~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

初・三世代Familyキャンプin天草 ~1日目~

2019年10月30日 | キャンピングカー
週明けからグッと秋らしくなり夜は薄い肌掛けから羽毛布団へと衣替え
昼間動いても汗ばむこともなく、いよいよ行楽にも最適な季節
オジサンは先日のキャンカーお出掛けで気がついた快適化や
知人にもらった野菜苗を植える作業などを済ませ・・・
15時過ぎ、缶ビールを積み込み「明日午後のバドミントンまでには帰る」と
「おひとり様ぶらりキャンカー泊」に出掛けて行きました
退職から7ヶ月やっと念願が叶い、見送る後ろ姿に羽が生えてます(笑)
はたして明日はどんな顔して帰って来るのか楽しみでもあります

さて、近況報告はこれくらいにしてキャンプレポートの続きです。
初めての親子孫三代初キャンプ地は福連木子守唄公園オートキャンプ場
チェックインは13時からですが1時間早めに到着してしまいました。

管理棟(翌日の写真です)

天草市の管理なので申請書を記入し1時間も早いのに入場させていただきました。

実は電話予約の時にもとても良い感じの管理人さんでして
「キャンカーなのでオートサイトですよネ?」と尋ね色々話していると
「電源いらないなら・・・」「その日は予約も少ないし・・・」
「オートサイトは高いから安いフリーサイトで良いヨ」とのこと
当日の受付支払いの際には「テントは一張りなので1000円で良いけど」と管理人さん
オーニングも出すし、さすがにそれは申し訳なく2サイト分ちゃんと払いましたョ
帰宅後PCで料金を確認したらオート3150円フリー1050円とあり
もしかして・・・管理人さんオマケしてくれたのかしら
もう~こんなに優しいキャンプ場管理人さんは初めてでして
また利用したいと思うのですが残念ながら営業期間が4~10月までなのです
元々公園に隣接するキャンプ場ですからゴミなどは全て持ち帰り
格安な料金ですからそれ位は当たり前ですよネ!

さて、サイトは管理棟前にAC電源付オートサイト

写真は次の日の朝ですが6組ほどのキャンパーがいたので
遠慮気味に遠くから写真を撮りました(笑)
管理棟から道を隔てた左手のフリーサイトは車の乗り入れは出来ませんが目の前が駐車場
今回は宿泊者が少なく特別にサイトに横付けさせてもらえました。
(写真は次の朝に撮ったものです)

芝生のサイトは傾斜がある所もありますがキレイに管理されています。
難点は・・・
フリーサイト内には炊事棟がなくトイレ棟の横に小さな流しがあるだけ
水道はもちろん飲料可で管理人さんの話では毎日検査してるとか?
トイレは全て和式ですが身障者用は洋式でウォシュレットはないけど
どこもきれいに掃除が行き届いていました。

キャンカーなのでオーニングを広げイスを出し準備はあっという間
息子達の到着を待ちながら広いサイトを独り占め
木陰でのんびり一休み

フリーサイトは道路沿いにありますが時々車が通るくらいで
殆ど気になりません(夜は全く車は通りませんでした)

暫くすると息子達が到着しパパとママはテント設営
孫Yちゃんは大好きなジイジと広い公園に駆け出していきました。
フリーサイト横の橋を渡り・・・左手がトイレ棟

右手奥には大きなアスレチック遊具があります。

お転婆な小1のYちゃんには少々物足りないようですネ~(笑)


広いサイトで思い切りシャボン玉遊びを楽しんだり・・・


草スキーの真似をしたり・・・

一時もジッとせず動き回っていました(笑)

息子達のテント設営も終わり・・・

今日のフリーサイトはキャンカー&テント1張り男女5人グループと
私達家族の2組だけ、ほぼ貸し切り状態です。
実はタッチの差で私達が広い場所をgetできラッキーでした

長男家族は「外で食べるカップ麺は最高」と木陰で遅い昼食
オジサンは昼間から缶ビールを飲み始め既にほろ酔い
その後、私一人サイトに残り・・・
虫取り網&カゴを抱えたYちゃんと皆は公園内散策に出掛けました

水遊びや虫取りが大好きなYちゃんはイキイキとして・・・

オジサンが酔拳(笑)で捕まえたトンボを虫かごに入れ、ご満悦

パパがスマホで名前を調べるとベニトンボ

全身が紅色になるのはオスだけらしい・・・
元々南方系のベニトンボは温暖化によりどんどん北上しているそうです。
熊本市内の江津湖でも見られるそうでイトトンボなども捕食され
将来、生態系が変わることが心配されているとか?
また一つ勉強になりました。

