~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

続く余震の中・・・・思いやりと助け合い

2016年04月20日 | 日記
熊本地震発生から今日で6日目の朝を迎えました。
ブロ友さんはもちろんのこと、全国の友人や大阪の息子の婚約者家族など
皆さんから心配のメールや電話をいただき大変感謝しています。


ここ数日の疲れや夕方になり大きな余震でドキドキで
PCの前に座る元気がありませんでした。

昨夜は4日ぶりにオジサンが阿蘇から一先ず帰宅し
今朝、日の出とともにまたほぼ孤立状態の阿蘇へと出勤して行きました。
会社は何とか自家発電などもあり一昨日から温水も出たらしくシャワーも浴び
私達より快適な暮らしの様で一安心しました。
ミルクロードは昨日朝から通行できるようになったとはいえ
二重峠では今にも落ちそうなひび割れた起きない岩に警戒しながらの運転
大きな余震が来たらまたがけ崩れが起きそうな場所が数ヶ所あったそうです。
自分の着替えはもちろんですが社員の食事に必要な電気炊飯ジャーや大きな鍋
食料、米、調理道具を車へ積んで行きました。

オジサンを送り出しキャンカーの中
私の両親もまだ眠っているので少し時間が空いたので
コメントをいただいてもなかなか返すことができない皆さんに
少しでも安心していただくため近況をブログをUPしたいと思います。

我が家はおかげさまでキャンカー泊が出来ていますが
ご近所のほとんどの方が昼間は自宅に戻り
夜は避難所や車中で睡眠をとる状況です。
何しろ夕方になると大きな余震があり
音に敏感になった体は恐怖心でとても自宅で休む気にはなりません。
震度3位の地震には慣れてきていますが忘れた頃に大きな余震
いったいいつになったら終わるのかまだまだ油断はできません。

そんな中でも我が家は恵まれている方です。
水道は一昨日昼前屋外の水道が出たものの屋内は水圧が足りないのか出ません。
それでも十分ありがたいことで・・・
昨日は大きなたらいに水をはり日光で少し温かくなった水を
使い屋外で頭を洗い身体を拭きスッキリとしました。

飲み水は定期的に汲んでくる吉無田水源の湧水の在庫がありますし・・
トイレ等の生活水は義父宅の井戸水があり助かりました。
もちろんご近所の方にも開放し皆さんと分け合っています。

飲み水生活水と仕分けして保管

我が家の水汲み担当責任者は・・・私の父
  
義父が用意した大きな容器からペットボトルに詰め替え一輪車で運んでいます。
実は初日はバケツやタンクで運んで母との二人で入れかえていましたが
みんなの知恵を出し合い日に日に要領がよくなり作業が効率化しています。

台所には蛇口付のタンクを利用し使っています。

外の水道が使えるようになったので現在は母が食器洗い担当です。
毎日一万歩以上歩くので膝が悪化しかがめない私の代わりに頑張ってます。

電気は最初から使えますが我が家はIHではないので電子レンジが大活躍でした。
実はカセットコンロはあったものの10年以上使用していなかったので
ボンベが無かったのですが友人のKさんから頂き本当に助かりました。
こんな時こそ思いやりと助け合い、コミニケーションが一番

最初の頃は要領も悪く水汲みや食べることなどで一日が終わっていましたが
やっと昨日から少しづつ家の片づけを始めました。
とは言えまだ余震が心配なので以前のように高く積み上げることはせず
一先ず平置き状態でのかたづけになりますけど・・・ネ

夜はおかげさまでキャンカーで熟睡出来ています。

地震も怖いのですが盗難なども増えているらしく街灯などは点けっぱなしです。

両親にダブルベッド、私はハンクベット
実はハンクベッドは固く腰が痛くなるので
先日「トゥルースリーパーcero」を購入していて快適に眠れています。
地震の音にも怯えることなく・・・ゆらゆらと揺れるだけ
他の人が寝返りをうっても揺れるので地震との違いが判りません。
「俺が震源地でした」と父が冗談を言い皆で大笑いです(笑)

昨夜はオジサンが帰ってきたので4人で就寝でしたが・・・

テーブルを外しセカンドシートを利用、太めの私でも寝ることができました。

相変らず義父母達は自宅で休んでいますが余震にも全く気がつかず熟睡だとか・・・
良く寝て元気なのはいいのですが逆に心配な気もします。
相変らず義父は自分のことばかりで食事の準備などはもちろん
家の後片付けや井戸水の水汲みなど全て義母が頑張っています。
逆に義母に向かって「お前が何でも買い置きしとらんけん」と逆ギレ
それでも文句も言わず元気な義母のおかげで私は本当に助かっています。

そんな中、昨日は自分のことばかりで無理難題のどうでもいい我儘を言う義父に
さすがの私も怒りを抑えられず屋外にいるのも忘れ大声で怒鳴りました。

土砂崩れの中に今も行方不明でいる人、それを必死で捜索する人
車中でエコノミー症候群で死亡した人(たぶん義母の親戚みたいです)
自分も被災し避難所にいるのに我が家にお見舞いされた新聞配達所の人や銀行マン
飲み水がないだろうと持って来てくださったOWLさん
メールやLINEで友人の安否や状況を教え合う仲間達

そんな色々な方々のことを思うと・・・・
今がどんな状況で色んな人が生きるのに一生懸命なのに
自分のことしか考えない義父に伝えなければと思ったのですが・・・
あの人には何も通じませんでした。

こういう状況の時に人間性が一番現れるのですネ・・・
私の周りの方はみな良い方ばかり
思いやりと助け合いで頑張っていきますから
皆さん安心して下さい・・・・元気で頑張っています