ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

国の中央で…

2012-02-27 21:02:59 | 時事(国内)
この人が仕事をすればするほど、厳しい局面にさらされる人が出てくるのは、
国として見れば大歓迎すべきことだとは思う。しかし、これが自分自身や身内
に及ぶ話となると、微妙なんだろうなという気がしている。

この度、大阪市の市バス運転手の給料が、来年度から4割近く削減されることと
なるそうである。

現在の市営バス運転手の年収が(平均739万円)ということなので、4割削減とな
ると440万程度になるということだ。当初、市バス側は交通局は民間の平均を
やや上回る2割強の削減案を橋下市長に提案したそうだが、「民間は赤字を出さな
いよう必死なのに、赤字だらけの交通局が民間平均なのはおかしい」と突き返し
たとのこと。

相手は2割削減の提案である。こちらは民間程度の4割削減である。「では真ん中
取って3割でいきましょう…」と妥協しないところが、さすが橋下さんである。
仕事のできる人というのは、この辺が違うのかもしれない。

しかし、聞けば28年間も赤字な訳である。このくらいはやらないと黒字化なんて
永久に無理だ。

やはり橋下さんには、ぜひ国の中央で仕事をしていだだきたいと思う。

その反面、現在の給料を当てにして、様々なローンを組んでいる市バスの職員な
どは、気の毒なような気もしなくはないが、まぁ、これまでがラッキーだったと
いうことで、現実を受け入れていただきたいものである。


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