ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

抽選

2012-09-29 16:47:52 | つぶやき
来春から2歳の娘を保育園に入れようと思っている。

少し前からいろいろ調べていくうちに、名古屋市は全国でも有数の待機児童数を抱えるところだという
ことがわかった。特に、評判の良いところなどは何倍もの競争率だとかで、大変狭き門だということも
わかってきた。結して、名門幼稚園の話ではない。単に、市内の人気保育園というだけの話である。

そして、今日、その狭き門にトライをしてきた。

希望する保育園は、この地域では大変人気で来年の2歳児の募集人数は20人のところ、80~90人の申し
込みだった。倍率はおよそ4倍強だ。

まず、入園を希望する者は、年齢別に自動的に優先順位(特別優先から第一優先、第2優先、第3優先)
に分別される。特別優先とは、シングルマザーやシングルファザーなどの片親で子育てをしている方、
または兄弟のひとりがすでに入園している方、これが最も入園しやすく、ほぼ無条件で入園できるそ
うだ。次の第一優先は、共働きで、現在、そのどちらかが休職をして子育てをしているいる状態の
家庭がこれに当てはまる。そして第2優先は、単に共働きの家庭となり、第3優先は、それ以外となる。

しかし、そもそも募集する人数が圧倒的に少ないので、年度によっては、特別優先枠だけですでに募集
人数に達してしまうこともあるのだとか…。また、第一優先だったとしても、特別優先枠以外の分を抽
選で競うことになるので、あとは運任せである。そしてそれ以外の枠(あればの話だが…)つまり第2優
先、第3優先というのは名ばかりで、ほぼ間違いなく入れないに等しいわけである。

うちは、事実上共働きで本来、第2優先なのだが、そこは自社なのでなんとか休職中という書類を用意し
第1優先枠へ入った。今年は、幸運なことに特別優先枠の人がそれほど多くなかったこともあって、結局、
第一優先組みは抽選ということになり、それ以外の枠の方々は、抽選すら出来ずに帰ることに…。

そして、抽選の結果、なんとかビンゴであった。

まぁ、良かったことは良かったが、個人的には、保育園や幼稚園なんて、程度の差こそあれ、基本的には
どこでも同じなんだと思えてならないのだが、周囲の母親らは、詳細な情報収集をしているらしく、「あ
そこはいいけど、ここは絶対ダメ!」などという確固たるものがあるらしい…。

たかが保育園だが、されど保育園ということか…。

だんだん、生きにくい世の中になっているような気がしている。



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