2015年冬アニメ「ローリング☆ガールズ」第1話の感想文

2015-01-15 21:57:03 | 2015年冬アニメ関連

今回はローカルアニメ「ローリング☆ガールズ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ローリング☆ガールズ」…進撃の巨人で知られる制作スタジオWIT STUDIO初のオリジナルアニメで、アニメ制作はWIT STUDIOです。

序盤からいきなりの独自設定の連続でまずは混乱してしまいます。東京大決戦後に日本の各都道府県が独立とかツインタワー宣言とか、まず初見で話を聞いただけでは全く理解出来ませんでした。とりあえず所沢と東村山がお互い代理で総長を立てて争っているみたいです。

設定こそ理解不能でしたが純粋にバトルものとして見ると面白かったです。しかし執行玖仁子とマッチャグリーンとの対決で周囲が吹っ飛ばされてその他のキャラが大勢飛んでいくのは、どう見ても「キルラキル」そっくりでした。これWIT STUDIOじゃなくてTRIGGER制作じゃないん?と思うほどそっくりです。ハイパーマッチャロボを呼ぶところとかにもその流れを感じます。

歌が流れながら戦っているところなど独特のクセの強さは感じますが、バイクの音など結構こだわって作っているようだし、ラーメン屋でなぜか早食い対決から大食い対決になったりする流れなど細かいところは良く出来ていると思うし、世界設定などほとんど理解できませんでしたが、とりあえず所沢と東村山が戦っているというのは分かったのでまずはそこだけ理解していればあとは分かってくるかもしれません。1話で見切るにはまだ早いと感じるくらいの可能性はありました。

作画は普通です。すごい良いとは言いがたいかんじでしたが動きは良かったしWIT STUDIO制作のようだし安定はしてそうです。BGMはイマイチ印象に残らなかったのは残念でしたがエンディングで流れた歌は結構良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、悪くは無いですがクセが強く人を選びそうな作品でした。一つ一つのシーンは面白いですが、世界設定と人物相関の説明が作中でほとんど無いため、おそらく公式などを前もって見ておかないと理解できない系統の作品のようです。そのため何も知らないで見ると、なんか領土争いで戦っているような気がするだけで1話が終わってしまいます。しかしラーメン屋でなぜか早食い対決になってしまった流れやバトルシーンの勢いなど良いところもあるので決して駄作ではないと感じます。

1話の個人的評価としては、説明不足すぎますが話のテンポは決して悪くなく細かいところは面白いと感じるため様子見も兼ねて視聴継続のBランクです。


2015年冬アニメ「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」第1話の感想文

2015-01-15 10:43:00 | 2015年冬アニメ関連

今回は2015年冬アニメの地雷候補四天王の1つと言われている「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」…GA文庫から刊行されている、あわむら赤光のライトノベル「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」のアニメ化作品で、アニメ制作はディオメディアです。

オープニング無しでいきなりドラゴンと戦っていましたが、ここは気合いを入れたのか動きもBGMも良くてちょっと意外でした。他の仲間達がドラゴンを引き留めている間呪文を詠唱しているのは良い演出でしたが、呪文が完成したら剣で斬りかかるのはちょっと意味不明です。というかあの戦いは結局何?といったかんじで投げっぱなしなのも凄かったです。

ラノベ作品特有の専門用語の多さは健在で、異端者(メタフィジカル)とか救世主(セイヴァー)とか通力(プラーナ)とか良く分からないものがあまり説明のないまま次々と登場してきて原作未読者置いてきぼりなのは当然のことながら、一番の問題は結局何がしたいのか1話では分からなかったことです。何かと戦っているようですがその何かが1話では全く出てきてないし、結局世界平和のために戦うとかそんなかんじでしょうか。

ただ欠点ばかりではなく、主人公が予想以上に良いキャラで、前世は強かったみたいですがその前世の記憶があまり無かったせいか序盤は弱く、それでもヒロインのサツキを泣かせた相手に立ち向かうところは意外と格好良かったです。嫌味っぽさが無かったので好印象でした。

