ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

マジック

2011-01-25 17:02:37 | 時事(国内)
近々、愛知県知事選と名古屋市長選が行われる。

主役は「減税」を掲げる河村市長である。

もっとも愛知県知事選も「減税の是非」が争点の一つのよう
だが、本来、それよりも先にやらなければならないのは、議
会改革と公務員改革のほうではないだろうか?

今となっては、減税で名古屋どころか、日本の危機は乗り切れ
ないことくらい国民も知っているはずである。どうもあえて、
争点ではないテーマをあたかも争点であるかのようにしている
のは、河村マジックのような気もしなくはない。

今や愛知県も名古屋市も不況で大きく税収が減り、累積県債も
市債の額も相当に大きくなっている。今のような不況時には減税
を掲げれば確かに、ある程度の票は確保できるのかもしれない。

しかし、いつかは、大きくなる借金を払わなければなれない
のである。先に延ばせば、それだけ負担も大きくなるばかりだ。

将来的に、国を当てにするのは、もう、辞めたほうがよいのか
もしれない。

そもそも「年金だけでは満足な生活できない」と言うが、本来、
年金はそれだけで「満足な」生活ができるべきものなのだろうか?

思うに最低限、貧相に生きるだけの施しであり、「満足な」部分
は、自助努力、自己責任と割り切るくらいでちょうど良いのでは
ないだろうか…。



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