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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

急行誕生

2015-11-22 22:26:46 | 時事(国内)
ちょっとローカルな話で申し訳ないが、我が地元を走る「東武野田線」に急行列車が走り、
我が地元岩槻から大宮や春日部までひと駅で行けるようになるとのニュースを発見。

「それって、どこの話?」という方はスルーしていただきたい。

これは埼玉県の大宮駅から千葉県の船橋駅を結ぶローカルな東武鉄道の話である。近年、
いつのまにか名前が「東武野田線」から「東武アーバンパークライン」などというハイカラ
な横文字に変わっていた。

この沿線上に我が地元、岩槻がある。

長年、東武鉄道が最も力を入れない路線のひとつと言われていたこの路線。単線区間も多く
各駅停車が走るのみだった。それが、なんと来年から急行が走るのだという。

「それがどうした?」と言われれば、単にそれだけの話なのだが、沿線住民にとっては長年
の悲願でもあった。特に大宮と春日部というちょっと大きな町に挟まれたマイナーな岩槻は、
これといったアイデンティティーに乏しく、結局、埼玉大合併の際、大宮方面に付いたおか
げで、市名がさいたま市にとって変わってしまった。

それはそれで、まぁ、仕方ない。

ともかく岩槻の住民は、この鉄道を使って一度大宮へ出て、JRに乗り換えて東京方面へ向か
うか、一度春日部へ出て、そこからさらに東武浅草線、今やスカイツリー線だったかに乗
り換えて浅草方面へ出るかという、いずれにしても都心へ出るにはこの選択を迫られてい
る現状がある。

そこで、急行の出番なのだ。

今回誕生するこの急行。大宮を出ると次は岩槻に止まり、その次は春日部に止まる。
急行新設といっても、この区間だけの話でこの区間以外は従来のまま。
ということは、つまり岩槻のために出来たような急行なのである。

これはかつての住民としてもうれしい。
これが、毎日使っていた学生時代だったら、どんなに良かっただろう。

おそらくTRFのサムや佐藤健も、鉄道で里帰りする際は、あまりの便利さに感動する
に違いない。

時間にすれば、ほんの数分の話である。けれど、このささやかな利便性アップの幸せを共有
できる人が、岩槻にはたくさんいるだろうと勝手に思っている。

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