ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

見当違い?

2014-06-18 20:18:50 | つぶやき
朝から仕事で大阪へ。

時間があったので帰りに鶴橋の商店街に寄った。
4~5年ぶりだろうか?

初めて行った時、あまりにも自然体の昭和の商店街だったので、
いや、戦後のヤミ市の雰囲気を未だ残すその姿にちょっと感動
だった。やや韓国人ショップに席巻されてはいるが、キムチ屋
の隣にブティクがあったりする猥雑感もなかなかいい。

もしかすると、この商店街は戦後から在日韓国人と共に共存し
てきたのかもしれない。そのあたりは詳しくないけれど、近くに
コリアンタウンがあったりするのでその可能性も大である。

多くの韓国人経営のお店は、改装して奇麗である。
けれど、日本人がやっている乾物屋さんや魚屋さんは昔のまま
だ。確かに懐かしい雰囲気もあるし、店に歴史も感じるのだが、
なんとなく物哀しさも漂っている。

この差はなんだろう…?
勢いだろうか?

日本人の店の経営者は皆、年配の人が多い。おそらくは後を継ぐ
者がいないのだろう。自分の代で終り。だから改装もしない。
皆、そう考えているような気がする。

韓国人の店は、40~50代の女性がやっている。元気があり、まだ
まだ20~30年はやれる世代である。

10年後、おそらくこの商店街の日本人の多くの店が店をたたんで
りのではないだろうか。そして在日韓国人のお店ばかりになって
いる。そんな気がした。

おそらく今はまだ、商店街の会長さんも日本人なんだろう。けれど
10年後、いや、5年後には世代も交代し、韓国人が会長さんになって
いることも考えられる。そうなれば、もしかすると商店街自体がす
っかり近代的に改装してしまうことも考えられる。
そうなれば、この戦後の雰囲気も一掃されてしまうかもしれない。

もっとも、まったくの勝手な思い込みで、見当違いも甚だしいかも
しれないけれど…。

そんなことを、うす暗い商店街を歩きながら考えていた。


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