Vangard9 ブシロードが猛烈にプッシュしている新カードバトル「ヴァンガード」を元に制作されたアニメ作品「カードファイト!ヴァンガード」はルールを説明してくれたのが1話だけだったのと、イマイチ盛り上がりに欠けるうえに画質がアナログ並に悪いのでこれからの奮闘に期待したいところです。でもさすがに今になってカードバトルは厳しそうな予感が拭えません。

Pricure26 新たに始まったプリキュアシリーズ「スイートプリキュア♪」は頭身が元に戻り少し前のプリキュアに戻った印象を受けました。良くも悪くも安定していたと思うので、やはり前作が異質すぎたのかもしれません。ヒロイン達がよく喧嘩ばかりしていて視聴していてあまり良い気分ではなかったのでもうちょっと仲良くなって欲しいところです。

Otink7 続いてはローカル局アニメ、こちらは数も少なめでイマイチな印象を受けましたが「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」は絵柄こそ少々個性的ですがノリノリで面白く予想以上でした。パンチラや着替えシーンも多かったですがそういうのを抜きにしても兄妹の変態ぶりが面白すぎます。

Korehazombiedesuka9 Dragon5 それ以外だと「これはゾンビですか?」は見た目以上に面白かったですが他の作品は軒並みイマイチでした。とちぎテレビが頑張って放映した新アニメ「ドラゴンクライシス!」は釘宮理恵以外見所が全く無く悪い意味で予想通りの作品でした。もうちょっと頑張って欲しかったです。

それでは毎回恒例、2011年冬アニメの第1話で一番面白いと感じた作品は…

Is17 「IS インフィニット・ストラトス」でした。冒頭のアクションシーンで視聴者を一気に釘付けにしたかと思いきやその後のハーレム展開…しかし話のノリは非常に良く作画も良かったし主人公も見ていて不快なキャラではなかったので予想を上回る面白さでした。ハーレムアニメの新たな可能性を感じさせる作品だった気がします。

以上を持ちまして2011年冬アニメ第1話の感想文は終わりです。3月現在の覇権は「魔法少女まどか☆マギカ」でほぼ確定、「IS インフィニット・ストラトス」が2番手につけていると思われます。果たして春以降どのような作品が登場するのか、今から期待せずにはいられません。

高崎の2011年冬アニメ第1話の感想文  完

おまけ 高崎の2011年冬アニメ第1話時点でのランク付け

Moe Sランク(神! BD・DVD購入も視野に入るレベル)…「放浪息子」

Aランク(面白い!録画して永久保存版)…「IS インフィニット・ストラトス」 「夢喰いメリー」 「GOSICK」 「魔法少女まどか☆マギカ」 「レベルE」 「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」 「スイートプリキュア♪」

Bランク(視聴継続)…「君に届け 2ND SEASON」 「フラクタル」 「これはゾンビですか?」

Cランク(4話までみて駄目だったら切る)…「カードファイト!ヴァンガード」 「べるぜバブ」 「Rio Rainbow Gate!」 「ドラゴンクライシス」 「みつどもえ 増量中!」 「フリージング」

Dランク(黒歴史)…無し

おまけその2 高崎の2011年冬アニメ第1話時点での萌えキャラ

Houroumusuko12 1位 

「放浪息子」より

ちーちゃん

Yumekui2 2位

「夢喰いメリー」より

メリー・ナイトメア

Gosick11 3位

「GOSICK」より 

ヴィクトリカ

続いては、高崎の個人的2011年冬アニメベストオープニング

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YouTube: 魔法少女まどか☆マギカ 7 OP

「魔法少女まどか☆マギカ」より「コネクト」でした。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」で一躍脚光を浴び始めたClarisの新曲。曲も良いですが盛り上がり方や演出も良く冬アニメで一番作品に合っていたオープニングでした。

続いてベストエンディングは、「GOSICK」より

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YouTube: Gosick - ED (longer, from ep 2)

「Resuscitated Hope」でした。コミネリサの歌をアニメで聴くのは久々でしたが、ミステリアスな歌声が作品に合っていたし、演出も歌に合わせていて冒頭22秒のシーンやサビで花が咲くシーンとかがすごく良かったです。


牧瀬紅莉栖ルートクリア

2011-03-21 12:55:20 | アニメ・コミック・ゲーム

Steinsgate15 Steinsgate16 ここである意味大きな節目になりそうですが、ついに牧瀬紅莉栖ルートをクリアしました。

ストーリーが進むにつれて、もしかしてこのまま行くと鬱展開なんじゃ…と思っていた通りの暗いシナリオに心が病みつつも、まだ何か救われる選択があるんじゃないかと探し続けるオカリンに感情移入しまくりです。

物語としても、萌えキャラとしてもこの作品には欠かせないキャラだった牧瀬紅莉栖、やはり個人的にもこのキャラが一番魅力的でした。

これで残るエンディングは2つ、てっきりその片方は桐生萌郁かと思っていましたがどうやらそうじゃなかったみたいなのであとはどれだろう…といったところです。しかし桐生萌郁のシナリオで判明したこともまた衝撃的でした。ちょっとあのつながりは予想してなかったです。


漆原るかルートクリア

2011-03-21 12:51:56 | アニメ・コミック・ゲーム

Steinsgate13 Steinsgate14 フェイリスルートに続き漆原るかルートをクリアしました。

漆原るか…声優が小林ゆう画伯だったためどうしてもネタキャラというイメージで見てしまいましたが、まさかあのときのDメールでここまで未来に影響を与えていたとは再び驚愕です。それと同時になんとなく話の進め方が分かってきた気がしました。

ここまで来ると一体どれだけの犠牲を払ってきたのかと思ってしまいますが、その事実に対し言い訳しようとするのを耐えて真摯に向き合っているオカリンに惚れる!

キャラクター単体のシナリオの面白さとしては突出していたわけでもなくそこそこ…といった感じでしたが、このルート終盤でオカリン以外で初めてアレを使ったのは意表を突かれました。そこからエンディングまでの流れはかなり良かったため終わり良ければすべて良し…といった感じで良いシナリオだったと思います。


フェイリス=ニャンニャンルートクリア

2011-03-21 12:48:00 | アニメ・コミック・ゲーム

Steinsgate11 Steinsgate12 阿万音鈴羽に続きフェイリス=ニャンニャンルートもクリアしました。阿万音鈴羽ルートの終盤でなぜDメールを送らなかったのか疑問でしたが、まさか送ることができてしかもそれが次章の条件だったとは…さすがです。

フェイリス=ニャンニャンは第一印象としては単なる変わり者にしか見えず、Dメールの文章も教えてくれなかったためお邪魔キャラみたいな感じかと思いきや、これまた暗い過去を持ちなおかつメールの内容がアレだったとは…18文字であれほど未来が変わるとはバタフライ効果恐るべしといったところでしょうか。そして最後のDメールの文章は少々涙腺にくるものがありました。

そしてフェイリスルートですがこのルートで阿万音鈴羽の好感度がさらに上がりました。この辺りをアニメでも上手く表現してほしいところです。フェイリスがこれまでのことを思い出したことによりシナリオにも新たな謎が出てきたところで、今度は漆原るかルートに行っている予感。まだまだ話は続きそうです。


自粛期間

2011-03-21 03:44:23 | 雑談

 あの地震からもうすぐ10日、各TV局とかでもCMは自重気味だったし個人的にここの日記も自粛していましたが、そろそろTVCMもそこそこ放映するようになって番組も特番を流さなくなってきたので今日にも日記再開しようと思います。