先日、「県境の謎」という本を読んだことは、一昨日の
ブログに書いたが、今度はその海外版というべき本を
見つけた。
その本が「ワケありな国境」である。
世界の奇妙な国境線について、あれこれと書かれているの
だが、おそらくほとんどの方は興味がないに違いない。
しかし、世界の国境とは、たった1メートル動かす為に、
どれほどの血が流され、銃弾が飛び交ったことか。
陸続きの国境を持たない日本に住む我々には、理解し難いが、
国境には何となくそういう危うさも漂っているのである。
私は国境の街を旅するのが好きである。世界には柵ひとつで
隔たれた国境から、コンクリートのブロックで遮られた国境、
川を挟んでの国境、全く何もない国境など様々なものがある。
色で例えるならグラデーションである。一つの国に一つの色が
あるとすれば、その中間に位置する国境は、どちらの色でも
ないが、どちらの色でもあるのだ。様々な物が混ざり合って
混沌としていることもある。
それがまた、非常に面白い。
これまで、一度も国境の旅を味わったことのない方は、ぜひ一度
自分の足で超えてみていただきたい。
その体験には、きっと何か思うことがあるだろうと、思うのである。

ブログに書いたが、今度はその海外版というべき本を
見つけた。
その本が「ワケありな国境」である。
世界の奇妙な国境線について、あれこれと書かれているの
だが、おそらくほとんどの方は興味がないに違いない。
しかし、世界の国境とは、たった1メートル動かす為に、
どれほどの血が流され、銃弾が飛び交ったことか。
陸続きの国境を持たない日本に住む我々には、理解し難いが、
国境には何となくそういう危うさも漂っているのである。
私は国境の街を旅するのが好きである。世界には柵ひとつで
隔たれた国境から、コンクリートのブロックで遮られた国境、
川を挟んでの国境、全く何もない国境など様々なものがある。
色で例えるならグラデーションである。一つの国に一つの色が
あるとすれば、その中間に位置する国境は、どちらの色でも
ないが、どちらの色でもあるのだ。様々な物が混ざり合って
混沌としていることもある。
それがまた、非常に面白い。
これまで、一度も国境の旅を味わったことのない方は、ぜひ一度
自分の足で超えてみていただきたい。
その体験には、きっと何か思うことがあるだろうと、思うのである。