しかし作中には突っ込みどころが満載で、入学式後いきなり女生徒が後ろに倒れていたり、後ろから斧で切りつけたのに水着だけ正確に切り裂いたりする超高等テクニックや、聖剣が具現化したときに、え?あなたさっきうつぶせに倒れてたのになんで立ってるの?と思う瞬間など1話からおかしい部分が大量にあり相当破綻していました。真面目に作ったのならちょっと疑うレベルです。

作画はイマイチです。序盤の戦闘シーンは良かったですが中盤以降どんどん悪くなるのが明らかでした。BGMは意外と良く、序盤のドラゴン戦や喫茶店のシーンなどのBGMが印象的でしたが、主題歌は昔のALI PROJECTぽい歌でずいぶんクセがあり好みが分かれそうです。

総評

1話の全体的な感想としては、今期クソアニメ優勝候補の一つと言われていたようですが、思ったよりひどくは無かったです。それでも何と戦っているのか全く分からないところや突っ込みどころ満載の展開にあざとすぎるエロや1話からして作画が怪しいところなど悪いところが多いため結局駄作でした。

1話の個人的評価としては、ギャグアニメならば多少は見られるかもしれませんが、中途半端な展開がこのまま続くようなら面白くもなさそうなので視聴打ち切り予定のCランクです。


2015年冬アニメ「アルドノア・ゼロ2」第1話の感想文

2015-01-14 19:02:45 | 2015年冬アニメ関連

今回は2期もののオリジナルロボットアニメ「アルドノア・ゼロ2」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「アルドノア・ゼロ2」…A-1 PicturesとTROYCAの合同制作オリジナルロボットアニメで、アニメ制作はA-1 Pictures+TROYCAです。1期の衝撃のラストから半年、分割2クール作品のように間が開くと話題性もなくなり注目度も下がる傾向ですが、果たしてどのようになるかと少々不安ではありました。

1期の終わりから19ヶ月後が舞台ということで、スレインが健在なのは当然ですが、まさかザーツバルム伯爵まで生きているとは。あれどう見ても死んだとしか思っていませんでした。他にも死んでたと思った人が案外生きてたりして1期の衝撃のラストは一体なんだったのかと思わずにはいられません。

1話から早速火星騎士が登場してきて話の展開が早かったですが、強そうだったのにもかかわらずなんか一瞬でやられてしまって拍子抜けでした。その後1期ラストの直後の映像が流れて、あの場でなぜあのキャラが生きていたのかやどうやって脱出したのかが語られていましたが、さすがに死ぬのではと思うシーンが2箇所くらいはあったので意外ではありましたが無理があるようにも見えました。とはいえやはり戦闘シーンはカッコイイし次々と出てくる謎は面白いので勢いはあると思うしまだ期待は十分できそうでした。

作画は非常に良いです。今時のアニメにありがちなキャラは手描きでロボはCGですが、作りは手堅いので安定していて動いていたし良かったです。BGMも戦闘中に流れる挿入歌も戦いを盛り上げていていたし、主題歌も1期と変わらない流れで良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、1話から早速大量の謎を投入してきて息をつかせぬ展開だったため面白かったです。しかし根本的な問題はほとんど解決してなくて相変わらず火星側の舐めプレイは健在だったためさすがにそろそろ変化はつけてほしいと感じました。

1話の個人的評価としては、オリジナルアニメ特有の先が全く読めない展開は健在だしロボットものとしてはなんだかんだで面白いので永久保存版のAランクです。


2015年冬アニメ「デュラララ!!×2承」第1話の感想文

2015-01-14 09:53:03 | 2015年冬アニメ関連

今回は5年ぶりに2期が放映された続編もの「デュラララ!!×2承」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「デュラララ!!×2承」…電撃文庫から刊行されている成田良悟のライトノベル「デュラララ!!」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作は以前制作していたブレインズ・ベース第三制作部が独立した新規スタジオの朱夏です。

