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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

カルデロンとデカメロン

2009-03-14 18:16:37 | 時事(海外)
不法滞在で国外退去処分が確定したフィリピン人のカルデロンさん
一家が、特別在留許可を求めていた問題で、カルデロンさんらは、
娘さん13歳のみを日本に残すことを決め、両親は帰国することと
なった。

一見、この話を聞くと、家族3人日本に置いてやれば良いのに…
と、日本の役所の頭の固さに辟易してしまうが、そもそもこの両親は、
不法滞在だけでなく、偽造パスポートによる入国を図っており、その
ことも今回の裁定に不利に働いたと思われる。

様々な意見があると思うが、私は今回の件に関しては日本の判断は
正しかったのではないかと思うのだ。この両親は偽造パスポートに
不法滞在と最初から確信犯である。そしてある意味、娘さんを利用
して今後も日本に居続けようとしている。

今後、日本は高齢化社会に突入し、個人的にはアジア系も含めて
外国人の移民をもっともっと受け入れるべきだと思っている。
しかし、正式に手続きを踏んだ者に限る、というのは当然である。
不法滞在だけならまだしも、偽造パスポートはさすがに論外だ。

しかし、かわいそうなのは、13歳になる娘さんである。
今後は奥さんの妹さん家族と一緒に暮らすのだそうだが、
確かに、タガログ語が話せなければフィリピンに帰国しても大変だろう。

また、本当かどうかはわからないが、両親はマニラの貧困地区で育った
そうである。帰国後は仕事の目途もなく生活が大変だからと、娘を
置いておくのだと言う。もしこれが本当なら、日本の暮らししか知ら
ない娘さんが両親と帰国し、再び貧困地区に暮らすことになった場合、
その暮らしぶりに絶望し、人生棒に振ってしまう可能性すらある。

しかし、こうも思うのだ。この両親は日本で蓄えたある程度のお金で
そこそこの家を買い、また一方で何か商売を始め、実はそこそこの
生活レベルで生きて行けるのではないだろうか?と…。

もしも心底貧しかったら、そもそも日本に来れていないはずである。
借金して来たにしろ、本当に貧しい人々はそれすら出来ないのが普通
だからである。

この両親に対しては、あまり同情できないのだが、まあ、これから娘さん
にはとりあえず、タガログ語を覚えることをお薦めしたい。今後、
フィリピンで生活しなくてならない両親はますます日本語が下手に
なるだろう。そうなると日本語だけでコミニュケーションを取るのは
大変である。

それでも何はともあれ、娘さんには、ぜひ幸せになっていただきたいと思う。
そしていつの日か、日本とフィリピンとの架け橋になるような仕事
についていただきたいと節に願うばかりである。

「カルデロン一家」昔、少年隊の歌に「デカメロン○○」というのが
あった。非常に似ていると思うのは私だけだろうか?


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