ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

セコイじじいの話

2022-04-16 22:43:09 | つぶやき
4月も半ばを過ぎ、まもなくGWだというのに地方では第7波だとか言い出している。

人の戻りはまだまだ完全ではないが、今年に入ってからというもの、毎月ほとんど何らかの規制がかかっていたこともあり、そういう意味で言うと、4月は完全フリーになった初めての月である。せっかく良い流れになってきているのに、またここで再び何か規制というのは、もう本当にうんざり。今後は行動制限を設けず海外と同じく経済と一緒に動かしていってもらいたい。巨額な税金を使う規制も、もうやめて、経済を回しながらの感染対策でお願いしたい。

今年はコロナが収束するかと思っていたら、戦争が起き、制裁や資源価格の高騰による物価上昇、そこへきての超円安。国境は開きつつあるけれど、なんだかモヤモヤ感は残る。今後、100均なんか存続するのが大変そうだ。

同業者のおじさんの話。このおじさん、今月送られてきた固定資産税請求書を始めてチェックして計算し直してみたところ、8,640円多く支払っていたことが判明したとのこと。すぐに役所に出向きチェックしてもらうと、やはり計算が合わない。翌日、自宅に担当者が来て、しっかり調べたところ過払いし続けていたことが確定する。しかも44年間…。過払い金額はずっと同額ではないものの、過去の分は判別できないところもあるようなので、今後、交渉のようなことになるのだとか。役所曰く、こういうケースは多々あるようなので、一度自分でチェックした方が良いと言われたらしい。

この同業者のおじさん、周囲ではお金に細かいと有名な人で、訪ねてくるときは時は、いつも必ずお金の話でやってくる。いつだったか、客に万引きされたと鼻息荒い状態でやってきた。散々文句を言いつつ落胆もしていたので、さぞかし高額品でもやられたのかと思ったら、480円のアクセサリーだった。毎日夫婦揃ってお店に来ていて、お昼は決まって2人で500円の弁当と決めていたらしい。それが昨年末、奥さんに長年かけていた保険の還付金が戻り、その翌日から奥さんは700円の弁当を買うようになったと、愚痴を言いに来たこともあった。聞くと、基本、財布は別々らしかった。

自分の小物ぶりを自らさらけ出してしまう恥ずかしさより、200円高い弁当を買う妻を許せない気持ちの方が大きかっただろう。80歳手前にもなって、つくづくセコイじじいだなとは思うが、どこか憎めないところもあり、いつも笑顔で対応しつつ腹の中では「細けー、ちっちぇー」と思いながら聞いている。前立腺に病があるらしいが、とりあえずいつまでも元気で、これからも小さい話を聞かせていただければと思っている。時々で充分ですが…。

大谷くん、1試合2本塁打!。

開幕以降、微妙な感じだったので、今年は無理なのかと思っていたところ、ようやくやってくれた。昨年からコロナ禍の中、暗いニュースが多い中、この人の活躍にどれだけ救われただろう。

今年もせめてこの人の活躍が、暗闇の中の希望の光になればと思う。

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