序盤でいきなりセルティがテレビと警察に追われるシーンとかがありましたが、セルティの素性を知らない新規組が見たら完全に意味不明だったと思います。結局1話ではセルティや池袋ダラーズなどの中心的存在についての説明が全く無いまま話が進んでいったため、新規を切り捨てていると思われても仕方ないかもしれません。

そして1期の最終回でのみ登場した折原の妹2人がついに登場してくるところや、新キャラがさらに増えたりと今までよりさらに登場人物が増えてくる一方、池袋連続殺人事件などの細かい事件が存在する中、セルティの首の件など大筋の物語がどう進むのかは気になるところです。登場人物それぞれに明確な目的が無く、好き勝手生きているキャラも多いですが、それぞれが複雑に絡み合って作品の雰囲気を作り出しているというのは他のラノベアニメとはひと味違う魅力があります。そして女性キャラも多いですが男性キャラも相当多いのも見逃せず、しかも渋いおっさんキャラも充実していて女性人気もあるようでした。

作画は良好です。1期とスタッフも変わっていないようで非常に安定していました。オープニングとエンディングの独特の演出も相変わらずです。BGMも良く、1期で良く使われていた日常シーンの曲もそのまま使われていたため懐かしくもありました。主題歌は特番であれだけプッシュされていたOKAMOTO'Sの歌は大して印象に残りませんでしたがエンディングは良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、5年ぶりなので名前こそ覚えてないキャラが多かったですが雰囲気は全く変わっていなくて面白かったです。放送前の特番でも言っていましたが、キャラが多すぎることによるゴチャゴチャ感こそがこの作品の魅力とも言っていた通り、人物が多くてもそれぞれの個性が強いため見てて飽きないところが素晴らしいです。明確な目的を持っているキャラがほとんどいないため、話の流れがつかみづらいのは意見が分かれるのかもしれません。

1話の個人的評価としては、1期の頃から変わっていない安定感に加えて新キャラがさらに増えるようで期待はできそうなので視聴継続のBランクです。


2015年冬アニメ「銃皇無尽のファフニール」第1話の感想文

2015-01-13 12:19:27 | 2015年冬アニメ関連

今回はもう片方のTBSアニメ「銃皇無尽のファフニール」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「銃皇無尽のファフニール」…講談社ラノベ文庫から刊行されている、ツカサのライトノベル「銃皇無尽のファフニール」のアニメ化作品で、アニメ制作はディオメディアです。

25年前に突然ドラゴンと呼ばれる魔獣が現れ、それと同時にそれと同じ力を持つ人間も登場してきたとは、なんともご都合主義な展開と思わずにはいられません。子供が目をつぶりながらえいえいとドラゴンに魔法?のようなものをぶつけているのはギャグにしか見えませんでした。

そして女性しか在籍していない養成学校ミッドガルに、唯一男性でドラゴンの力を身につけた主人公が入学…てこれどう見てもISの設定にしか見えないんですが。それだけでなくどこにもなんか見たことあるようなものが大量にちりばめられ、グングニルの攻撃シーンとかリリカルなのはっぽかったです。

バトルシーンもお粗末で、エアロブラストカルテットとか非常にカッコイイ名前でしたが、わざわざ3回繰り返して発射するのはクドすぎて見ていられませんでした。しかも発音もイマイチで何言ってるか分かりません。ダークマターを精製してあらゆる物質を作り出して戦うというドラゴンの力を持った者の戦いというのは発想次第では面白くなりそうですが、対ダイヤモンドにおいて結局ゴリ押しで壊していたため意味不明でした。

作画はイマイチです。キャラクターがどれも同じに見えるうえにバトルシーンはお粗末で動いてないどころか何やってるか分からないし、序盤の裸シーンもわざとらしすぎてありがたみがありませんでした。BGMも全く印象に残らず、主題歌はオープニングが神田沙也加が制作しているのだけは印象に残りました。

