前進あるのみ…

朝から大阪へ。

朝7時の近鉄特急は結構な混雑。人の往来は、ここ最近本当に増えたなと思う。3月の広東省でのロックダウンの影響で、今頃一部の問屋さんに厚手の春物がずらっと並んでいた。工場と物流が止まり、ひと月以上の遅れがこんなところにも影響が出ていた。

今は上海でのロックダウンがニュースになっているが、昨日、中国の業者さんから、今、広州でも一部がロックダウン中で学校はお休み、外食もすべて規制されてできないとメールが来ていた。発注は1カ月半から2か月前を目安に…ということらしい。中国は秋まではこんな状態が続くと言われている。とはいえ年内に行くことはできないだろうし、秋に金平さんの心変わりがあって、そこで年明けに開国…なんてありがたいお告げが出ればいいなと勝手に願っている。

先週は旧正月で長期のお休みだったタイ。

連休明けで感染者が急増しているらしい。5月初旬ごろにピークを迎えるとのことで、そういうことをすべて織り込み済みで5月からの入国緩和が進んでいるという。もしかすると5月から初日の隔離が撤廃されるかもしれない。そうなればさらにタイに行く人は増加するはず。いずれにしても、7月からは完全フリーが予定されており、私の周囲にも夏にタイに旅行に行こうと計画している人が何人かいる。

けれど1バーツがすでに4円代に突入している。20年以上、ずっと3円台だった。アジアの通貨危機の時は一時的に2円台にまで下落した時もあった。この間物価は少しずつ上昇しているから、ここへ来ての4円台は刺さるように痛い。タイでマックに行くことはないけれど、すでに随分前からビックマックセットは、日本よりタイの方が高いと言われていた。コロナ前と比べると、いろいろなものの値上がりが日本以上に感じられるだろうなと。

今、出国して気になるのは、滞在中に感染して帰国直前のタイミングで判明して現地を出国できなくなることに尽きる。保険にも入っているので金銭的な負担はないけれど、一度、陽性が判明されてしまうと7日から10日は病院に隔離されてしまう。タイではマスクをしていない西洋人も多いらしいので、そこは気を付けないといけないかもしれない。

暖かくなり、町への人の戻りは7割程度だろうか？日によってはもっと少ない日もあるけれど、随分、賑やかになったと感じる。

規制のない日常に感謝しかない。

このまま戻ることなく、進んでほしい。