その後もジイジと水辺で遊んで・・・・
「トカゲを捕まえたョ~」と走って見せに来たYちゃん

良く見ると・・・・お腹が真っ赤なアカハライモリ
私は実物を初めて目にして大興奮
記念撮影後、元の水辺にオジサンと戻しに行ったYちゃん
「手で握って逃がしてあげたョ~」と自慢げな顔で帰ってきました。
「エェ~バアバも触れないのに凄いじゃん」と褒めながら
「2~3歳の頃はセミの抜け殻も触れなかったのにねぇ~」と心の声
すっかり逞しい女の子になった姿がとても頼もしく感じました
・・・が・・・
帰宅後、ネットで調べるとアカハライモリには毒性があると知りビックリ
触る分には問題がないが目に入ると危険で痛みが伴ったり炎症を起こすと言われ
特に子供は生き物を触った後に目をこすってたりすることがあるので注意しましょう

知らなかったとはいえ何事もなく良かった~
「そんな話は初めて聞いたし・・・」
「子供の頃から何度も触ってたけど何もなかったゾ~」とオジサン
さて、ホントのところどうなんでしょうネ

いっぱい遊んだ後は・・・
15時過ぎ、車で10分ほどの下田温泉センター白鷺荘へ
残念ながら写真はありませんがとても良いでした。
風呂上がりに西海岸の鬼海ヶ浦展望所までチョッとドライブ
雲が多く海の色もイマイチですが・・・
(残念ながらカメラを忘れて行きスマホの画像しかありません)

昔、ここで夕日を見たことがありますがとてもキレイでしたョ~
並んで海を眺める姿(何を話してるのかしらネ~)

残念ながら日没まではまだまだ時間があるので諦め
キャンプ場へ戻り皆でBBQの準備を始めました
オジサンは今朝釣った魚を捌き・・・

助手はYちゃん

カワハギのお造り(肝添え)&小鯛
桜の葉やヨモギを添え・・・

小1にして新鮮な刺身の味がわかるYちゃんは初めてのカワハギをパクパク食べ
捌いたオジサンも喜び、私も頑張って(?)釣った甲斐ありです

さぁ~準備もほぼ終わり宴会の始まり

オジサンのOnwayコンフォートローチェアや私が衝動買いした3枚目のペンドルトンも初おろし
息子家族のランタンは安全性を考えGENTOSのLED
暖色・昼白色・白色を選べ雰囲気を変えられるそうです。

BBQコンロは息子達のユニフレーム焚火台を初おろしし利用

持参したスペアリブやA5ランクの牛肉も最高
食べるのに忙しく写真はこの1枚だけ(笑)

暗くなり少し肌寒くなってきたので焚火を囲んでホットワイン

遠くに見えるのが管理棟横のシャワー棟かな?
オートサイト内の街灯はキャンカーで隠れ我がサイト周辺は真っ暗
見上げると雲の合間から時々星も見え・・・
Yちゃんも初めての焚火に手をかざし「あったかい~」

薪ストーブとはまた違う温かさを体験させてあげれて良かった

8時半過ぎオジサンはYちゃんに添い寝しバンクベッドへ
しかし、30秒で先に撃沈したオジサン
「ジイジのイビキはバイクの音みたいだったョ~」と逃げ出してきたYちゃん(笑)
結局、9時過ぎ私とYちゃんはダブルベッドで就寝

その後は焚火が消えるまで息子夫婦が火の番をしてくれたのですが・・・
初めての焚火体験にお嫁ちゃんは「いつまでも眺めていたかったです」と
すっかり炎の魅力にハマってしまった様でようで・・・
私達と同じ価値観に嬉しくなりました



息子は「家族3人でのキャンプでは焚火はしない」と言ってたみたいだけれど
小さいうちからきちんと炎の温かさや怖さを教えるのに焚火は良いと思うけどネ~
だって・・・
25年前「男の勇気」とか言いながら
父子3人キャンプ場で花火や焚火の上を飛び越えてたでしょう~(笑)
(当時は直火で焚火が出来るキャンプ場がありました)
父子揃ってバカやってる姿を眺めながら女一人私は羨ましかったなぁ~
決して野放しにしていた訳でないから火傷1つしたことなかった。
私達夫婦の持論は「小さい頃から何でも経験させると大きなケガはしない」
「危ない・危ない」「ダメダメ」と危険を遠ざけるだけでは
楽しさや感動は感じられないもので、それは男の子も女の子同じ
子供にとって色んなことを経験することが大切だと思うのです。

そして、親が何事においても楽しんでる姿を見せることは
子供にとって決してマイナスではないはず・・・
せっかく始めたFamilyキャンプ
親も子も自然の中で思い切り楽しみたいものですネ

