ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

寿司屋と海苔屋の陰謀

2012-02-03 16:25:51 | 時事(国内)
今日は節分である。

一般に節分といえば、「豆まき」だが、近年は「豆まき」よ
り「恵方巻」の方が目立ってきているような気がしている。

しかし、恥ずかしいことに私は「恵方巻」なる食べ物の存在
を3年位前までまったく知らなかったのである。幼いころに
節分の豆まきなどは人並みにやったが、この日に海苔巻きを
食べた記憶も無いので、おそらくうちの親も関心が無かった
かまたは知らなかったのか、もしや海苔巻きを巻くのが面倒
だったかのどれかだったに違いない。

しかし私は、これは単に海苔屋か寿司屋の陰謀だと思っている。
バレンタインとホワイトデーがお菓子業界のそれと同じだ。

また、その食べ方にも問題があるような気がしている。聞け
ば、毎年決まった方角に向かって、一気に食べるというでは
ないか。飲み物の一気ならまだわかるが、食べ物の一気など
論外である。そうでなくても太巻きは長いわけである。
それを切らずに一気喰いするなど、そもそも品が無いし消化
にも悪いし、人によっては食後に胃もたれだってしないとも
かぎらない。お年寄りなら喉に詰まらせ死んでしまうかもし
れないではないか。

このように危険でかつ体にも悪い悪しき習慣に加担するなど
もってのほかである。縁起担ぎであんなものを今日食べるこ
となどないのだ。

しかしそんな私は、今日、うちの従業員さんの実家がお寿司
屋さんということで「恵方巻」をいただいてしまった。「私
はそのような寿司屋の陰謀には乗りませんと!」きっぱり断
ろうかと思ったが、角が立つといけないのでありがたくいた
だくことにした。

あとは、「北北西」に向かって食べるだけである…。




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