総評

1話の全体的な感想としては…早速冬から糞アニメ優勝候補きちゃったかーといったかんじでした。どっかで見たようなキャラデザ、どっかで見たような設定、どっかで見たような演出と真新しいものが何も無く、名前が格好良すぎて何言ってるか分からないし、戦闘シーンもイマイチと相当ひどい作品でした。自分らのいる学校の説明があったことや、主人公の声が松岡禎丞なのがちょっと良かったくらいです。

1話の個人的評価としては、猛烈なありきたり感に加え戦闘シーンもショボく面白くなる要素が全く感じられず、見ていてイライラするレベルだったので黒歴史認定のDランクです。


2015年冬アニメ「幸腹グラフィティ」第1話の感想文

2015-01-11 22:10:50 | 2015年冬アニメ関連

今回はTBSアニメ「幸腹グラフィティ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「幸腹グラフィティ」…芳文社から刊行されている、まんがタイムきららミラクで連載されている川井マコトの4コマ漫画「幸腹グラフィティ」のアニメ化作品で、アニメ制作はシャフトです。

冒頭から早速おいなりさんを食べるシーンがありましたが、良く見るとこれはCG?食べた瞬間にご飯が崩れるシーンは良かったですが、主人公の顔が輝きすぎてしかも唇がエロかったためそちらにばかり目が行ってしまいました。食事のシーンは正直あまり美味しそうに見えなかったです。

登場人物一人一人に字幕が入り名前が出る演出は良かったと思います。日常ものはその個性の薄さからキャラクターの名前が覚えられないものが多いため良い配慮でした。

そして1話一番の衝撃は、主人公の町子の作る料理が自分で食べると美味しくない理由は一人で食べているせいと断言しているところでしょうか。孤独のグルメ全否定発言だったため驚きです。

いつものまんがタイム作品らしい日常ものに食事をプラスしたかんじで、もうちょっと食事シーンにこだわればひと味違った作品になりそうですが、脚本が岡田磨里だし女の子の可愛さばかり強調されていて食事はあまり美味しそうに見えないし、なんとも不安です。2話はとんかつっぽいのでそこに期待しておきます。

作画は良好です。女の子をエロく見せる技術が向上してきたシャフトだけにそこは良かったです。ただおいなりさんのCGは少々いただけないかもしれません。良くも悪くも建物とかもシャフトらしい作画でした。あとエンディングがいつも通り間に合っていないように見えます。BGMはイマイチ印象に残らず、主題歌も坂本真綾やキャラソンを起用していますがそれほど印象には残らなかったです。

総評

1話の全体的な感想としては、食事をおいしく見せたいのか女の子を可愛く見せたいのかどっちつかずでつまらなかったです。おいなりさんを食べるシーンはエロかったですが、マガジンで昔やってた料理漫画みたいにエロと食事は相容れないと思います。後半のうどんを食べるシーンや、ラストのおみやげ等細かいところは良かったですが、全体的に見てしまうと食事3の女の子7といったかんじでバランスはイマイチだったかもしれません。

1話の個人的評価としては、食事をもっと美味しそうに見せたり音とかにもこだわれば良くなるかもしれませんが、どうも食事はオマケで女の子達の日常を描いたまんがタイムらしい雰囲気だったし期待はずれだったので視聴打ち切り予定のCランクです。


2015年冬アニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」第1話の感想文

2015-01-10 22:24:06 | 2015年冬アニメ関連

今回は「艦隊これくしょん -艦これ-」と並び2015年冬アニメの本命と言われた「アイドルマスター シンデレラガールズ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「アイドルマスター シンデレラガールズ」…モバゲーで配信されている、バンダイナムコゲームスとCygamesが運営するソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1 Picturesです。配信から3年以上経った現在でも根強い人気を誇りモバゲーの代表作の一つでもあるこの作品、さらに前作アイドルマスターのアニメの人気も高いことから前人気は非常に高く2015年冬アニメの話題作の一つでした。