話が脱線しましたが楽しいキャンプ初日が終わりました。
さて2日目は何が起こるか?  次回へ続く・・・

本日も長々お付き合いいただきありがとうございました

初、三世代Familyキャンプin天草 ~前泊編~

2019年10月28日 | アウトドア(釣りなど)
今朝は熊本市内は11.6℃今季一番の冷え込み阿蘇は11月下旬並みの5.1℃
阿蘇草千里ヶ浜では薄っすら霜が降りたそうです。

さて、10月26~27日は今年9月Familyキャンプデビューした長男家族と
三世代初キャンプに天草へ出掛けました
釣りがしたいオジサンの要望で私達は合流前日いつもの港で前泊しました。

25日昼過ぎに自宅を出発し天草へ向けキャンカー出動
1時間ほど走ると今朝4時起きのオジサン(毎晩9時前後就寝ですからネ~
さすがに睡魔に襲われ三角西港で30分ほど仮眠休憩しました

平日のため観光客も釣り人も少ないようです。

私はのんびり散策
すると・・・目の前の木にたくさんの鳥が飛んできました。
尾が長いようですが・・・シジュウカラかな?

可愛い鳴き声で枝を飛び回る姿に癒されます

ベンチは貸し切りでしたが・・・

10月末でも日差しは強く木陰の石段に座りのんびり海を眺めました。

その後、天草五橋を渡り南下し栖本温泉センターへ向かいました。
少し傾きかけた日差しにキラキラ輝く海


温泉でスッキリし4時過ぎ、いつもの港へ到着
早速、サビキ釣りを始めましたがアタリがなく早めの夕食&で腹ごしらえ

いつものように途中のスーパーで調達し手抜き(笑)

窓の外はほんのりとピンク色に染まる港

6時過ぎには釣り再開、直後「地球を釣った?」と思ったら・・・
サビキカゴに抱きついたコウイカにビックリ
もちろん釣りあげる前に逃げられましたけどネ(笑)

その後、釣れるのはエサ取りのリリースサイズの鯛&本カワハギ
暫くすると地元の高校生らが自転車やバイクで集合し釣りを始め賑やかになりました。
19時過ぎ、やっとポツポツとアジゴが釣れだしました。
若者達はアジゴを生き餌にヒラメを狙うと張り切ったけど釣れたのはコウイカ
それでも小さな頃からここで釣りをしているのかオジサンより上手(笑)
都会と違い(?)天草の若者は純朴で会話を聞いてるだけで楽しくなります。
息子二人の母の私は遠い昔を思い出し懐かしかったなぁ~

結局、本命のアジゴは9匹だけ・・・
その場で捌き、開いて一晩海水につけ翌日キャンプ場で天日干し

帰宅後、食べましたが塩分も丁度いい感じでした。
次回は醤油や味醂も持参し味醂干しに挑戦しようかなぁ~(笑)

毎回、ここで釣りをしていると地元の人に話しかけられますが
母の故郷、天草弁が耳に心地良く何とも穏やかな気持ちになります。
釣果を求めるならもっと良いポイントは他にもあるし
油断してると釣った魚を猫に横取りされますが(笑)
(今回も一番大きなアジゴを奪われました
ゆっくりとしたこの時間の流れに心が癒され・・・
毎回、オジサンがこの港を選ぶ一番の理由なのかもなぁ~


翌日は4時過ぎに起き、釣り始めたオジサンは小さな鯛1匹
私は最後の一投で掌ほどのウマヅラカワハギをgetしました。(写真は無し)
2匹はキャンプ場で捌き夕食にしたので次回のブログで登場します

朝食は前日の残りで「海老カツサンド」の定番メニュー


9時前に港を出発、途中本渡の街で魚臭い服をコインランドリーで洗濯
これから先、キャンカー旅でお世話になるだろうから予行練習も兼ねて・・・
殆ど利用しないコインランドリーですが乾燥機は利用客が多く驚きました。

その後、以前から気になっていた「たなか畜産」へ向かいました。

牧場直営のレストランは大人気のようですが直売店も隣接
天草キャンプならBBQ用の牛肉はここで・・・の念願が叶いました

ササミ・シンタマなど聞いたことがない部位が色々

全てA5ランクの牛肉と店員さんの説明
店内には部位がわかるポスターが貼ってありました。

さぁ~
念願の肉もgetし「福連木子守唄公園オートキャンプ場」へ

・・・次回へ続く・・・・




今年も出逢えました!!

