ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

山師的

2014-06-08 22:27:53 | つぶやき
今、ちょうど「MRサンデー」で小笠原にある新島の墳火
の様子をやっていた。

墳火によって新しい島ができ、従来、隣にあった島と
くっついたとのこと。これによって日本は少しだけ
EEZが広がったようである。

ちょうど今日、「地図から消えた島々」長谷川亮一著書を
読み終えたばっかりだったので、島の映像に見入ってしま
った。

本書は、日本近海にある島々が、誰によってどうやって発見
され、どのようにそれぞれの国に組み入れられていったのか、
また、かつてたくさんあった疑存島(地図には記載されてい
るが、実際には存在しない島)についても詳しく書かれていた。

これが面白かった。

どうも、筆者は大学の講師にして、疑存島オタクというか、
趣味が講じて、自分が読みたい本を書いたらしい。

政治的な意図は全くなく、様々な史実に照らし合わせ、客観的
事実だけを元に尖閣諸島や竹島、また沖縄についても記されて
いるのも興味深かった。

これを読むと尖閣諸島も竹島も、100%確実に日本の領土とは
言えないことがわかる。少なくとも尖閣諸島の領土問題は戦前
の日本の対応の悪さが多分に起因していて微妙である。竹島は
GHQが話をややこしくしてしまったので、日本の方が分が悪い
かもしれない。また、琉球に関しても、中国が領有を主張しても、
おかしくないだけの史実はあるので、「へえー」という感じだっ
た。

船は嫌いだが、もし、明治時代に生きていたら、誰も占有してい
ない島を見つけて一攫千金なんていう、山師的な生き方も面白そ
うだなと思った。

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