ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

福ぶくろ

2011-01-07 16:38:14 | つぶやき
福袋が嫌いである。

昔から一度として、買いたいと思ったことがないし、あれに
新年早々、早朝から行列を作って奪い合うように買っていく
人々の心理がわからない。

確かに新年早々の初売りはおめでたいことであろう。店側
から、日ごろの感謝の気持ちも込められているかもしれない。
また、10万円相当の商品を詰め合わせて1万円ポッキリとい
ったお得感も大変ありがたいものである。

最近は人気商品ばかりを詰め合わせた福袋があったり、お気に
入りのブランドのものだから、実用品ばかりだから、という
理由で買われる福袋もあるかもしれない。

しかしである。

私はいくらお正月でおめでたくても、どれほどお得でも、売り手
側によって押し付けられた商品をありがたがる気持ちにはとても
なれないのである。

心が狭いのかもしれない…。

しかし買い物の醍醐味とは、本来、自分が本当に気に入ったもの
を見つける過程であり、その対価を自分の稼ぎで支払い、その結果
自分が好きなように使うというものだと思うのである。

いくら定価より安く手に入ったとしても、自分が数多くの商品の中
から一目ぼれしたり、日ごろからほしくて探し求めていたわけでも
ないものをお得感だけで買っても、満足感は低いのではないだろうか。


まぁ、人の好みはそれぞれである。

そういえば、外国には「福袋」なる商習慣なんてあるのだろうか?
中国や韓国にはあってもおかしくないが、おそらく欧米では中身が
分かって買っても返品しまくる国民性なので、中身がわからない、
ブラックボックス的な袋づめの商品なんぞ、絶対売れないだろうな…。

「福袋」

結局、得するのは、販売側だけのような気がしている。

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