2019年10月24日 | 自然・鳥・虫など
秋になるとどこからともなく漂ってくる金木犀の香り
この香りが好きな私は思わず深呼吸すると何故か自然と心が落ち着きます。
我が家の庭で一週間ほど前は蕾だったシュウメイギクも今が盛り
2013年、1株だけ植えたフジバカマは1mほどの大株になり
この時期、満開の花にたくさんの大小の蝶達が集まります。




待ちに待ったアサギマダラもやって来ました

フジバカマを植え2年目の2015年10月
初めてアサギマダラがやって来た時にはもちろん大興奮でしたが
4年目の今年もアサギマダラを見つけると
「今年も来てくれてありがとう」と幸せな気持ちになります

今年のアサギマダラの数は過去最高記録
4~5羽を一度に見ることが出来ましたが
写真に撮れるのはせいぜい2羽が精いっぱいでした(笑)
ブログUPするので蝶の数え方を調べると・・・
蝶はと数えると思っていましたが本当はが正解なんですネ~
また一つ勉強できました

普通の蝶と違い、ふわふわ風に揺られるように飛ぶ「アサギマダラ」
優雅に見えますが海を越え1000㎞以上、命がけで渡りを続けるのです。

逞しくも美しい姿に今年も癒された私でした

今年の秋の訪れは例年よりも少し遅いようですが・・・
やっとTシャツの出番も無くなり、長袖に衣替え
紅葉はまだまだ少し先ですが熊本の短い秋はあっという間
自然に癒されにそろそろ何処かへ旅立ちたくなりますネ

祭も終わり・・・

2019年10月23日 | 家族
お久しぶりです。
前回のブログUPから10日振りとなります。

14年ぶりに年行司輪番となったお祭りのために
毎日、早朝から夜まで祭り一色で元気いっぱいのオジサン
18日から3日間の祭り本番も生き生きとした顔で出掛けてました。
その間、私はというと・・・
特別忙しかった訳でもありませんがブログを書く気分にはならず
オジサンを陰でサポート(?)落ち着かない毎日過ごしていた感じです(笑)

祭り初日は所用もあり神社に見物には行けませんでしたが
早朝、近くの公園からの出発を見送り・・・

飾り馬に祭を感じることが出来ました。

初日、なんと29000歩も歩いたオジサン
2日目から両膝にサポーターをつけ歩いてました。

祭2日目には夕方から初めて提灯行列に出掛けました

祭りの夜の神社は独特の雰囲気

提灯行列
参拝しラッパ隊を先頭に提灯を持った勢子達が神殿を三回廻り・・・

揃ったラッパの音色が響き渡る境内に仄暗い提灯の灯と勢子の掛け声
「こるが(これが)昔からのここの祭タイ」と隣のお年寄りの熊本弁が聞こえる。
眩しい人工的な電飾の華やかさや拡声器から響く耳障りな掛け声より
派手さはないけれ自然なロウソクの灯とラッパの音色が
私の心に心地よく沁みいりました

そうそう~オジサン達は当日150本の笹を調達し提灯に取付
神社でロウソクに火を灯すと子供達は嬉しいのか(?)揺らすので
直ぐに消えたらしく何度も火をつけてまわり大変だったとか(笑)
輪番となる町内の小学生は祭りの日には学校を休める特別感や
暗い中、神社から町内まで2~3km歩いたりと
普段できない色んな体験をしたことは
きっと忘れられない思い出となったことでしょうネ~

祭3日目には14年ぶりに宮廻りや下がり馬、流鏑馬も見物しました。
(どの写真にも沢山の人の顔が写っているのでブログUPはひかえます)
神社では息子の小中学の同級生の立派になった姿に頼もしさを感じたり
(同級生3名は見事に馬に下がりましたョ~)
久しぶりに野球部の保護者の方々に会えとても懐かしかったりと
約20年前を思い出しお陰で若返った気がしました(笑)
我が町内の方ももちろんさがり馬や流鏑馬の練習を重ね挑戦をしました。
(さがり馬ではケガ人も出たりとチョッとアクシデントもありましたが)
流鏑馬では正副2人の射手(やす)が天下泰平・五穀豊穣・万民安穏を占う
3つの的のすべてに命中しきっと来年は良い年になることでしょう~

祭の翌日の月曜日には世話役さん達(もちろんオジサンも)は疲れた体で片づけ
今日昼には子供達も含め150人ほどが公園での打ち上げも終え・・・
ほろ酔い気分で帰宅したオジサンは複雑な心境でしょうネ~
今回初めて知ったのですが・・・
祭のあとの打ち上げのことを「狐放し」(きつねはなし)というそうで
我を忘れて祭りに没頭するのは人間に狐が憑くからといわれ
体から狐を放してやると言う意味があるのだそうです。
さて、オジサンの体に憑いていた狐もちゃんと放れていったかなぁ~(笑)

祭のあと、青空の下で法被や帯を干した私
耳に残る祭りのラッパ隊の独特のメロディーや
朝早くから晩まで生き生きとしていたオジサンの法被姿
3日間とも祭りに参加し頑張って歩いた孫Yちゃんと
お嫁ちゃんのとても楽しそうな様子を思い出しながら・・・
次の年行司輪番、14年後はどうなってるのかなぁ~?

