此処へは商売で来ているのか?友人に会いに来ているのか?判らない部分がある。一昨年までは「龍誠展」「という大きな花展と同時開催であったため、全国から花展を目当ての方が集まり、そのお客様が流れてくるので職人展会場もそれなりのお客様が入っていた。ところが、昨年から松坂屋の改装に伴い会場面積が変わったため別々の日程に開催されるようになった。そうすると悲惨なものでお客様は半減である。賑わいの無い会場には購買意欲も沸かない、気持ちが冷静で「別に今買わなくても?」という気になってしまう物だ。
それと、上野の特徴として、普通のデパートでは女性客がほとんどで男性客は少ない。奥さんのお供に、といった感じだが、ここは一人でブラブラ暇つぶしに来ているオッサン、オジイサンが実に多い。ワイワイにこやかに買い物をするパターンは少ない。実演をしている前でジーと見ているだけだ。話しかけても返事がかえってこない、反応が無いのだ。そして何も言わずに去っていく。「買い物を楽しむ」というのは女性の特権なのだろうか?たまに反応があったかと思うと「これでもか?」というほど知っている限りのウンチクを披露する。
私も買い物をしている時こんな風に見られているのだろうか?