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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

イエローカード

2019-02-14 21:55:04 | つぶやき
イエローカード。

サッカーの反則切符の話ではない。黄熱病の予防接種の証明書のことである。来月にアフリカへ行くことになっている。だからといって東アフリカへ入国するのに別段、必要なわけではない。ただ、復路にタイへ入国するのに必要だということが、先日、判明した。入国といっても、飛行機の乗り継ぎの為に、一時的に入国するだけだ。本来なら、同じアライアンスの航空会社だと荷物は最終目的地まで運んでくれるので、入国せずに乗り継げるのだが、そうではない航空会社を自ら選択してしまったので、どうしても入国しないといけないのだ。ちなみに日本は東アフリカ帰りでも不要となっている。つまり国によって必要とする国とそうでない国があるのだ。

まぁ、どうであれ、そんなことでイエローカードが必要になってしまった。

ちょっと調べてみると、東海地方では名古屋のセントレア空港の検疫センターでしか接種ができない。しかも1人12000円ちょっとする。3人で36000円だ。黄熱病接種ってこんなにも高いのかと愕然としてしまった。さらに調べていくと、黄熱病は以前は10年間有効だったものが、その後改正され、一生涯有効になっているとのこと。つまり、以前、接種したことがある人はイエローカードさえあれば、もう打たなくてもいいとのこと。実は、私は過去に2度打っていた。一度目は日本で1990年ころ。アフリカへ行き、やはり復路にどこかへ寄るためだったと思う。その後、そのイエローカードを紛失。2度目は南米のべネゼエラからコロンビアへ入国する際、ボーダーで「イエローカードがないと入れないよ…」と言われ、その場で接種、費用は米ドルで10ドルだった。今回、なんとか1人分でも削減できないかと、血眼で当時のイエローカードを探してみた。すると古いパスポートと一緒にボロボロの状態でそのイエローカードが出てきた。

一応、黄色い用紙だが、どう見てもボロボロだし、なんとなく肝心のところは手書き風で心もとない。とりあえず、セントレアの検疫所へ電話して事情を話すと、「ファックスしてください」と言われた。その後、親切にもすぐに連絡があり、用紙自体は正式なものらしいが、政府の刻印のようなものがないで、正式な証明書としては認められないというのが検疫センターの言い分だった。さらにタイの入国でも、「おそらく何か言われると思います…」とのことだった。

腹立たしいけれど、これで36000円の出費が確定してしまった。

さらに3度目なので、体の負担の心配もあり、そのことも伝えると、これだけ間隔が空いているので、それは心配ないとのこと。接種は予約制なので、その電話で予約をすると、「ちょうど今、黄熱病の新薬の予防接種のキャンペーん中なので、今年の6月末までは1人3300円なんですよ…」と言われた。

「マジですか!」と思わず、言ってしまった。

これなら3人で1万円だ。まぁ、どうであれうれしい。ただ、新薬のキャンペーンなんてあるのかと思いきや、ちゃんと許認可は出ているらしく、それでも新薬の場合、ある程度の期間は臨床期間として通常より低価格で提供することが多いとのことだった。副作用は1000人に一人の割合で熱が出る程度とこれまでのモノと変わらないとのこと。子供でも8歳なら問題ないということだった。

ともかく注射は嫌だが、安く上がったのは、まぁ、良かった。

アフリカといえば、マラリアにコレラに赤痢などなど、考えればどんどん出てくるけれど…。

最大限予防して、あとは考えないにことにしよう…。


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