その時・・・Yちゃん20歳、オジサン75歳
色んな妄想が膨らむ私なのでした



祭男の秋!?

2019年10月13日 | 家族
台風19号は各地に大きな傷跡を残し温帯低気圧に変わったようですが
河川の氾濫や土砂崩れなどのTV映像を見ながら
何処にでも起こる自然災害は他人ごとではないと思いました。

ここ九州はこの1週間ほど申し訳ない位良いお天気で
我が家の庭も季節が少しづつ秋へと向かっています。
コナラのドングリがカーポートや囲炉裏デッキに落ちる
コツ・コツ・コツという音にも秋を感じます。

1mほどに成長したフジバカマも開花し始め・・・

蝶は遊びに来ていますがアサギマダラの姿はまだ見られません。

シュウメイギクもポツポツ咲き始めました。


ホトトギスは今が盛り


そんな中、我が家のオジサンはゆっくり花を眺める暇もなく
朝から日の暮れまで忙しそうに働いています。
と言うのは・・・・
地元の河尻神宮秋季大祭の年行司輪番が14年振りにまわってきたからなのです。
各町内で奉納馬を先頭に勢子達の宮廻りや流鏑馬、さがり馬など奉納しますが
その準備に10月に入ってから土日は早朝から牧場に出掛け
帰宅後は山車制作など町内の皆さんと頑張っています。

土曜日午後、平日にオジサンがせっせと切った材料を皆さんと塗装・組み立て

日曜日、全員で提灯を取付完了し点灯チェックしたものの何ヶ所か点かず
月曜日に一人で手直し全て点灯しました。

平日の夜は祭りの会議に出掛け
役員さんにスピーカを置く台を頼まれ張り切って製作したり・・・
今朝の神社の馬小屋作りの作業後、皆さんと紅白幕を張り完成

午後からは公民館へ最終チェックに出掛けまだ帰っていません。
明日も早朝から牧場へ流鏑馬の練習を見に行くそうです。
祭参加のお陰で牧場や神社で嬉しい再会も・・・
息子達の小中学生の時の野球部員数人も参加していたらしく
「○○君のお父さんでしょう?」と声を掛けられ
「あいつらすっかりおっさんになってたゾ~」と言いながらご機嫌
「それはお互い様でしょ~」と心で突っ込む私です(笑)
実は長男家族が住む町内も年行司の輪番で孫ちゃんも子供会で参加
お囃子の練習も楽しく頑張ってるみたいです。
オジサンが毎年参加していた藤崎宮秋季例大祭見物に何度か行ったYちゃん
孫ちゃんにオジサンの祭り好きが隔世遺伝してるかも?

14年ごとの輪番の祭り
転勤族の我が家でしたが28年前は入学前の子供達と参加
前回は50歳前のオジサンが無謀にも(?)さがり馬に挑戦
(確か最年長だったかも?)
馬にさがったまま人馬一体となり駆け抜ける姿を
ハラハラしながら眺めたのを懐かしく思い出します。
今回はさすがに裏方に回り警備や山車制作の担当ですが
参加者全員が事故無く無事に祭りが終わることを祈るだけです。

この春、退職し毎日サンデーのオジサンですが
やることが次から次にあるので在職中よりも毎日が充実し
毎日晩酌していても体重減少しお腹はへこみ超元気
先日、阿蘇に出掛けた時には「栗が食べたい」と購入し
「自分で調理する」とスマホで調べ初めて栗茹でにも挑戦

自分で作ると味も美味しく感じるのでしょうか?
少しづつ料理にも興味を示してくれてるようで・・・・
朝食担当は5時起きのオジサン担当が定着し
私はずいぶん楽させてもらってます(笑)
世の奥様は「亭主元気で留守が良い」と言いますが・・・・
今の我が家は「亭主元気でマメが良い」かな(笑)
祭モード全開のオジサンは毎日元気いっぱい
でも・・・
祭りが終わったら燃え尽きないかチョッと心配な私です


