先日来、チョッとした気持ちの行き違いから夫婦喧嘩状態になっていた。我家は家族全員、血液型がO型である。O型は直情的である為、いったん交戦状態になると、お互いに行き着く所まで上り詰めて行く様な所がある。お互い言いたい事を吐き出してやりあってしまえば、ケロッとして「誰が喧嘩してたの?」と言う様な顔をするのだが、吐き出すまでは、なかなか である。
そんな中、先日正月休みを終えて、新潟の寮に帰ったばかりの長男が何やら、やらかして帰ってきた。右足に包帯を巻いて?どうも、学校でムシャクシャしていて、八つ当たりで壁を蹴り上げ、怪我をした様だ。取り合えず、応急処置をして貰い帰って来た。今朝、病院でレントゲンを撮ってもらうと、親指が骨折していた。我子ながら、「アホ!」である。
子供を見ていると自分の若かった頃を思い出す。私も、どちらかというと、本質は今でも短気である。自分の嫌いな人間や、あからさまに威張ったようなヤツ、人を見下した様なヤツには猛然と反発するし、理不尽で納得できないことには、無性に腹を立てる。直情的に感情を爆発させた後は非常に後悔するのだが!
こんな部分が長男の行動を通して、自分の悪い癖が見えてくるのだ。「お前の様な子供を生んだ覚えは無い!」と言いたいのだが、生んだ覚えが重々ある。 結局、ドタバタで長男が帰ってきたため、それまでしていた夫婦喧嘩は何処へやら?長男坊が時の神になっているのだ。神様が夫婦喧嘩は止めなさい!犬も食わない!と長男坊を通じて言っている様だ。「子は鎹(かすがい)」と言うが「子はカスが良い」とも!
長男は長男で直情的な性格をしきりに反省。「世の中には正しい事を言っていても、言い方が悪いため、相手や回りに受け入れられない!正しい事が伝わる様な言い方、伝え方、態度、普段の言葉使いなどを考えさせられることになった。 あんまり、若いうちから丸くならなくて良いけど、「ハイッ」と素直に返事が出来るようになってくれれば大成長である。
あなたにもこんな事、思い当たる事があったのでは?