元々以前にアイドルマスターのアニメを制作していたスタッフが制作しているようで、それならば今回も安定して面白そうな予感でしたが、実際その期待通りの出来だった…というよりそれ以上でした。

見た感じでは原作のゲームどおり、各属性の代表である島村卯月と渋谷凜と本田未央の3人をメインに据えたオリジナルストーリーのようですが、原作ではほとんど語られなかった、なぜアイドルをやりたかったのかというところや、普段の生活やレッスンの場面をちゃんと描いていて原作で不足していた箇所を補完していたところが良かったです。それでいてなおかつキャラクターの仕草や動き、表情などを丁寧に表現していたため原作を知っているならなおさら楽しめる作品になっていました。

そしてこの作品の一番の特徴はゲームの主人公でもあるプロデューサーを登場させているところです。前のアイドルマスターのアニメでもありましたが、普通なら荒れる要因になりかねない男性キャラをあえて登場させ、しかも強烈な個性を与えることは一つ間違ったら作品が破綻しかねないのに、あえて登場させるこの精神は見事です。しかもこの全く笑わなくて目つきも悪く口数も少ないという個性が逆にネタにもなり作品をさらに盛り上げているところは感服しました。無難な作品を作ろうとしたら絶対にできない表現と思われます。

作中の看板やオーロラビジョンにも、原作を知っている人なら分かるキャラクターをさりげなく登場させている演出や、765プロにジュピターなど歴代キャラも出していたりとノウハウを活用しているところに加え、これから始まるシンデレラオーディションでどのキャラが登場してくるのか、そしてどうまとめるのかなど気になる箇所も多く十分に期待出来そうでした。

作画は良好です。アニメスタッフは変わっていないようなので安定していたし、アイドルアニメにおける作画の重要性は十分承知していると思われるので崩れることは無いと思われます。しまむらさんの笑顔のシーンの気合いの入れようが良く分かっていらっしゃるようでした。BGMも良く、主題歌に加えしまむらさんがアイドルになりたい理由を語るシーンで流れたBGMが印象的でした。

総評

1話の全体的な感想としては…素晴らしい!原作のキャラクターの魅力を十分に発揮しつつも、街中に分かる人には分かる場面をちりばめつつ、原作ではあまり詳しく語られなかったアイドルとしてデビューした理由を補完していたためアニメとしては理想的な展開でした。何より原作では全く登場しないプロデューサーを、あそこまで個性を強くして登場させる意外性も見事です。

1話の個人的評価としては、前作アイドルマスターのスタッフが制作している安定感の高さに加え、これからの展開にも十分期待できそうだったため永久保存版のAランクです。


2015年冬アニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」第1話の感想文

2015-01-10 14:45:46 | 2015年冬アニメ関連

いよいよ怒濤の勢いで2015年の冬アニメが始まってきました。自分も携帯を買い換えたのを機にアニメ見放題サイトとかに登録して最新話をチェックしたりしています。今回は2015年冬アニメの話題作の一つ「艦隊これくしょん -艦これ-」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「艦隊これくしょん -艦これ-」…DMM.comと角川ゲームスが共同開発したブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」のアニメ化作品で、アニメ制作はディオメディアです。現在極めて高い人気を誇るゲームのアニメ化ということで、注目度は非常に高く2015年冬アニメの本命の一つと言われていました。

作品の人気は非常に高いし、アニメになるとなれば自分のように原作のゲームをプレイしてない層もチェックせずにはいらないし、これでもし面白ければゲームのほうにさらに人が増え相乗効果は計り知れないというのが角川の筋書きなのかもしれません。

自分は原作のゲームをプレイしていないので、せいぜい島風や赤城を知っている程度ですが、1話を見ている限りそういう初見の層はほぼ切り捨てている作りをしているようでした。次々と艦娘が登場してきては去って行く様はまるで「ガールフレンド(仮)」の1話を見ているようです。

しかしそれでも戦闘シーンが良ければ「ストライクウィッチーズ」のような面白い作品に化けるのかもしれませんが、妙に渋いナレーションと裏腹に水上スキーをしながら赤城の矢が戦闘機に変身するシーンはギャグアニメのようにしか見えず、迫力も緊張感もまるでない何ともチープなアニメと化していました。深海棲艦と言われる良く分からない敵と戦っているため敵側に魅力どころか個性すら全くないのも致命的です。結局1話では吹雪が初出撃でうまくいかないで凹んだけれど提督に会ったらなんかやる気出して終わったといったところですか?