雲海を求め・・・・

2019年10月10日 | おでかけ
10月8日夜、天気予報で翌朝の最低気温がぐっと下がるということで
4時起床、まだ真っ暗な中阿蘇へキャンカー出動しました
大津を過ぎ二重峠の手前付近で日の出前の赤と青のグラデーションの空に遭遇
サードシートに置いたカメラを取る暇もなく写真は撮れませんでしたが
ほんの一瞬の素晴らしい景色をしっかり目に焼き付け北外輪の兜岩に向け先を急ぎました。
時折チラリと見える阿蘇谷には薄っすら雲海が見え期待は膨らみます。
6時、兜岩にはたくさんのカメラマンの姿・・・

完全な雲海とは言えませんが・・・

早起きしてきた甲斐はありました。

最低気温10℃以下、風も吹き、とても寒く5分ほどで外輪山展望台へ移動

こちらも20台ほどの車とカメラの三脚がズラリの状態で
端の方にキャンカーを停め外に出ると風はあまり吹いておらず
思ったより寒くなく一安心です。

この場所は兜岩より阿蘇五岳を正面から見ることができます。
(大観峰からが真正面でしょうが・・・)

背後には久住や涌蓋山も見えますが少し雲がかかっているようでした。
どんどん空が明るくなり・・・



6時14分、薄雲の中、太陽が顔を出しました。



太陽が雲から完全に顔を出すと・・・

ススキが朝日を浴びキラキラ

朝日が射し雲海の色が変化していきます。











6時45分、変化していく雲海をまだまだ眺めていたい私でしたが
展望台について45分、そろそろ飽きてきたオジサンにせかされ(笑)
温泉に入るために小国方面へ移動しました。

朝霧に覆われるミステリーロードを通り
小国方面に向かう途中いつもの展望台に登ってみましたが
残念ながら久住方面には雲海は見られませんでした。
阿蘇はもうコスモスが満開です。


その後、小国の街中から北里までは濃い霧に覆われていました。

7時半過ぎ、わいた温泉「はげの湯」にある家族風呂くぬぎ湯
はげの湯は私達の一番のお気に入りで20年以上前は子供達と
もちろん夫婦二人になってからも度々訪れていましたが
キャンカーを購入してからは入口からクヌギ林に覆われた急な坂
枝が車体に当たらないか心配で約4年振りの訪問でしょうか?
心配したのが拍子抜けなくらい難なく坂を下り駐車場に到着
これからはまたキャンカーで来れることを確認できました。

コインを入れると勢いよくお湯が・・・

各部屋にはドライヤーが無く(10~21時まで受付で貸し出し)
キャンカーに積んでいたドライヤーを取りに行きました。
最近よく行く小さな共同浴場などはドライヤー無しの所もあるので
これからは温泉セットに入れておいた方が良さそうですネ~

入浴した人は蒸し窯と休憩所が利用出来ます。

蒸し窯は元栓が占められ使用するときだけ開けるようになっているようです。

ここに来るつもりだったら卵や野菜を持ってきたのに残念でした。

自動販売機にはこんなものも・・・

蒸しザルやタオルの他にアジシオやカミソリ、歯ブラシなども・・・

ここは夜9時から朝10時までは受付は無人となりますが24時間営業
宿泊棟も2棟ありこの朝は奈良から来られたご夫婦1組が宿泊されていて
丁度出発されているところに遭遇しました。
この10月1日から開業以来、初めて値上げされたようですが
コイン式の家族風呂には壁掛け用ソープディスペンサーも新しく設置され
掃除も行き届き以前にも増して清潔感がある気がしました。
看板には「マナーある方は第2駐車場隅で車中泊可」とありましたが
受付も無人になるので入浴時間を守らなかったり蒸し窯を無断で利用したり
マナーの悪い人がいるのではないかと心配しますが・・・
どうなのでしょうネ~?

せっかくなので休憩所で朝食をとることにしました。
前夜に用意していた野菜や卵で我が家お得意のオープンサンド



「来た時よりもきれいに」と使用したテーブルもきれいに拭き上げ
ゴミももちろん持ち帰りましたョ~

9時前、帰る頃には駐車場から涌蓋山のキレイな姿が・・・


車窓からは・・・・

霞んでいた久住も帰りは青空に・・・



早朝はくっきりと見えていた阿蘇五岳も霞んでいますが・・・

それでもやはり熊本の自慢の阿蘇の風景です

4時半に自宅を出発し11時半には帰宅
初秋の阿蘇を満喫した約7時間のドライブでした。
自然現象は予想が難しく今回は完璧な雲海には遭遇しませんでしたが
次回は大観峰で車中泊し必ずリベンジしたいものです。

四国一人鉄旅 ~最終日~ 

2019年10月08日 | 鉄旅
10月8日の今日は二十四節気の一つ「寒露」
本格的な秋の始まり朝露も冷たくなるということですが
ここ熊本も昼間はまだ暑いものの朝晩は少しづつ秋らしくなり
明日の朝はグッと冷え込む予報です。

