~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

親孝行 南阿蘇桜めぐり

2016年04月06日 | おでかけ
昨日は義父の定期検診の送迎のためオジサンが休みを取ったので
お昼から義父母と一緒に南阿蘇へ桜めぐりドライブに行きました

ますは少し遅めのお昼
西原村にある「更紗」


駐車場には満開の桜が数本あり、池には桜の花びらが・・・


人気のお店なので予約をしても少し待つほど込み合っていました。
個室の部屋でゆっくり1時間かけ食事をしました。
「花かご御膳」

この他に一の膳には白和えや胡麻豆腐など
三の膳は味噌汁、ご飯、茶碗蒸しなどがありお腹一杯になりました。
見た目にも美しい料理の数々に義父母も喜んでくれました。
さすがに朝早くから病院で診察疲れか義父は20分ほど食後のお昼寝
高齢者を連れたドライブは焦らずゆっくりですネ(笑)

さて、お腹もいっぱいになったので俵山トンネルを抜け南阿蘇へ
午後から曇の予報も外れ青空の良いお天気
阿蘇五岳もくっきり

「ここにも・・あそこにも・・」と南郷谷の満開の桜を眺め
高森峠の千本桜を目指します

桜の時期は一方通行の高森峠九十九曲
良いお天気なので駐車場に車を止め桜観賞

青空に桜が映えます

峠をどんどん進むと・・・
今日は阿蘇五岳と高森の町もきれいに見えます。

一番の撮影ポイントにはカメラマンの姿はないのに
10台ほどのカメラの三脚がズラリと並び場所取りをしてありました。
九十九曲の車のヘッドライトと桜の写真が有名なので
きっと皆さんそれを狙うためなのでしょうネ~

次に向かったのは月廻り公園の百本桜
根子岳が真正面に見えるこの場所は新熊本百景の第一位に選ばれたほど
車中泊もできる駐車場にはキャンピングカーの姿もありました。

駐車場から階段を上がった滝のある(人工?)公園
そう広くない場所にたくさんの桜があります。
桜越しに見る根子岳


右手にはらくだ山


逆光の中の桜も何とも言えない美しさでした




桜を堪能した後は隣にある月廻り温泉へ
この温泉の湯船からも根子岳が真正面に見え
露天風呂からは高岳や中岳の噴煙も見えます。

風呂上がりには畳敷きの無料の休憩所があり目の前にも桜

このあと一心行の大桜のライトアップを見るために時間調整
平日の夕方5時の休憩所は貸切で少々疲れ気味の義父は1時間ほど爆睡
毎日、家で庭仕事は得意の元気そうな87歳の義父ですが
あまり外出はしないので久しぶりの遠出は無理だったのかなぁ~
今秋、大阪での次男の結婚式に行けるのか少々心配です
それに反し元気な義母は横にもならず・・・
物産館で買ったお菓子で私達とおやつ&お喋りタイム
こんなに元気な義母ならこれからも色んな所に連れて行ってあげたいなぁ~

さて、時間調整の休憩も終え6時半
月廻り温泉から20分ほどで一心行の大桜へ到着
今日がライトアップの最終日だからなのか平日なのに沢山の人
日が沈み、少しぼんやりした大桜
(写真は明るいですが実際はもっと薄暗かったのです)


足元が明るいうちに桜の周りを一周

義父母の姿で桜の大きさが判るでしょうか?

午後7時、カウントダウンと共にライトアップ

雲一つない夕闇の空が青く・・・

ライトの裏側からの大桜

私はライトが当たる表よりこちら側の方が好きです。

義母と二人で少し離れた暗闇の中、腕を組み桜の周りを一周しながら
色んな角度からの桜に見惚れ・・・何度も何度も立ち止まり
「まるで入道雲のごたる(みたい)・・・」
「こがん(こんなに)美しか見事な桜はもう見られんかもしれんなぁ~」
そうつぶやく義母に連れてきて良かったなぁ~としみじみ・・・

今年最後の私のお花見はしんみり少し淋しげな一心行の夜桜でした

最後に今回の親孝行お出掛けで思ったことを・・・

月廻り温泉の露天風呂の中、一人根子岳を眺め湯ぶねにつかる義母の背中
内湯の窓からその後ろ姿を見ながら私は義母の人生を想像しました。
昭和6年生まれの義母
戦時中の貧しい時代を経験し
農家に嫁ぎひたすら家の為に働き
厳しい舅に仕え看取り
頑固な義父を文句を言わず支え・・・
やっとここ数年前から義父の愚痴を
私に言うようになった義母
本当に昔の女性は芯が強く、我慢強い
時代が違うとはいえ私には到底真似のできないこと

残りの義母の人生
少しでも楽しく有意義に過ごせるよう
微力ながら協力しなければ・・・そう思う私でした

とは言え・・・いつもそう思えると良いのですが
やっぱり自分が楽しく過ごす事を一番に考える
まだまだ修業が足りない半人前の私なのです。

でも、時々は頑張ります



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