ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

自力で…

2022-07-18 21:21:09 | つぶやき
夏休みに娘が一人で沖縄へ行くことになった。

小中学生向きに行われる英語キャンプというプログラムがあり、寮に宿泊しながら、午前中は英語の授業、午後はマリンスポーツなどの課外活動を、英語を通じて体験するというもの。期間は7日間、那覇空港集合、解散で全国から子供らがやってくるという。

沖縄までの交通手段は各自で手配し、参加する子供は原則一人で現地に向かう。到着後は迎えが来ており、それに合流し、帰りは空港まで送ってくれる。

早々、沖縄までの航空券を購入しようと思ったが、LCCは基本12歳未満のひとりでの搭乗を認めていなかった。こんなこと全く知らなかった。小6の娘はまだ11歳なのでLCCは使えない、ちなみに12歳以上は1人でも大丈夫らしい。同じ小学生でも12歳を超えていれば大丈夫なのか、その辺は不明だが、おそらくハンドリングのサポート自体がないので、一定の年齢制限を設けているのだろう。

仕方ないのでANAで予約。ANAには子供のサポートが付いている。金額はLCCの3倍くらいの金額だが、たまたま株主優待席が往復ともに空いていたので、ありがたいことに若干、安くなった。

本当はコロナ禍が無ければ、どこか外国へ送り込もうと思っていた。英語を学ぶというより、はっきり自分の意見を言わない引っ込み思案的なところの性格改善の為だ。本人的には余計なお世話だろうし、完全に親のエゴであることはわかっているのだが、ひとりでホストファミリーとコミュニケーションを取り、食事時の沈黙を頑張ってクリアーしてくるという、どこかゲーム感覚で行ってもらいたいと思っていた。その結果、ひと皮むけてたくましくなってくれればという願いが、そこにはあるのだが、まぁ何を言っても、所詮、親のエゴでしかないのだけれど…。

けれど、このタイミングでの出国は帰国時のPCR検査など、面倒なことも多く、また例年より費用も高額なので断念。その流れで、沖縄になった。

また参加の条件として、ゲームとスマホの持ち込みは不可というのも良かった。持参しても良いが、到着後、預けなければならない。現代の子供にとって、この二つがない生活などまず考えられないだろう。強制的に取り上げるわけにもいかないし、こういう機会は貴重だなと思う。

どこの子供たちだが忘れてしまったけど、小6の男の子3人で、この夏休みに四国を自転車で一周するという記事が出ていた。四国一周はおよそ150キロある。キャンプしながらなのか、宿の泊まりながらなのかわからないけれど、毎日およそ20キロ走っても7日間はかかる。途中パンクしたり自転車のトラブルもあるだろう。疲労感から仲間内で喧嘩することもあるかもしれない。けれど、そういう全てがきっと良い思い出になるはずだ。

でも出発前に記事になるということは、誰かが新聞社に売り込んだり、資金をネットで募ったりした可能性も高い。子供らだけのアイディアならまだ良いが、大人の入れ知恵だと、せっかくの冒険が台無しになることもある。有名になり過ぎることで過剰な支援や親切を受けることに繋がり、結果、軟弱旅になってしまう。

本来、こういうのはひっそり自力でやるに限る、と思う。

こんなご時世だが、コロナ負けず、やろうと思うことはできるだけやっておきたい。



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