先月の四国旅がずいぶん昔に思えるほど(もう3週間前になるんです)
時間が経ちましたがやっと今回が最後の旅レポートとなります。

9月20日、四国一人鉄旅最終日は6時前に起床
ホテルの目の前にある道後温泉本館で朝風呂

館内は撮影禁止で写真はありません。
6時開館は混むと聞いてはいましたが・・・
そう広くない浴場には地元のおばちゃんや観光客でいっぱいでした。
暫くすると賑やかなオバちゃんたちが上がりやっとゆったりできました(笑)

朝風呂の後は目の前の道後温泉本館を眺めホテルの1階で朝食

早起きをしたので食後チェックイン前に散策に出掛けました。

道後温泉駅

坊っちゃん列車も停車中


9時前、道後温泉駅前からバスに乗り・・・
四国霊場51番札所「石手寺」へ向かいました。
道後駅前から5分ほどで石手寺前のバス停に到着

歩けば15分ほどの距離です。


楼門(仁王門)

左右に大きなわらじと仁王像

本堂にはお遍路さんの姿も・・・

先ずは本堂にお参り・・・

本堂横の再生くぐり輪(写真の左端)
地元のおばあちゃんが教えてくれたので私も真似してくぐりました。

本堂横からは奥の院まで石段が続いています。

良い雰囲気ですがさすがに痛む膝では無理ですネ~(笑)

あちらこちらに地元のおじいちゃんおばあちゃんの姿
皆さん杖をつきながら階段を上り下りし沢山あるお堂を回っていました。

三重塔

三重塔の周りには住職自ら四国八十八霊場参りを重ねた「砂」を安置

実は石手寺はBSの鉄旅番組で知ったのですが・・・
この砂の全てに触れると八十八か所回ったことになるとか?
もちろん私も一つ一つ祈りながら全て触れてきました。

その後、私が三重塔を写真に収めていると・・・
楼門の前にいた70代位のボランティアのおじさんに
「日本最大の弘法大使は見ましたか?」
「ここに座ってあちらを見てごらん」と声を掛けられ
言われる通りに座ると三重塔の向こうに・・・

左端に見えてますがわかりますか?
「良い旅の記念になるといいですネ」とニコニコしながら
写真を撮る私に声をかけて下さいました。
心にじわっ~と染み入る心地よさは素敵な旅の思い出となりました
特に宗教心があるわけでもない私ですが
観光地よりこういう場所が落ち着くのは歳を重ねたせいでしょうか?

40分ほど石手寺でゆっくりと過ごしバスで道後温泉へ戻りました。
10時過ぎたので観光客もボチボチ増え始め
駅前にある広場「放生園」

足湯

からくり時計(これは石手寺に行く前に撮影)

10時に動き出したからくり時計もタイミング良く
沢山の観光客に交じり見ることが出来ました。

旅の最後の昼ご飯は下調べしていたお店を予約しました。
愛媛・松山・道後地区唯一の造り酒屋「水口酒造」

清酒はもちろん「道後ビール」も製造
道後温泉本館向かいにある「道後 麦酒館」は直営店です。

蔵元直営のレストラン「にきたつ庵」

雰囲気の良いお店です。

カウンター前にはお酒がディスプレイ


「道後ビール」4種飲み比べセット

4種でビールグラス2杯ぐらいでしょうか?

食事は「昼膳」1510円

桶料理/お造り/ご飯/汁物/デザート
キノコの炊き込みご飯はおかわり自由だそうです。

食後はもちろんオジサンにお酒のお土産を買いました。
日本酒だけでなく珍しい焼酎もあり試飲も出来ましたョ~

ソラマメやナスなどを使った焼酎もありましたが
奮発して「瀬戸内の銀鱗(ぎんりん)煮干し」に決めました。
チョッと癖があり個性的過ぎたようで・・・・
やはり普通のにすればと後悔後に絶たずでした(笑)

道後ビールも飲め満足しそろそろ四国ともお別れです。
13:26 特急しおかぜ20号に乗車し岡山へ

松山を出発し暫くすると雨が降り出し瀬戸内海の青い海は見れませんでしたが
この3泊4日間の旅は天気に恵まれ傘をさすことは一度もなくラッキーでした

岡山駅の乗り換えも難なく・・・
無事19:11熊本駅に到着し四国初上陸3泊4日の鉄旅が終了しました。


さて、今回の旅で乗車したJR四国の路線を帰宅後チェック

残るは徳島県のJR牟岐線と阿佐海岸鉄道そして高知県の土佐くろしお鉄道です。
いつの日かオジサンとキャンカー旅をする時に別行動で乗車することとしましょう。

今回利用した四国フリーきっぷ(3日間)16140円
通常料金ならザ~ッと計算して29000円
何処でも何度でも乗り降りできるフリーきっぷはやはりとてもお得です

益々鉄旅にハマってしまった私
さて、次は何処へ出掛けようか?