作画は良好です。内容はともかく艦娘達の作画は良かったしグラウンドを走るシーンの体操着はあざといし吹雪が出撃するシーンではパンチラもあったし特に気になるところはありませんでした。出撃前に武装が装着されるギミックも手が込んでいて良かったです。BGMはほとんど印象に残らなかったところや、オープニングの歌がイマイチ作品に合っていないように感じられるのは惜しかったです。

総評

1話の全体的な感想としては、作品の人気は高いようですがアニメはつまらなかったです。吹雪を主人公に据えたオリジナルアニメのようですが、設定や各艦娘の説明が全く無いためゲームや歴史を知らないと全くついていけず、なんか水上スキーをしながら良く分からない敵に主砲を撃っているだけにしか見えず、緊張感も全くなく萌えアニメとしても中途半端でした。

1話の個人的評価としては、バトルのギミックやキャラクターデザインはそこそこ良かったですが話としてはつまらなくて1話でこの程度では先が思いやられそうなので視聴打ち切り予定のCランクです。

ある意味コンテンツ潰しに定評がある角川らしい作りだったかもしれません。


2015年冬アニメ考察

2015-01-08 01:47:15 | 2015年冬アニメ関連

とうとう2015年も始まり、早速一部の冬アニメが始まってきています。そのため今回も数多くある冬アニメの中から個人的に気になるものや、話題作などをピックアップして個人的な意見を加えつつどうなるか予想してみたいと思います。

まず今回の本命と言われているのは「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ エジプト編」でしょうか。人気がある3部のいよいよ後半ということで安定しているし前人気も高いです。さすがに最初の頃の勢いこそありませんが本命にふさわしいと感じます。

そして2014年から出始めたソーシャルゲーム原作のアニメですが、冬からついに人気作「アイドルマスター シンデレラガールズ」「艦隊これくしょん -艦これ-」が始まります。どちらも非常に高い人気を持つ作品のアニメ化のため気合いを入れた作りをしているようなので期待できそうです。

今期はオリジナルアニメも多く、再び幾原邦彦監督作品の「ユリ熊嵐」「美男高校地球防衛部LOVE!」「夜ノヤッターマン」「ローリング☆ガールズ」「デス・パレード」そして「Go!プリンセスプリキュア」と、2期ものを除いただけでもこれだけあるので相当な混戦になりそうです。

2期ものも冬にしては多く、ジョジョもそうですが、「探偵歌劇 ミルキィホームズ TD」「アルドノア・ゼロ 2期」や「少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 50-」「デュラララ!!×2 承」「蒼穹のファフナー EXODUS」「DOG DAYS''」「黒子のバスケ 3期」「東京喰種√A」「神様はじめました◎」そして「美少女戦士セーラームーンCrystal 2期」と、今期はオリジナルアニメと2期もので半数近くを占めるというかなり偏った構成になっているようです。

そして原作つきのアニメ化作品に至っては、「暗殺教室」「戦国無双」以外は原作を全く聞いたことのない作品ばかりなので、これまたどのように化けるか未知数です。

正直なところ今期はどれが人気が出るのか全く読めません。しかし個人的にはマッドハウスのオリジナルアニメ「デス・パレード」には期待しています。元々アニメミライ作品ですが、リトルウィッチアカデミアと同じく後から評価されて人気が出てきた作品のはずだし、日テレの深夜枠だし期待できそうです。