「こころの風景」を辿るドライブの続きです。
写真の数も想いも多く・・・
きっと長くなるので興味のない方はパスしてくださいネ(笑)
2024年4月1日に正平ちゃん最後のこころ旅と同じように
1年後の2025年4月4日㈮ 「遥拝八の字広場」を出発しました。
正平ちゃんが輪行乗車した肥後高田駅前の道路を通過すると
1年前と同じように駅の横には満開の桜が見えました🌸
番組では肥後二見駅で下車、上田浦駅を通り波多島小島を目指してたのですが
テレビ映像で見る限り軽自動車でもギリギリの狭い道のようだったので
Google検索し少し回り道ですが御立岬方面から「波多島小島」へ向かうことにしました。
おかげで迷うことなく12:00前に波多島小島に到着しました!
「小島の瀬」
線路沿いの少し広くなった場所に車を停め・・・
オジサンが弁当を食べている間、私は肥薩おれんじ鉄道の下り列車を待ちました。
暫くすると遠くから遮断機の音が聞こえ・・・
八代発出水行き下り列車が目の前を通過
デジカメの連写で撮った写真
運転手さんはこんなところに撮り鉄オバちゃん?と思ったでしょうネ(笑)
次の上り列車通過まで桜と対岸の天草諸島を見ながら私も弁当を食べ待ちました。
そろそろ上り列車(くまモン3号ラッピング車両)が来る時間とカメラを構え待ってると・・
あれ? くまモン車両じゃな~い😵 ガックリする私を面白がるオジサン
調べて確認したはずなのに・・・変更になったのでしょうか?
この後、1時間以上列車通過がないので2回も見れてラッキーと気を取り直し・・
今日の一番の目的、正平ちゃんが🚲で走った道を徒歩でたどることにしました。
軽自動車でも通れるか不明だし、肉離れ再発したオジサンは車の中で食後の昼寝(笑)
「こころ旅」にあまり興味のないオジサンに付き合わさせるのも悪いし・・・
ひとり正平ちゃんの思い出に浸ながら歩くほうが良いですしネ😁
緑のトンネルを探し・・・波多島小島公園を出発!
この堤防では何が釣れるのかなぁ~?
直ぐに集落があり数件の家がありました。
人の気配はありませんがネコが2匹いました。
番組でも猫に遭遇した正平ちゃん・・・あの時と同じネコかな?
この堤防も良い雰囲気です。
線路沿いの道を数分歩くと最初にあった第二波多島踏切
今のところ軽自動車なら何とか大丈夫そうだけど対向車が来たら大変そう💦
踏切からこの先歩く道を眺め・・・トンネルの上、山桜が満開🌸
左に続く道も緑のトンネルのように見えますが・・・
線路との間に柵もなく列車が来たら凄い迫力でしょうネ~
線路沿いに「矢具神社」
まさか神社があるなんて知らず財布も持たずに来たので・・・
申し訳ないけれど賽銭なしで参拝しました。
地域の方が管理されてるのでしょうか? とてもきれいでした。
境内の木陰で潮風に吹かれボーッと海と線路を眺めていたい気分でした(笑)
鳥居横には「出し芽の楠」
昔、大きな楠があり台風で倒れた大木の株から萌芽した楠が名前の由来
樹高 20m 幹回り 4m8㎝ 推定樹齢 不明
昔は楠の直ぐそばまで海岸だったそうで枝は海面を覆い潮が満ちると多くの魚が集まり
枝の上で待ち構えた若者達が飛び込み魚を捕まえていたと言い伝えられてるそうです。
神社を過ぎ2つ目のトンネルと踏切
ここが第一波多島踏切と波多島トンネル?
振り返ると新緑の楠が波多島集落を見守ってるよう・・・
静かで長閑な風景に癒されます。
そうそう~緑のトンネルの中で不思議な実をつけた木を見つけました。
帰宅後調べたたのですがアコウの木?
我が家のジャボチカバの実の生り方に似ていますが結局わかりませんでした。
寄り道ばかりしていてなかなか先に進めません(笑)
緑のトンネルを抜けると線路と海に挟まれた道が続きます。
自転車で走ると気持ちが良さそう・・・
暫く行くと桜が・・・
この先がどうやら緑のトンネルのようですが
振り向き桜だけをカメラに収め・・・
緑のトンネルを通り過ぎ少し先まで歩き引き返すことにしました。
ここまで誰一人出逢うことがありませんでした。
3つ目の踏切を渡ると神社の鳥居がありましたが・・・
鳥居前から覗くと荒れた感じで登るのは諦めました。
帰宅後調べたら「金山神社」でトンネルの上にある小さな神社らしく
鹿児島本線だった頃(20年以上前)撮り鉄の撮影スポットだったそうです。
神社の前から緑のトンネルへ向かって引き返しました。
畑尻トンネル横の踏切
軽自動でも通るのは勇気がいりそうな狭い踏切
(地元の方の車が1台通りましたが・・・)
番組では正平ちゃんが「へぇ~こんな人知れずに・・・」とつぶやき
電動自転車を「よっこらしょ・・重いんですコレ」と押していた姿が見えそう・・・
実は2月末の肥薩おれんじ鉄道ひとり鉄旅の車窓からこの踏切が目印となり
緑のトンネル入り口を写真に収められたのです。
海にせり出す緑のトンネルの入り口
目印のカーブミラーが「あっちにも・・・こっちにもある」と言って
お手紙に同封された写真と照らし合わせていた正平ちゃんを思い出す・・・
私も同じ場所から・・・
このカーブミラーの前に正平ちゃんが最後に乗った自転車が置かれてたよなぁ~
波の音しか聞こえない静かな緑のトンネルをスマホで動画を撮り保存しましたが
嫌なことがあった時などそれを見て心を落ち着かせよう~
そして、正平ちゃんが最後にお手紙を読んだ場所
あの日も桜が満開でした🌸
穏やかな八代海を「まるで瀬戸内海のようだ」と・・・
「ええなぁ~穏やかで・・・ホント穏やかで・・・」
「まるで自分の心を鏡で見ているようだ・・・」
「穏やかで・・・いい加減なヤツなんです」
最後こころ旅の言葉 本当に正平ちゃんらしい
私も穏やかな、いい加減なヤツになれたら・・・
これからの残りの人生、それを目指して生きていこうかな~
正平ちゃんがいなくなってしまって淋しいけれど・・・
14年間続いた「こころ旅」最後の1240日目が熊本・芦北だったことで
こうして1年後に素敵な景色を見ることができて良かった。
波多島小島の海岸線は私の「こころの風景」の一つになりました。
桜の花の季節になると八代海の青い海と桜をきっと思い出すことでしょうネ😌
最後まで私の自己満足の今回のブログにお付き合いいただき
本当にありがとうございました🍀