今回も長々と旅のレポートにお付き合いいただきありがとうございました

瀬戸内海に沈む夕日に癒され・・・・

2019年10月05日 | 鉄旅
久しぶりのブログUPとなります。
先週、風邪をひき土曜日のブロ友hiroさん夫妻との宴会を励みに
一旦回復し楽しい時間を過ごしたのですが・・・・
楽しすぎて少々はしゃぎ過ぎたのか?寄る年波には勝てず(笑)
再びこの一週間は激しい咳&大量の鼻水に悩まされ睡眠不足の日々
やっと昨日から家事を再開できるるようになりました。
季節は9月から神無月へと変わり・・・・
(とはいえ熊本の昼間はまだまだ夏のような暑さです)
四国鉄旅から帰宅し2週間、先日の台風18号では進路に近い九州より
四国・高知に被害があり、聞き覚えのある町名に心痛みました。

さて、旅の続きです。
9月19日、ホテルに荷物を置き松山駅から再び列車に乗り
16:20 到着したのは鉄道ファンなら良くご存じの「下灘駅」

最近ではインスタ映えすると鉄道ファンだけでなく若い人が沢山いました。
無人の小さな駅舎


土日しか営業しないはずの駅前のトレーラーカフェも営業中でした。

愛媛特産のミカン 限定フレッシュジューズで生き返る~

良いお天気で目の前の瀬戸内海は青く・・・

昔は駅の目の前はすぐ海だったそうですが現在は道路があります。

皆さん写真を撮るのに順番待ち状態で無人駅の寂しさは皆無
人を入れずに写真を撮るのは至難の業(笑)
ここで日没まで2時間ほど過ごす予定ですが(笑)
もちろんここにいる皆さん同じかな?
車でやって来る人が8割ほどでしょうか?
どんどん人が増え最終的には30人以上の人でした。
ボランティアのおばちゃんの話では・・・・
連休などはホームに身動きできないほど人がいることもあったそうで
平日の今日はこれでも少ないそうでビックリです

少しづつ日が傾き始め・・・




17:50 松山行き上り列車が到着






18:03 八幡浜行き下り列車がやってきました。
これに乗車すれば伊予大洲経由で1時間早く松山に戻れるのですが・・・

ここまで待ったら海に沈む夕陽を見ないと・・・

もちろん列車を見送りましたョ~

期待通り下灘駅から瀬戸内海に沈む夕日





実は瀬戸内海に沈む夕日は季節によっては見られないのです。
この時期に四国を訪れることができ最高のお天気に感謝

車で来た人は日が沈むと帰っていき少し静かになりました。
これから刻一刻と変わりゆく夕焼け空を見ないなんてもったいない。

不思議なもので夕日が沈む時間帯はホームのイスに腰掛ける人も
看板の横で写真撮影する人も殆どおらず
何となく暗黙のルールでもあるのでしょうか?

ホームの灯がつきました。


夕焼けに赤く染まる下灘駅の看板とホームをもう一度目に焼き付け・・・

18:38 八幡浜行き下り列車に乗りました。

瀬戸内海沿いを走る2両編成の後部車両は貸し切り
車窓には・・・

旅の余韻を楽しむには最高の空間でした。

19:28伊予大洲駅で下車し19:51松山行き特急列車に乗り換えます。
周囲は真っ暗、列車も車両もいないホームで23分一人で待つ私
さすがに寂しく心細く本当に列車が来るかも心配でした(笑)

20:30松山駅に到着し道後温泉へ
さすがにアーケード街のお店は半分以上シャッタが下り・・・

現在改修中の道後温泉本館正面

今夜の宿は本館すぐ横で・・・
本館の2・3階を利用しプロジェクションマッピングが
21時半まで15分おきに開催されていて何とか間に合いました。

改修中でも入浴だけは可能で入り口はこちら側になっていました。
ホテルの宿泊プランは本館の入浴券付きで予約しましたが
さすがに疲れ明日早朝に入ることにしシャワーを浴び就寝しました。
そうそう~
今回の旅では9000~16000歩ほど毎日歩きましたが
ブロ友のkattiiママさんに教えてもらった薬のお陰で
旅行中一度も足が攣ることがありませんでした。
本当にありがとうございました

さて、今回の鉄旅レポートもいよいよ次回が最終章
今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました